Make A Difference

HappyDoll First Visit at AMAC





NY、猛烈に寒いんです、今日は特に。道がまるでスケートリンクのように、どこもかしこも氷がはっていて、道行く人たちはみんなヨチヨチ、ペンギン歩き!


さて、1月11日にスタートしたNY発信のHappyDoll。2011年のスタートをきるかのように1回目のHappyDoll セッションを、自閉症の子どもたちの通うステキな学校AMACで行いました。

1961年に設立されたこの学校は、2才から21才までを対象にしたニューヨークの中でも評判の高い学校です。AMACの目指すことは、通うすべての子どもたちが、いろいろなスキルを磨きながら、コミュミケーションスキルを向上できるように、様々なプログラムを提供しています。そして、卒業後には自分たちの得意なことで自立できるようになることをゴールとしている学校なのです。

ここでは、月曜から金曜までの授業の他、放課後や週末のプログラムも充実。さすがNYらしく、通学する子どもたちの出身地も様々。国や文化の違いをみんなでシェアーできるようにと、楽しいいろいろなイベントも年中開催しています。

今回のHappyDoll Teamメンバーは、昨年10月末、日本からのHappy Doll Project のみなさんと一緒に行ってくれた、RIE, JAE, MIOそしてミステリオでもおなじみのYASUKO&NAO。

私達がクラスルームに到着すると、部屋中の壁に手作りの世界各国の国旗の絵が飾ってあり、柱には日本の国旗がデコレーションされていました。テーブルの上には、日本製のキャンデイーもおいてあって、、、なんとやさしい先生たちの配慮なんでしょう!

そしてニコニコと私達を迎えてくださったのは、この学校のインターネット関係を担当しているMIKEさん。とても上手な日本語で、”いらっしゃいませ”と迎えてくださったのです。彼の奥様は日本人。奥様の実家の長野に毎年夏、行くのだと教えてくれました。

この日は、3才から9 才まで、10才から18才までの2回のセッションにわけてドール作りにはげみました。ひとつひとつが、それはステキな作品ばかり。カラフルで個性的なドールの数々をクリエートしてくれた子どもたちの笑顔がとても印象的でした。

ドールの名前を一生懸命に考える子供たち、、、その中に、病気のおばあちゃまの為にと、ドールの名前におばあちゃまの名前をつけて、”早く大好きなおばあちゃまがよくなりますように!”  とメッセージを書いてくれました。”お料理が好きなんだ、僕のおばあちゃまは”と、こちらはエプロン付き。(写真参照)

天使のようなあどけない4才の女の子がドールを作る早さには、先生たちも私達もあぜん。みんなの集中力にはびっくりでした。

作ったドールが日本に旅をするんだよ、と言うと、みんなの目の輝きがもっとキラキラ。じゃあ、日本ってどこにあると思う? という質問に、地球儀を持って、日本を探してくれた子どもたち。

日本語の挨拶、おはよう、ありがとう、どういたしまして、またね、さようなら、を覚えてくれたし、最後の記念撮影では、ミステリオがいつも集合写真を撮るときにみんなの合い言葉、”いち にっ いち にっ(数字の1と2)”も元気よくみんなで唱えてみました。

ドールたちは、よく乾くまで学校においてありますが、もうすぐHappyDollのオフィスに届けられ、そのあと旅行の準備にとりかかります。

こうして、ドールを通して子どもたちが世界をつなげていくHappyDoll、英語でウェブサイトも出来ました。

これからどんどんHappyDollのブログもウェブサイトでアップデートしていきますが、このウェブサイトはアメリカ人の中学生1年生達に理解してもらえる英語力になっているので、中学生以上の読者のみなさん、英語力をあげるためにも、読んでみてはいかが? http://happydoll.org/

Make a Doll, Travel the World!
Each doll is filled with the hopes of the children who created it. HappyDoll carry their hopes to other children around the world. linking a circle of hope.

A Very Moving Story......


雪の日に感動した、いい話し。

一昨年のミステリオ・サマーキャンプに、スタッフとして参加してくれた義息子THOMAS
大学と大学院で言語学を専攻し、卒業後はニューヨークのある語学学校で英語とフランス語を教えている。

実は彼、先生として人気がすごいらしい。去年の暮れには、先生や生徒たちの投票で、『その年の一番よかった先生賞=Rookie of the Year』を受賞したくらいだから!

その彼が、昨日学校の帰り道、道ばたにお財布が落ちているのを発見。落とし主を調べなきゃ、と中身をチェックしてみると、クレジットカードや現金300ドル以上入っていたという。名前や住所など手がかりになるものは、と探してみると、、、、癌治療用の病院の名前が書いてある名刺が見つかった。

それを手がかりに調べた結果、その落とし主が50代の男性で名前も判明できたTHOMAS。

早速、勇気を持ってその本人に電話をかけ、あなたのお財布を見つけたので今すぐにでも渡したいと伝え、直接会う事ができたという。

落とし主に会った瞬間、目には涙がいっぱい、思わずHUGされたTHOMAS。"YOU MADE MY DAY".(あなたに今日救われた。) と言われたという。

そこから会話が始まった、、、なんと、彼はお財布を落とす直前に、病院で前立腺癌の診断を受けた人だった。まだ早い段階だから絶対に助かると言われたけれど、目の前は真っ暗になり、ショックでたまらなく、そのことで気持ちが転倒したのか、お財布をなくし途方に暮れていたと言う。

拾ってくれた人が、あなたのような誠実な青年だったことは、天からのプレゼントだと。

そして、その彼、お財布の中から100ドルを取り出し、お礼として受け取ってほしいと。もちろんTHOMASは、そんなつもりで拾ったのではありませんから、と断ったけれど、”これは僕の気持ちだからとってほしい。”と言われたという。

NYは、安全な街になったというが、全員がよい人とは限らない。今回は、お財布を落とした穂人がとてもよい人だったことは、とてもラッキーだったと思う。

現金の入ったお財布をNYで落とした場合、お財布自体は戻ってきたとしても、現金が入ったまま戻ってくることは、ほとんどありえない。そんな街で、THOMASのとった行動は素晴らしい、と。思わず、I am so proud of you!!!! とテキストメッセージを送った。

すばらしいTHOMASのMake A Differenceだったと思う。(*ミステリオサマーキャンプから:お父さんのJOSHと、ミステリオタレントショーの写真

商売繁盛?! 満員御礼










今年のラッキーナンバーは絶対””。だって2011年1月11に、HAPPYDOLL が正式にNPO=Non-Profit Organization(非営利団体)として認められたんですもの!

