HISTORY HAS MADE 新しい時代の始まり 44代アメリカ大統領オバマ誕生!

今日は朝から、オバマ氏が44代アメリカ大統領になる瞬間が見たくて、ずっとテレビに釘付け。なんにも手につかずに1日が終わってしまいました。

そしてついに47の若きオバマ大統領が誕生したのです!

彼の就任スピーチのテーマは“新しい責任の時代=Era of New Responsibility"、国民と共によりよい国にしていくためには、みんなの力が必要だ、と一人一人に問いかけるような感動的なスピーチでした。

零点下5度という寒さにも関わらず、オバマ氏を一目でも見たいとアメリカ全土から集まった観衆、その数は今までのどんな有名人にもまさるほどの熱狂的な人の波でした。オバマ氏もすごいけれど、市民たちの喜びの笑顔や涙に、感動もひとしお、これからのアメリカは大統領に任せる時代ではなく、国民たちがそれぞれ変革のために行動を起し動き始めるアメリカになってほしいと感じた1日でした。

日本でもアメリカでも、そのすべての様子は新聞やテレビで観ることができるので、今日はオバマ氏が、就任直前に娘たちに送ったという手紙を、みなさんとシェアーしたいと思います。

オバマ大統領の娘さんたちは7才と10才、その彼らにわかるように、とてもわかりやすい文面で書かれているので、みなさんも、是非辞書を片手に読んでみてくださいね。オバマ氏がなぜ大統領になりたいと思ったのか、尊敬する今は亡き祖母のこと、そしてこれからの彼の意気込みと子どもたちへの願い、可能性には限界はないんだよ、というそれは感動的なレターです。特に最後から3パラグラフ目からの文章は、思わず涙がホロリと、、、、。

Dear Malia and Sasha,

I know that you've both had a lot of fun these last two years on the campaign trail, going to picnics and parades and state fairs, eating all sorts of junk food your mother and I probably shouldn't have let you have. But I also know that it hasn't always been easy for you and Mom, and that as excited as you both are about that new puppy, it doesn't make up for all the time we've been apart. I know how much I've missed these past two years, and today I want to tell you a little more about why I decided to take our family on this journey.

When I was a young man, I thought life was all about me—about how I'd make my way in the world, become successful, and get the things I want. But then the two of you came into my world with all your curiosity and mischief and those smiles that never fail to fill my heart and light up my day. And suddenly, all my big plans for myself didn't seem so important anymore. I soon found that the greatest joy in my life was the joy I saw in yours. And I realized that my own life wouldn't count for much unless I was able to ensure that you had every opportunity for happiness and fulfillment in yours. In the end, girls, that's why I ran for President: because of what I want for you and for every child in this nation.

I want all our children to go to schools worthy of their potential—schools that challenge them, inspire them, and instill in them a sense of wonder about the world around them. I want them to have the chance to go to college—even if their parents aren't rich. And I want them to get good jobs: jobs that pay well and give them benefits like health care, jobs that let them spend time with their own kids and retire with dignity.

I want us to push the boundaries of discovery so that you'll live to see new technologies and inventions that improve our lives and make our planet cleaner and safer. And I want us to push our own human boundaries to reach beyond the divides of race and region, gender and religion that keep us from seeing the best in each other.

Sometimes we have to send our young men and women into war and other dangerous situations to protect our country—but when we do, I want to make sure that it is only for a very good reason, that we try our best to settle our differences with others peacefully, and that we do everything possible to keep our servicemen and women safe. And I want every child to understand that the blessings these brave Americans fight for are not free—that with the great privilege of being a citizen of this nation comes great responsibility.

That was the lesson your grandmother tried to teach me when I was your age, reading me the opening lines of the Declaration of Independence and telling me about the men and women who marched for equality because they believed those words put to paper two centuries ago should mean something.

