HappyDoll First Visit at AMAC





NY、猛烈に寒いんです、今日は特に。道がまるでスケートリンクのように、どこもかしこも氷がはっていて、道行く人たちはみんなヨチヨチ、ペンギン歩き!


さて、1月11日にスタートしたNY発信のHappyDoll。2011年のスタートをきるかのように1回目のHappyDoll セッションを、自閉症の子どもたちの通うステキな学校AMACで行いました。

1961年に設立されたこの学校は、2才から21才までを対象にしたニューヨークの中でも評判の高い学校です。AMACの目指すことは、通うすべての子どもたちが、いろいろなスキルを磨きながら、コミュミケーションスキルを向上できるように、様々なプログラムを提供しています。そして、卒業後には自分たちの得意なことで自立できるようになることをゴールとしている学校なのです。

ここでは、月曜から金曜までの授業の他、放課後や週末のプログラムも充実。さすがNYらしく、通学する子どもたちの出身地も様々。国や文化の違いをみんなでシェアーできるようにと、楽しいいろいろなイベントも年中開催しています。

今回のHappyDoll Teamメンバーは、昨年10月末、日本からのHappy Doll Project のみなさんと一緒に行ってくれた、RIE, JAE, MIOそしてミステリオでもおなじみのYASUKO&NAO。

私達がクラスルームに到着すると、部屋中の壁に手作りの世界各国の国旗の絵が飾ってあり、柱には日本の国旗がデコレーションされていました。テーブルの上には、日本製のキャンデイーもおいてあって、、、なんとやさしい先生たちの配慮なんでしょう!

そしてニコニコと私達を迎えてくださったのは、この学校のインターネット関係を担当しているMIKEさん。とても上手な日本語で、”いらっしゃいませ”と迎えてくださったのです。彼の奥様は日本人。奥様の実家の長野に毎年夏、行くのだと教えてくれました。

この日は、3才から9 才まで、10才から18才までの2回のセッションにわけてドール作りにはげみました。ひとつひとつが、それはステキな作品ばかり。カラフルで個性的なドールの数々をクリエートしてくれた子どもたちの笑顔がとても印象的でした。

ドールの名前を一生懸命に考える子供たち、、、その中に、病気のおばあちゃまの為にと、ドールの名前におばあちゃまの名前をつけて、”早く大好きなおばあちゃまがよくなりますように!”  とメッセージを書いてくれました。”お料理が好きなんだ、僕のおばあちゃまは”と、こちらはエプロン付き。(写真参照)

天使のようなあどけない4才の女の子がドールを作る早さには、先生たちも私達もあぜん。みんなの集中力にはびっくりでした。

作ったドールが日本に旅をするんだよ、と言うと、みんなの目の輝きがもっとキラキラ。じゃあ、日本ってどこにあると思う? という質問に、地球儀を持って、日本を探してくれた子どもたち。

日本語の挨拶、おはよう、ありがとう、どういたしまして、またね、さようなら、を覚えてくれたし、最後の記念撮影では、ミステリオがいつも集合写真を撮るときにみんなの合い言葉、”いち にっ いち にっ(数字の1と2)”も元気よくみんなで唱えてみました。

ドールたちは、よく乾くまで学校においてありますが、もうすぐHappyDollのオフィスに届けられ、そのあと旅行の準備にとりかかります。

こうして、ドールを通して子どもたちが世界をつなげていくHappyDoll、英語でウェブサイトも出来ました。

これからどんどんHappyDollのブログもウェブサイトでアップデートしていきますが、このウェブサイトはアメリカ人の中学生1年生達に理解してもらえる英語力になっているので、中学生以上の読者のみなさん、英語力をあげるためにも、読んでみてはいかが? http://happydoll.org/

Make a Doll, Travel the World!
Each doll is filled with the hopes of the children who created it. HappyDoll carry their hopes to other children around the world. linking a circle of hope.