先週は雪の影響で、なかなか新しいMSTERIO & HAPPYDOLLのオフィスの引っ越しが予定通りに進まず、、、、でもやっとオフィス用の家具がいくつか届きました。まだまだインターネットや電話の調子が完璧ではなく、不自由なこともあるけれど、とりあえずオフィスワークは今日で4日目。


今週このオフィスに訪ねてくださった6名の友達たち

第1のゲストはGOHEI (Pianist)
第2のゲストはRIEJAE (Happydoll original team member)
第3のゲストはMARIANNA (Piano Teacher)
第4のゲストはMIO&MICKY (Mother&Daughter Clothing designer, Happydoll "Doll" desinger - Happydoll original team member & her daughter)

来週の月曜には、Union Square にある自閉症の学校(AMAC)を訪問してHAPPYDOLLプログラムを開催。

今回遊びに来てくれたみんなで布をチョキチョキ準備にとりかかりました。どんなドールができるか、今からとっても楽しみです。


WE MADE A DIFFERENCE on CHRISTMAS DAY - クリスマスの日のMake a Difference
















去年の12月25日のクリスマス、ミステリオ・サンターズと有志の中高生スマイリーズたちと共に、毎年恒例のホーム訪問に繰り出しました。

今回は、東京・世田谷の特別養護老人ホーム喜多見ホームへ。2010年最後を飾るMake A Differenceを、そして入居者やスタッフのみなさんと、それはそれは楽しく充実した時間となりました。

今年の訪問はクリスマスの日に当たったので、サンタさんにとっては、年に一番忙しい日。最後まで来てくれるかどうか心配しましたが、じゃ〜〜〜〜ん、サンタさんちゃ〜〜んと来てくれたんですよ、プレゼントを持って! 

今回は、よしこさんの紙芝居でスタート、そのあとにサンターズのダンス、サンタさんの登場、そして映画サウンドミュージックの中から、スマイリーズによるドレミの歌とエーデルワイズの合唱、最後は手と手をとりあって、みんなで”きよしこの夜”を唄っておしまい、というプログラム。

発足して8年目になったサンターズ。今回ものすご〜〜〜くうれしくびっくりしたことが起きたのです。

最後の最後、さようならを言う時になった瞬間、どこからともなく、”アンコール!”と威勢のよい元気な声が聞こえてきたと思ったら、次の瞬間、わあああああ〜〜〜〜〜っというものすごい大きな拍手の渦。

ええええーーー、過去8年間でアンコールのお声はいただいたことないし、どうしよう、と一瞬戸惑いと困惑を隠しきれない私達。だってーアンコール用の出し物がないんだもの。すると、どこからともなく、”もう一度踊ってっえ〜!” とより一層元気な声が聞こえてきたのです。

こんなに大勢の人生の大先輩たちが、私たちを待っていてくださった、そしてもう一度踊ってほしいと言ってくださった、、、、、これには感動したなあ。

10月から一生懸命練習してきたサンターズたち、アンコールの声のお陰で、23日のミステリオクリスマスパーテイー以外に、この訪問で2度も踊ることができたんですよ! よかったよかった、パチパチパチっ。 

最後に、元キャンパーの1人が今年サンターズとしてデビュー、訪問も初参加の現在ミステリオスタッフが、それは感激的な感想文を送ってくれたので、その一部をみなさんに披露したいと思います。

『私は今日、今までのクリスマスの中で一番幸せなクリスマスを過ごすことができました。初めての老人ホームへの訪問だったこともあって、どんな感じなのかとかも分らなくて、正直不安もあったんだけれど、本当に本当に素晴らしい時間でした。

最初はご老人の方も緊張というか、すごく表情とかも硬くて、笑顔とかも全然なくって、実は、”どうしようっ!みんなに元気をあげることできるのかな?”と思ったんです。でも、よしこさんの紙芝居やサンターズが踊ったり、サンタさんが来てプレゼントをあげたりしているうちに、本当にみるみるうちに、みんなの表情はもちろん、空気が全然変わってきて、さらにさらに、まさかのアンコールまで!!!本当に嬉しくて、涙が止まりませんでした。


私たちが元気をあげるどころか、本当に私たちがたくさんの元気をもらいましたよね!最後のお
別れの時間では声をかけてもあまり反応のない方でも、手を握ると私よりも強い力で握り返してくれたり、ありがとう、と声をかけてくれたり、初めの空気とはまるで違いました。

とても柔らかい雰囲気になったし、なによりみなさんが素敵な笑顔を見せてくださったことが、本当にうれしくてうれしくて仕方ありませんでした!

大好きな仲間と、こんなにも素敵な笑顔に囲まれて、こんなにも素敵な時間を過ごせて、私は本当に幸せだと感じました。』

We Made A Difference at Kitami Nursing Home on Christmas Day!

今日は時間をちょっとさか登って、、、、時は去年の12月25日のクリスマス。


ミステリオ・サンターズと有志の中高生スマイリーズたちと共に、毎年暮れに必ずホーム訪問を続けているミステリオの様子をお届けしましょう!