She helped me understand that America is great not because it is perfect but because it can always be made better—and that the unfinished work of perfecting our union falls to each of us. It's a charge we pass on to our children, coming closer with each new generation to what we know America should be.

I hope both of you will take up that work, righting the wrongs that you see and working to give others the chances you've had. Not just because you have an obligation to give something back to this country that has given our family so much—although you do have that obligation. But because you have an obligation to yourself. Because it is only when you hitch your wagon to something larger than yourself that you will realize your true potential.

These are the things I want for you—to grow up in a world with no limits on your dreams and no achievements beyond your reach, and to grow into compassionate, committed women who will help build that world. And I want every child to have the same chances to learn and dream and grow and thrive that you girls have. That's why I've taken our family on this great adventure.

I am so proud of both of you. I love you more than you can ever know. And I am grateful every day for your patience, poise, grace, and humor as we prepare to start our new life together in the White House.

Love, Dad

もうひとつ、とっておきなオバマ氏関連のニュースを教えちゃいましょう。ニューヨーク在住の友人・ジャーナリストが、就任式のチケットをゲット!その彼女がここ何日かに渡って書いている、最も新しい記事を読むことができます。ここをクリック

猛烈に夢中になれる日、ミステリオのMAD DAY!

今週ミステリオの"MAD DAY" がやってくる!

今年で回目を迎えるMAD DAY。MADを辞書でひいてみると、“頭にきちゃう”とか“怒ってる”という意味がでてきますが、あまり一般的にはあまり知られていないけれど、実はもうひとつ「夢中になる」とか「猛烈(もうれつ)に」という意味もあるんです。

たとえば、猛烈にあなたのことに夢中!だったらI AM MAD ABOUT YOU! ところが、あなたのことを怒ってるの、だったら I AM MAD AT YOU.になるわけ。

そこで、ミステリオでは去年から1月23日を、朝起きてから夜寝るまで1日中“Make A Difference”に意識(いしき)しながら、「猛烈に夢中になって (MAD)」何かにチャレンジする日に決めました。

だから今週の金曜日1月23日には、自分の身のまわりをちょっと見回してみてね。家族やお友だち、近所の人たちのことを想ってみて。学校や会社に行く途中でもいいし、お買物に行く途中でもいいから、MADについて考えてみて。どんな小さなことでもいいから、自分から行動をおこしてみて欲しいなあ、と思っています。

自分が起した行動や思いは、きっと何かがよい方向に変わっていくはずだから。楽しく猛烈にチャレンジする気持ちを忘れないで、そうそう、よしッ、やるぞっ!という気持ちを持ってみて。

★ミステリオのMake A Difference(メイク・ア・ディファレンス)とは?
MSTERIOの最初の頭文字「M」は Make A Difference のMのこと。Make A Difference は私たちミステリオがいつも大切にしているスローガンです。 Make A Differenceとは、自分が感じたことや、気づいたことを、明るくポジテイブな気持ちで行動をおこしてみること。勇気を出して踏み出したひとりの一歩がみんなの一歩につながっていく、そしてそのたくさんの一歩が世界を、そしてこの地球がもっとステキな場所になるとミステリオは信じています。

★なぜ1月23日?
1つのMake A Difference は2つ目のMake A Difference につながり、さらには3つ目のMake A Difference へとどんどんつながっていきます。一人ひとりの明るくポジティブな言葉や行動が、1、2、3と、どんどん広がっていくように、ミステリオでは、1月23日を『MAD DAY』と決めました。

今週の金曜日はどんな日になるのかなあ、みなさんのMADを行動に起こしてみましょう。さあ、みんなで Let’s MAD!  そしてみんなで Go MAD!!

(*写真はIngrid E. Newkirk氏が出版した本"One Can Make a Difference" の本のカバーです、この本の最初のページにこんな言葉を見つけました。『Whatever you can do or dream you can, begin it. Boldness has genius, power and magic in it!』 )

アメリカは明日44代新大統領オバマが誕生します。オバマ大統領と国民が一体となってどんなMake A Difference を展開していくのでしょう、きっと1日中テレビに釘付けだろうなあ〜〜!