今回は、東京・世田谷の喜多見にある、特別養護老人ホーム喜多見ホームへ出向き、2010年最後を飾るMake A Differenceを入居者やスタッフのみなさんと一緒に、それは楽しい充実した時間を過ごすことができました。

当日訪問後に、ミステリオメンバー全員で記念撮影、ハイチーズ。


Christmas Tree Trimming Party


クリスマスシーズンが近づくと、パーテイーにおよばれする回数も増える中、"Please join us for a Tree Trimming Party" という招待状が目立ちます。

このTree Trimming Partyとは、一体なんぞや?? では、まず英語で『Trimming』の意味はを調べてみると、整理・整頓とか写真をトリミングするとか、切り取るとか、刈り取るとか、、、、。Tree は木、ということは木を刈り取るパーテイー、いやあそれは変でしょ。待てよ、もう1つ意味を見つけました。”飾り付けする”という意味。


ってことは、そうか、ツリーの飾り付けのパーテイーってことだ。

ニューヨークの街角には12月になると、24時間クリスマスツリーが路上で販売され、それぞれのお家の大きさに合わせてツリーの高さを吟味(ぎんみ)しながら買っていく人たちの姿をたくさん見かけます。

えっちらおっちら、かついでそれぞれの家に運ばれたツリーに、みんなで集まってデコレーションをしましょうと、招待された人たちは1人1つのOrnament (クリスマスツリー用のデコレーション)をプレゼントとして持っていく、というのが、このTree Trimming Partyの目的なのですね。

今月すでに4回およばれしたTree Trimming Partyの中で、昨日招かれたTrimming Partyが、最も思い出に残る時間となりました。このパーテイーの主催者Sallyとはゴルフを通じて知り合ったお友達。ご主人のPaulもゴルフが大好きで、時々Joshと4人でプレーすることもありました。

ところがこの春、Sally&Paulは2人でゴルフのプレー中、Paulが心臓発作を起しゴルフ場で天国に召されてしまったのです。あまりの突然の悲しい出来事に、私達ゴルフ仲間も大ショック。

Sallyが一番大好きな季節がクリスマス、この時期にツリーを飾ることをずっとこばんでいた彼女から、天国に召された主人がきっと見ていてくれると思うから、仲好しのガールフレンドと一緒にTree Trmming Party をすることにしました、という連絡をもらったのが2週間前。

その代わり、今まで集めたデコレーションには、2人の思い出がたくさんありすぎるから、今年は全部新しいデコレーションで飾り付けをしたい、というSallyの想いを大切に、仲好し達が40名集まりました。

正直、彼女の家に着くまでパーテイーが実現するか不安でした。そのくらい、彼女の悲しみが大きかったから。

当日、明るい笑顔で迎えてくれた Sally。集まった全員一人一人に、Hug=ハグをしながら ”私のソバにいてくれてありがとう。”と言う彼女の目には、ひとしずくの涙が、、、。

クリスマスライトが灯されただけの、何もついていない大きなクリスマスツリーに、ゆっくりと1つ1つOrnamentがSally の手で飾られていく姿を見て、私達も思わずもらい泣きしてしまいました。

40個のOrnamentが飾られたツリーから、たくさんの愛を感じました。

もう大丈夫、Sally は、きっと元気にメリークリスマスを迎えられると思います。

Happy Holidays Happy Doll!




11月1日11月5日のブログに、Miracle=奇跡が起きたと言ってもいいほどの、すごい出来事がNYであったことは、すでにお伝えしてありましたね。

Happy Doll Projectこのプロジェクトを日本でスタートしたワンダーアートプロダクションの高橋雅子さん&ステキなスタッフの皆さんの力があつまって、銀座の和光のショーウィンドーにHappy Doll Projectのデイスプレーが、25日のクリスマスまで飾ってあります。

今年1年、病院や介護施設を雅子さん達が自ら訪問し、みんなと一緒に作った450体のHappy Dollが、まるで天使に守られているかのように美しく飾ってあるよと、すでに見に行ったミステリオの仲間たちが教えてくれました。この中には、もちろん、NYで作られたHappy Dollも仲間入り

あるキャンパーからはこんなメッセージが届きました。『元気が出る人形ばかりでした。一つ、一つ素晴らしい人形が集まって飾られるとさらに素晴らしくなると感じました。人形に込められた思いがみんなに見られて嬉しそうだと思いました。』

ハッピードールと一緒に、クリスマスの気分をエンジョイしに、銀座和光まで行ってみて!

来年2011年からは ニューヨークでもHappy Doll がスタートします。




Happy Holidays, Peace, Anthony!



見てみて〜〜〜〜〜アンソニーのショッピングカート・ツリーに、ブルーのきれいなライトが見事に点灯されました!


ショッピングカートがこんな素晴らしいアートになっちゃう、これもMake a Difference.

Look, everyone! Here is an Anthony's art work - Shopping cart Christmas Tree.
This would definitely make everyone so happy and cheerful during a holiday seasons.

BRAVO GOHEI!


今年の夏、ミステリオ・スイートチャリテイーコンサートに出演、その直後ミステリオサマーキャンプで、ミュージック・デイレクタ−を務めてくださったNISHIKAWA GOHEIさんのリサイタルが、昨晩、ニューヨークのカーネギーホール Weill Recital Hallで行われました。チケット完売。


会場にはMarianna, Asako, Nao, Yasuko, Rasheem, Simon や何人かのキャンパーたちの、なつかしいミステリオの仲間の顔も見かけましたよ。

今回は北海道からいらしたソプラノの歌手・ 高橋雅子さんの伴奏、そして彼自身のソロ演奏と、最初から最後まで出ずっぱりのGOHEI。

プログラムの1部は、みんなに馴染みのあるオペラや宮崎駿(はやお)の映画作品主題歌でスタート。後半はミュージカルから有名な曲を3曲。私が感動したのは、1部の最後の曲。だって、なんとこの夏のサマーキャンプでテイーンズたちが見事な演技と歌唱力を見せてくれた”あの”Sound of Musicの最後の曲、『Climb Every Mountain=すべての山に登れ』だったのです。まるであのキャンプ場の美しい山々が見えてくるような感動でした。

そしていよいよ2部、GOHEIのソロ演奏

荘厳で緊張感に包まれた空気の中、まずプーランク作曲の即興曲第15番で幕を開いたGOHEI。この曲そのものが持つ美しくせつない旋律に、少しづつ観客の心に響き渡り始めました。

2曲目はメンデルスゾーン作曲の無言歌集。この曲は、2つの旋律がそれは美しく交互に、まるで恋人同士が二重奏を奏でるかのような曲。この時には、すでに観客全員がGOHEIの演奏に完全にとりこ状態。表現力、彼の人間性、今まで培ってきた努力、そのすべてがホールいっぱいに響き渡り、私達の心に癒しを与えてくれたのです。

3&4曲目は、ショパンのノクターンの中でも、最もドラマチックな作品と言われている作品48-1、そしてスクリャービン作曲のエチュード 作品8-12。こちらは、最後まで途切れなく続く右手のオクターブと、左手は一瞬の休みなく最後まで音が動き続ける、というそれは高度なテクニックを必要とされる難しい曲を演奏してくれたGOHEI。

1999年、将来すばらしいピアニストになると約束されNYに渡ったGOHEI。2005年その彼を襲ったディストニア(dystonia)という神経性の病気。両手の演奏機能を完全に失い、ドクター全員から完治は不可能と言われながらも、あきらめずに自分なりのリハビリを続けた彼。少しづつ右手の機能が快復し続け、今は右指が4本、左指が2本が動くようになったGOHEI。

人の何十倍も練習をしなくてはスタート地点にも立てない、緊張しすぎても、指の動きが悪くなる、というハンデイーを持ちながらも、昨晩の彼の演奏は、まるで彼に何か特別な光があたったかのような素晴らしさでした。

2人の演奏が終ったその瞬間、盛大な拍手と会場を埋め尽くした観客全員が一斉に総立ち。鳴り止まない拍手に、思わずGOHEIの頬に涙がすーっと流れていました。

あの異常なほどの観客の熱気はどこから来たんだろう、と考えた時、彼の演奏の内容はもちろんのこと、GOHEIを応援したいと思うとてつもない大きなエネルギ−と、彼を見守るみんなの大きな愛の力があったからだと心から感じました。

もう大丈夫、GOHEIはこれから指の障害を持っていようとも、これだけのニューヨーカーたちが応援してくれる中で、どんどん力を出して演奏活動をしていけると思う。

たくさんのMake a Differeceを示してくれたGOHEI、ありがとう。

おめでとう、雅子さん。BRAVO、GOHEI!!! (写真撮影は絶対禁止なのですが、内緒でそっと撮った写真を掲載しちゃいます。)

Halloween Miracle - ハロウィーンの奇跡




この週末のニューヨークの町中はハロウィーンで大にぎわい。それと同時に、後1週間に迫ったニューヨークマラソンの準備も着々と進んでいる。


そんな中、土曜の朝、奇跡が起きた!

今からたった4日前、お友達のMASAKOさんから1通のメールが届いた。彼女はWAPというアートで幸せのうずまきを創ることを目的に、美術館や病院、学校や地域社会など大切なステージにアートの潤いと感動を届けているnon-profitの代表。MASAKO さんはアートを通して日本中にMake A Difference を実行している最高にステキな女性。

そのたくさんの活動の1つに、Happy Doll Project がある。これは、日本全国の子供病院や養護介護施設をMASAKOさん自ら出向きながら一緒にお人形を作り、出来上がった人形たちをその場で展示し、次の病院へバトンタッチしていくというステキなプロジェクト。

彼女と出会った時、いつかこの人形たちが世界に旅することができたらどんなに素晴らしいだろう、と想った私の気持ちとMASAKOさんの想いが一致して、今年中に一度ニューヨークでHappy Doll をやってみようと計画を練っていた結果、今年中は難しいけれど、来年の1月に1カ所で開催が決定!

ところが、彼女からのメールには、”今年中に自分たちの作った人形たちがニューヨークに旅することを心待ちにしている子どもたちがいる、そしてその子どもたちがもしかしたら、来年まで年を越せないかもしれない” という内容だった。そして、”なんとか来週中に、どんな小さい規模でもいいからHappy Doll Projectを実現できないだろうか”という相談だった。

そんな、、、、年を越せないなんて、、、、、。急に何かにとりつかれたかのように、不思議な力がわいてきた。早速ミステリオでおなじみの、YASUKO、NAO、そしてミステリオグッズやカードのデザインをしてくださっているRIEさんを巻き込み、Happy Doll New York チーム結成。それぞれが、この緊急な私達のお願いに協力してくれそうなところに一斉に連絡を入れたのだ。

そして、MASAKOメール到着の翌日水曜日、電話が鳴った。今度の土曜日、ある場所でやるハロウィーンイベントでHappy Doll をやってほしい、という内容だった。

思わず、みんなでヤッタ〜〜〜〜〜と歓声をあげる。東京のMASAKOさんにすぐ連絡をとり、今すぐ旅の準備を始めてほしいとお願いした。

そして、MASAKOチームは無事金曜の夕方にニューヨークに到着。その翌日土曜日の朝、日本からのHappy Doll チーム3名とニューヨークの緊急Happy Doll チーム6名合同でイベントに繰り出した。

このイベントを企画したのは、BARBARAさん。彼女は癌の子どもたちや、その家族の精神的や経済的なサポートだけでなく、子どもたちの夢をたくさん叶えてあげる支援しているnon-profitの団体CandlelightersNYCのExecutive Director。何回か交わす電話の向こう側に、とてつもない大きなエネルギーを彼女から感じた。”当日は紫のカツラをかぶる予定なの、すぐにわかると思うわ”と。