2009ミステリオインターナショナルサマーキャンプ開催までの予定
・ 2月末:キャンプ1日体験案内の送付・HP掲載
・ 3月末:キャンプ1日体験「Taste of MSTERIO」&ミステリオテイーンズ開催
・ 4月上旬:キャンプ参加者募集要項の送付・HP掲載
・ 4月中旬:キャンプ参加申込受付開始
・ 5月中旬:キャンプ参加申込受付締切
・ 5月下旬:キャンプ参加者抽選結果の通知*
・ 7月中旬:キャンプ参加者対象オリエンテーション開催
・ 8月上旬 :MSTERIO サマーキャンプ開催(7泊8日)

海に帰った140才のジョージ君!

今日のニューヨークは最高の寒さ、道を歩いている人の数もなんだかちょっと少ない感じ。

そんな今日は朝から、昨日の午後ニューヨークのラガーデイア空港から、ノースキャロライナに向けて離陸したばかりの飛行機が、エンジンに鳥が巻き込まれ停止してしまったため、ハドソン川に不時着したというニュースで、どこのテレビやラジオもこの話題でもちきりです。

40年以上の飛行経験を持つベテランパイロットのお陰で、150名の乗客もクルーも全員無事。まさしくMiracle=奇跡を呼び込んだこのパイロット・チェスリーサレンバーガー氏は、いまや人々のHero=英雄。それにしても、きっと川の水は想像を絶するほどの冷たさだったのでしょうね、無事でよかった!

もうひとつのニューヨークからのおもしろいニュース:

ニューヨーク、パークアベニューにあるCity Crab & Seafood Co. というシーフードのレストランで、最近ちょっとした出来事がありました。

このレストランに入るとまず大きな水槽を見かけます、そしてその中をのぞくと、、、、それは巨大な(重さは約9キロ)ロブスター"George=ジョージ君”に、つい最近まで会うことができたのですが、、、、、 

つい最近、レストランに食べに来たお客さんが水槽のジョージ君を見て、この大きさはただならない、きっとかなりの高齢にちがいない、なのに監禁するとはけしからん、すぐに調べてほしいと、動物愛護団体PETAに連絡をとり、その結果、メイン州の海岸まで運び広い広い大西洋に戻したとのこと。

PETAが調べたところ、なんとジョージ君は140才だったことが判明したんです。このことをきっかっけに、貴重な動物を大切にしましょう、というメッセージがレストラン業界の中にも伝わったという、ちょっとしたMake A Differenceのお話しを、今日はお届けしました!

(ジョージ君の写真はCNNニュースの写真のもの)

Count Down to Change - The Inauguration - オバマ大統領誕生まであと9 日!

今アメリカ中のみんなが待ちこがれているイベントといえば、1月20日にやってくる、オバマ氏の大統領就任式。(英語で大統領就任式のことを "The Inauguration"といいます。)

このイベン トに参加するためには、公式なチケットをゲットしなければなりません。実際には一般人向けに約24万枚のチケットが、式のぎりぎりに配布されるのですが、 そんな中、配布前からイーベイなどのオークションサイトで、2枚で1万ドル(約96万円)という、信じられない高い値段で掲載されていたことが発覚。早速、チケットの売買サイトの禁止と同時に、事前に売買をした違反者には、なんとびっくり、最高10万ドル(約960万円)の罰金、もしくは禁固1年 の刑になるという法案も提出されました。