イベント会場は某有名なニューヨークのおもちゃ屋さん、そこを開店前に貸切にして、この団体からサポートを受けている癌におかされた子どもたちや、その家族たちを招待することが目的だ。

もちろん、ハロウィーンだからコスチュームを身にまとい、Happy doll チームは一足先にお店に入り準備の為に2階のパーテイールームに向かう。

そこで、子どもたちが作る世界に1つしかない人形作りのお手伝いを、私達チームがサポートした。真剣に楽しく取り組む子どもたち、その親や兄弟姉妹も、横においてあるたくさんのケーキやクッキーなどには目もふれず没頭する姿に、チーム全員、思わずホロリと涙した。

出来上がった人形に、それぞれがメッセージカードに名前を書き込むと、自分の名前や、早く元気になってね、を日本語でどう書くのか教えてほしいという子どもたちが大勢いたことには驚いた。

MASAKOさんから日本の病気の子どもたちが作った人形を、ニューヨークの子どもたちにプレゼント。それをうれしそうに受け取って手にとって見る子どもたち。日本はどこにあるの、いつか行ってみたいなあ、という言葉に、また涙した。

そんな感動的な土曜の午前中を終えたあと、午後に電話が鳴った。今度の火曜日に、是非来てほしいという子供病院からだった。

MASAKOさんのメールからわずか4日間で、2つのところからお誘いを受けることになったHappy Doll Project。

『奇跡はない、すべては必然だ』とよく言われるが、今回のこの出来事は、まさしくそうだと思う。ゼッタイにギブアップしなかったMASAKOさんの熱意と、日本の子どもたちの強い願いが、想いを同じくして協力したいというニューヨーカーたちに伝わった結果、実現できたのだつくづく思う。

火曜日には、また病棟にいる子どもたちと一緒にお人形を作りに行く。

MASAKOさんとお2人のスタッフ・YUIさん&NAOさんの手で、ニューヨークの子どもたちが作った人形たちを、日本の子どもたちに届けるその瞬間を想像するだけで、涙がとまらない。

HAPPY DOLL PROJECT こそ、すばらしいMake A Differece。

来年から、ここニューヨークを発祥地にスタートするHAPPY DOLL、人形たちが子どもたちの夢を託して世界を旅することができますように!!!

(写真のピンクのコスチュームがMASAKOさん)

Santa's Rehearsal has BEGUN! サンターズのリハーサルがスタートしました!

いよいよ、、、、サンターズのリハーサルがスタートしました。


毎年ミステリオのスタッフから有志を募って結成されるこのダンシングチームも、今年で8年目を迎えました。リハーサルは毎週土曜日の夜。

なんとびっくり、今年は27名ものダンサーが登場します。年齢は18才から74才まで。

そのうち、サンターズデビューは8名。中には、去年までキャンパーだったという顔も!

サンターズたちは、12月23日のミステリオのクリスマスパーテイー、そして25日のクリスマス当日に世田谷にある特別養護老人ホームでパフォーマンスを披露します。

2010年最後の締めくくりに、サンターズがみなさんにお届けするMake A Differenceをどうぞお楽しみに!

Santa's rehearsal has begun! There are 27 dancers will be performing at the MSTERIO Holiday Party on 12/23, and at the nursing home in Setagaya on Christmas Day.


Fall Cleaning Party in NY!



秋のクリーニングパーテイー、大盛況! 


すっかりおなじみになった、クリーニングパーテイー。自分が着なくなった衣服類や家庭用品を持ち寄って、そこに集まった友達同士が気に入れば、自由になんでも持って帰れる、そのうえ、残ったものは全部ドネーションするから、私達の知らない人たちにも喜んでもらえる、まさにwin-winのこのパーテイー。

今回は、今までで一番の出席率と品数。品物の中には、ええええ〜〜これまだ新品、ホントにいらないのおおおお、という物がたくさん。靴の数なんか、イメルダのクローゼット状態。

パーテイー会場で物色をしている一方で、今回はちょっと違った試みにチャンレジ。ジュエリーデザイナーのお友達に、彼女の作品を持ってきていただき、会場販売を行ってみました(写真参照)。ステキな作品の数々に、みんなうっとり。彼女は私の学校の1年後輩、ニューヨークでアトリエを持ち、ジュエリーデザインだけでなく、等身大以上の大きな彫刻も作っちゃう才能ある女性。彼女のサイトはこちらをクリック!

まるでここはバーゲン会場かっ!というほどの熱気。ピーチクパーチクおしゃべりにも花が咲き、シャンパーンやワインを片手にミニカップケーキやミニおにぎりを試食しながら、久しぶりの再会を果たしたという友達や、多くの新しい友達との出会いもあったようです。

みんなの幸せを感じることが、元気の源。

ニューヨークのクリーニングパーテイーは、又、春に。東京では冬を予定しています。

それまでに、いらない物を集めておこうっと! 

Leaning for All


ニューヨークも日に日に、秋らしいお天気になってきましたよ!


今日は、とっても活気的なコンセプトのもとに、スタートしたあるプロジェクトをみなさんに紹介したいと思います。

ニューヨークで知り合い、今は日本に住んでいるお友達・ATSUKO さんが関わっている教育系団体のNPOプロジェクト"Learning for All" 彼女は本業の傍(かた)わら、この団体で活動している行動力抜群の女性。そういえば、去年暮れには、ミステリオの養護施設訪問に一緒に参加してくださったな。

ATSUKOさんからいただいたメールを読んで、うん、これならとても簡単に自分の身近でMake A Difference ができるぞ、と思ったのです。

この団体は、アメリカで公教育を支援する団体 "Teach for America"のモデルを日本で実現しようじゃないか、と昨年10月よりTeach for Japan準備会として活動している団体。

知る人ぞしる、このTeach for America の創立者、Wendy Koppとは、個人的に20年前に お友達になり、MSTERIO立ち上げの頃には、彼女からもいろいろとアドバイスをいただいたこともあるんです。(Wendyのことを書いたブログはここをクリック

Teach for America は、米国内の貧しい地域へ全米のトップスクールを卒業した大学生を2年間有給の講師として派遣し、より多くの子供達により優れた教育を提供することを目的として活動するNPOです。1990年にプリンストン大学の卒業生Wendy Koppが卒業論文にまとめたアイデアを基にたったひとりで立ち上げ、2009年度の米国大学生就職先人気ランキングでは6位、7位と、今では倍率の最も高い、ここで就職をするのはとって難しい。非営利団体(NPO) でここまで若者の人気をゲットしたところは唯一この団体だけだと言ってもよいほどに成長しました!

そして、この団体に目をつけたある日本人が、Wendyのミッションを受け継ぎ、Teach for Japan準備会 Learning for Allを立ち上げたのです。

日本で今後展開しようとしているこの団体は、日本国内で経済的要因により学力レベルの低い地域での教育支援をしていきたいというのが第一の目的。その活動の一環として、今年の夏、25名の大学生が八王子の中学生30人に授業を教える「Summer Program 2010」を実施したことも8/29の読売新聞朝刊の社会面(32面)に大きく掲載されています。

私が当時Wendyと出会ったのが1988年。その時から彼女の夢は一歩一歩現実化していき、1990年には実行、20年たった今、これだけの団体に成長したのですから、長い目で多いにこのTeach for Japan にも期待し応援していきたいと思っています。

そこで、今日みなさんにお伝えしたい身近にできるプロジェクトとは、"ほん"プロジェクト古本のリユースを通て社会貢献を行っている株式会社バリューブックと協力して、ひとりひとりの子どもの可能性を最大限活かす社会を実現するために、みんなのまわりにある古本を活用することを目的とたプロジェクトです。

寄贈された古本は、株式会社バリューブックスにより買い取られ、買い取り金額Teach for Japan準備会Learning for Allに寄付されるというしくみ。買い取りのできない本は、"Book Gift Project"により、児童施設や老人ホーム、介護施設などに寄付されます。読まなくなった本は、きっとどこのお家にも眠っているはず。その本たちが、こんな形でいろいろと活躍できちゃう、ステキなことですね。

申込み方法、とっても簡単>

1. 不要になった書籍と申込書(http://www.hongaeshi.jp/#moushikomi)を段ボールや紙袋に詰めて下さい。
2. 株式会社バリューブックス(0120-826-295)に電話、"ほん"プロジェクトに申込む旨を伝えて下さい。
3. なんと、5冊以上の本の場合には、ヤマト運輸が無料で引き取りに来てくれちゃうのですよ。 
子どもたちの未来のための「ほんがえし・プロジェクト」は、 誰でもできるMake A Difference! 

さあ、お家の本棚、オフィスの棚、倉庫の中をクリーンアップしてみてはいかが?

本屋さんの将来


家の近所の有名な大きな本屋さんBarns of Noble 日本の紀伊国屋さんのようなお店が、来年の1月に店じまいすることになった。15年間、待ち合わせ場所としても便利だったし、本だけじゃなくて、CDや文房具、カフェもあってすっごく好きな所だったのに、残念でたまらない。


本屋さんに入ると、どの本を買おうかと歩きまわったり、本を手に取ってぺらぺらとめくって読む、そんな感触が私は好きだ。なのに、アメリカではNookやKindleというワイヤレスの電子ブックが登場したお陰で、わざわざ本屋さんに行って本を買う人の数も少なくなっているし、読書する人の数さえも減っているという。これも残念なこと。ミステリオのサマーキャンプのみんなは、読書がすっごく好きなのになあ。

Barns&Nobleからさほど遠くない場所で、毎朝7時、ワークアウトに行く途中、必ず同じ1人の男性に出会う。その彼、すっごいボロボロの古いHonda Civicの中古車に乗っている。そして、毎朝同じ時間になると車を同じ場所に駐車する。その車の中から、小さな折りたたみの机を取り出し、その上に車中いっぱいに山積みになった古本を1冊1冊取り出して並べ、販売し始める、そして日が暮れると机も本も片付ける、これを毎日繰り返している。

ついに最近、彼の名前がCharles Mysak さんだということがわかった。 そしてCharlesさんは、元は小さな本屋さんを経営していた人だといういうことも。

大きな本屋が軒並みに登場し、小さな本屋を経営することが難しくなった彼は、自分の店を閉める、そしてこの生活を始めるようになった、本屋であることのプライドだけは捨てたくないと。

そんな彼、寒くなれば近くのBarns&Nobleに駆け込み体を暖め、お手洗いに行きたくなれば、Barns&Nobleに立ち寄るという。

彼の売っている本の平均価格は、5ドル(500円)以下。だいたい1日の売り上げは100ドル(1万円)程度。これが彼の生活費。

そんな彼は、Barns&Noble が閉店することは、とっくの前から予測していたという。その彼の一言がとても印象的だった。"Ignorance and indolence is the primary problem. If you take care of the mind, everything else follows." (この世の中で、無知と無精が問題なんだ、精神や心にいつも気を配っていれば、この世の中、あとはすべてうまくいくもんさ。)

Charles さん、これから近所の名物おじさんになるかも! 






World Premier ANPO in Toronto-BRAVO LINDA! でかしたリンダ監督!

世界の映画祭の中でも、最も評判の高いトロント映画祭がカナダ・トロントで今、開催されている。


ミステリオが出来たときから、ずっとミステリオを応援し続けてくれているLINDA HOAGLUNDさん、彼女はミステリオクリスマスパーテイーや、テイーンズプログラムにも来てお話しをしてくださったこともある、その彼女の初監督作品ANPOWorld Premierに、日曜日JOSHと一緒に観にいった。

さすが世界の一流が集まる映画祭だけあって、歩いているだけで参加している人たちの熱いパッションを感じる。

以前ミステリオサマーキャンプでシェフとしてNYから参加してくれたMICA(NYの海の家レストランのシェフ)にもばったり、彼女もLINDAの大ファンだから。

生まれてから高校まで日本で育ったLINDA、大学はアメリカで過ごし、卒業後はテレビ局に勤務、その後ドキュメンタリー映画制作会社に入社しキャリアを積んた後フリーに。今、メジャーな日本映画の英語字幕はほとんどといっていいほど、彼女が入れている。

一流の監督たちと仕事をしているうちに、いつか自分も映画を作るという夢を持ち、何年か前には、初プロデユーサーとして特攻隊をテーマにしたWings of Defeatを制作。そして今回、監督&プロデユーサーと、2つの大役をこなし、ついにこの作品が出来上がった。好奇心、探究心、勉強家、努力家、とてもダイナミックな発想を持つ反面、すっごく細かいところまで気がつく。そしてゼッタイにあきらめない。だからこそ、この映画ができたのだと思う。

アメリカ人でありながら、日本のことを誰よりも愛し、日本とアメリカを正当に厳しく評価する目を持つ彼女。

歴史的事実は事実としてしっかり見つめ認めながら、彼女のフィルムは、今まで誰の目にもとまることなかったとてつもない数の一流のアートを通して、これから私たちができることは何なのかを考えさせる、静かにお腹の底にジーンと、とても大切な何かを残してくれる。武石聡さん、永井晶子さんによる音楽も素晴らしかった。

日本公開は9月18日から。日本の若者がどんな受け止め方をするか、とても楽しみだ。そしてあのANPO の時代に生きた世代の人たちが、どんな想いでこの映画を見るのか、とても興味がある。

日本で育ったアメリカ人LINDA、だからこそこの作品ができたのだと思う。誰にもまねのできないユニークなこの作品のこれからが楽しみでたまらない。この映画は、ゼッタイに一人立ちしていくと思う、そして何かがきっと変わる、そんな予感がしている。

Executive Director に、彼女はBetty Hoaglund を選んだ。映画の後で、Bettyさんってどなた、という質問に、19才の時に亡くなった私の愛する母です、と答えていたLINDAの笑みに誇りを感じた。

9.11を土曜日に迎え、弟Richを亡くした親友のSusanが彼女の家族と共にNY訪れ、久しぶりの再会をした。Richは私にとっても、弟のような存在だった。二人で抱きあい、泣きあい、Richを思い出し思い切り笑った。そして LINDAのANPO。

充実した週末だった、私にできるMake A Difference はまだまだこれからだと確信した週末になった。

あるミステリオキャンパーのお母さまによる最近のインタビュー記事はこちらをクリック

(写真はトロント映画祭の始まる入り口で、LINDA HOAGLUND監督、編集:Scott Burgess、音楽:武石聡、永井晶子)

Msterio Sweet Charity Concert Total YEN amount is.....


さあ、9月になりました。

今日は先月7月24日のミステリオ10周年記念・スイートチャリティーコンサートで、みなさまからいただいたドネーションの金額のご報告です。


お陰さまで、参加費から集めたお一人300円の寄付は、合計 64,800 円、また、ラッフル(プレゼント抽選)&わたあめや、個人的にご寄付をいただいた分を含めての合計は79,973円。


合わせて合計金額144,773は、このMADキャンぺーン用に開設したMAD (Make A Difference) FUNDに振込ませていただきました。


来年の末まで、機会あるごとにみなさまからの寄付を募り、また、それをどんな団体に寄付すれば、Make A Differenceできるかというアイデアをいただきながら、最終的には、その中から選択したいくつかの団体にミステリオとして寄付させていただく予定です。


すでにいくつかのとても素晴らしいアイデアをいただいています、みなさまからのアイデア、たくさん待っていますよ。


今後も、このMAD FUNDにご寄付いただく場合には、下記の振込先までお願いいたします!

三菱東京UFJ 吉祥寺支店 店番号220

口座番号 0125766 (有)NoZoCo MAD FUND


来年の末までにこのFUNDにどのくらい集まるか、とてもワクワクしています。これからもみなさんとエンジョイしながら 、さらなるMake A Difference を実行していきたいと思っています。


ミステリオのクリスマスパーテイーは、1223を予定しております。また、皆様とお会いできますことを、今から楽しみにしています。


それにしても、ニューヨーク、まだまだ暑~~~~い。

You are SOOOO Sweet!

ミステリオ10周年を記念して行われた、ミステリオスゥイート・チャリテイーコンサートが終わりました。


200名以上の1歳から80歳代までの幅広い年齢層のお客さまや、今までミステリオに参加してくれたキャンパーやスタッフと一緒に、クラシックやポップス音楽の本格的な生演奏を聞きながら、歌あり踊りありのスイートな時間、そして種類豊富なデザートがたくさん並ぶデザートビュッフェや、Cotton Candy machine=わたあめ機もお目見えしての3時間。


Make a Difference キャンペーンのスタートとして、ラッフルチケットも販売し、豪華賞品の数々に当選した方達は、まるでクリスマスが来たかのように、きゃーきゃーの連続。その中でも特にpriceless(値段のつけられない)のむっちー&よしこさんによる、フリーハグは大人気。

コンサート最後には、Ms. ストロベリーショートケーキさんが、ミステリオロゴをラズベリーであしらった大きなバースデーショートケーキを押しての登場に、会場からは WOW!!!の感動。

そこで、またびっくりしたことが、、、、ミステリオが10歳になったその日、会場には、なんとこの日がバースデーだった女の子がいたのです、しかも10歳のバースデー。NYからゲストで迎えたピアニストのGOHEIさんの伴奏で、みんなで歌ったバースデーソングは、とてもスペシャルでした。

Ms. ストロベリーショートケーキさんによる、紙芝居もMake A Difference を意識してのストーリー「It is a small kindness - 小さな親切」に、身の回りでできる小さな親切をやっていこうね、とみんなで約束。


最後にみんなで覚えたone point english は、 You are SOOOO sweet!!!!


これから1年かけて、みんなでドネーション先を一緒に考えながらイベントごとにお金を集めていく、ミステリオMAD (Make A Difference) キャンペーン、この日のラッフルの売り上げ金額は、なんと6万円にもなりました。Thank you VERY much.

来年の今頃、MAD Boxにたまったドネーションをどこに持っていくか、ますます楽しみになってきました。

みなさん一人一人がスイートな気持ちになればなるほど、Make a Differenceも、もっと身近に感じるはず!!!

Have a super SWEET summer!!!

ミステリオサマーキャンプまであと3日。

TSUBOMI


覚えているかな? 随分前のミステリオサマーキャンプのお別れ会の時に、みんながプレゼントしてくれた鉢植えのこと。


キャンプの最中に、私にはヒミツでそっと、植木鉢にみんながメッセージを書いてくれた小さなタイルを1つ1つ丁寧につけてくれたあの鉢植えのこと。

那須のキャンプ場で見つけたという、緑の葉っぱをその鉢植えに入れて、渡してくれたよね。

NYに持って帰って来たかったけれど、それはできないと、泣く泣く東京のYOSHIKOさんの家にあずけていたあの鉢植え。葉っぱの種類もわからない、いったい花が咲くのかどうかもわからない、その上、なかなか大きくならないなあ〜と思いながら、YOSHIKOさんが大事に大事に何年も育てていてくれた鉢植えに、なんと、ついに、つぼみが出てきたのです!

まるで、この夏10周年を迎えるミステリオをお祝いしてくれるかのように、可憐なかわいいお花が、、、、、。

毎日毎日、きっとやさしい言葉をかけながら、お水をやって育ててくれていたのでしょう。YOSHIKO さん、ありがとう!








Wonderful Artist SATOMI


先週、結婚したMikiが髪の毛につけていたステキな髪飾りに注目!

この髪飾りをじっくり見てみてください(写真参照)。きれいでしょ〜〜〜〜!!!

これを作ったアーチストは、なんとSATOMI。毎年、ミステリオサマーキャンプでみなさんに配るミステリオパスポートの表紙を作ってくれているのもSATOMI。その彼女が、今師匠になるべく勉強している、日本伝統工芸アート『水引』

水引(みずひき)といえば、一般的には贈答品封筒に付けられる飾り紐として馴染みがありますが、なんと、などの置物や髪飾りとしても使われるのだそうです。

水引の歴史を調べてみると、なんと1400年以上も続いているそうで、茶道や華道よりも長い歴史があるのだそうです(知らなかったっ!)初めは、飛鳥時代(聖徳太子の時代)607年に遣隋使として隋(現在の中国)へ渡った小野妹子が、帰国した時に、中国の方からいただいた贈答品に紅白の麻紐が結ばれていたことにあると言われています。その麻紐は、渡航の安全を願って結ばれていたことから、それ以来、日本でも宮廷への献上品を、紅白の麻糸で結ぶ習慣が生まれたそうです。その後、その形は、日本独自に変化して今もなお続いているのです。

お金を渡すときや、贈り物をするとき、ものをむき出しで渡さず、必ず何かに包んで渡すのは、日本独自の美しい文化ですね。でも、昔は今のようにステキな包装紙もなかった時代なだけに、水引は、きっととても大切な文化だったのでしょう。その上、なんと昔は、、、、水引が結べないとお嫁に行けなかったのですって。(きゃあ〜〜〜ビックリ)

そんな深い歴史を学びながら、SATOMI が心をこめて、MIKIの為に作ったこの髪飾り、素晴らしいでしょ!!!

いつか、サマーキャンプでSATOMIに水引の作り方を教えてもらえる日がくるといいなあ。

これもSATOMIのMake A Difference、ですね。

MSTERIO 10th Anniversary celebration is on our way!


この夏、ミステリオは10才のバースデーを迎えます!


それを記念して、7月24日には、東京都内で『Sweet Charity Concert』 という最高にスイートで楽しいMake A Difference のイベントを計画中。

思えば今から10年前、ミステリオのオリジナルソング2曲は、今、大活躍中の音楽家・秦万里子さんに作っていただきました。

そして10周年を記念して、今度はここニューヨークで、英語のミステリオ・オリジナルソング "I will move Mountains"のレコーデイングが行われました。作詞作曲はCarol Guerrero、シンガーのJanelle Renee、ミュージックデイレクターのAlex、レコーデイングミキサーの4人の素晴らしいチームワークの元に出来上がった曲は、この夏のサマーキャンプで初公開する予定です。(Janelleは、なんとアメリカの人気番組American Idol で2007年に、かなり最後まで残ったという経歴も持っているんです!)

みなさん、楽しみにしていてくださいね。

MSTERIO 10th Anniversary Celebrations is on our way!

This summer, MSTERIO is going to have its 10th birthday!

We will celebrate it at “Sweet Charity Concert” in Tokyo on July 24th, and right now we are preparing to make it the sweetest “Make a Difference” Event.

Ten years ago, Mariko Hata, who is now a very famous musician, composed the two MSTERIO songs.

This year, MSTERIO’s new song was made in English titled “I Will Move Mountains” and was recorded in New York. It was made through great teamwork among the composer Carol Guerrero, a singer Janelle Renee, Music Director, Alex and recording mixer. The song will be played for the first time at the MSTERIO summer camp.

(Janelle was one of the finalists in American Idol, America’s popular TV program, in 2007!)

Please look forward to it.