そんなホットなイベント当日の20日には、3キロのパレードに登場するオバマ氏。その彼を乗せる、猛烈すっごいリモジンがお目見えしました。 このリモジン、もちろんハイブリッド車で、そのドアの厚さはなんと20センチもあるんです。もし小惑星が空から降ってきても安心して乗っていられる、というのが自慢 だとか?!パレード当日は車の窓は完全に閉めっぱなし、外から中は全く見れず、中に乗っている人は外の音は全く聞こえない密室の状態。でもオバマ氏のため に、車の中にはインターネットや衛星を通して、世界中からのお祝いメッセージが瞬間的に聞けるように、いろいろな高度な工夫がたくさんされているとのこと。

このリモジンはジェネラル・モーターズ社のキャデラック車、この写真のリモジンの車体に黒色を塗ってパレードには登場予定。人々の中には、これじゃあまるで”戦車”みたいだ、というコメントも聞こえていますが、これも彼のSAFETY = 安全性を考えての策。そしてこの日、予想される人出は、なんと200万人ともいわれています!

今、アメリカだけでなく、世界中が不況に立たされている中、オバマ氏の大統領としてのチャレンジは、私たちの想像を越えるほど大きな課題です。でも、きっとオバマ氏 は、彼のパワーとクリエーションを最大に使いながら、よきチェンジをもたらせてくれることを、そして彼のMake A Differenceを世界に向けて実行してくれることを、多いに期待したいと思います。

YES, YOU CAN さあ、歴史的瞬間まであと9日! 

HAPPY NEW YEAR! 明けましておめでとうございます!


Happy New Year to All of YOU!!!
2009年は丑年(ウシどし)、どんな1年になるか、いまからとっても楽しみです。

去年の暮れ12月のミステリオのイベントを2つ、ここで簡単にご紹介しましょう。

12月21日はミステリオテイーンズのスマイリーズとサンターズの介護施設マザアスへの慰問、23日は恒例のミステリオ・クリスマスパーテイーで、なつかしいお友達や新しく参加してくださった大勢のみなさんと共に、楽しい時間を過ごすことができました。

クリスマスパーテイーでは、夏のキャンプで踊った”またね”の再演に、16人のキャンパーたちが元気いっぱい舞台で踊ってくれました。また恒例となったテイーンズのドラマ”チャプリンを探して”の再演には、7人の中高生が再び、素晴らしい演技を私達にたっぷり楽しませてくれました。

いっときサンタクロースさんが来れないかもしれないと心配したムッチーが、突然なんとも寂しいサンタ姿で登場。みんなとっても心配になりましたが、ホッと安心、願いが叶ってはるかかなた北極から元気にホントのサンタさんも来てくださいました!

サンタさんおひざに乗って撮影した数々の写真は、このブログ横のフォトアルバムにアップしてあります。この写真の他に、サンターズ見事なダンスシーンやテイーンズたちのドラマ再演フォトもご覧いただけます。これらの写真は写真家の稲田美織さんが撮影してくださったものばかり。

サンターズフォトアルバムはこちらをクリック
テイーンズ再演フォトアルバムはこちらをクリック
寂しいムッチーサンタさんはこちらをクリック

ミステリオの新しいDVDも、ブログやYOU TUBE に掲載する予定。こちらもどうぞお楽しみに!

そうそう、昨年暮れには素晴らしいコンサートがありました。ミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターを担当してくださっているソプラノオペラ歌手・田村麻子さんが日本各地で開催された東京フィルハーモニックの第9コンサートに出演なさいました。残念ながらミステリオのクリスマスパーテイーと重なってしまったため、麻子さんにはいらしていただけなかったのですが、ジョッシュと私は19日、成田から彼女のコンサートに直行して、よしこさんと合流、ステキな時間を過ごしました。

今年も、みなさんにとって最高の年となるように、ミステリオでまたみなさんにお会いできることを、今からすっごく心待ちにしています。寒い冬、元気に過ごしましょうね。

この富士山の写真はジョッシュが新年に撮影しました。やっぱり日本のお正月は最高だあ!

X'mas Tree in Santa Monica! サンタモニカのクリスマスツリー!

今年もサンタモニカにやってきた、アンソニーのクリスマスツリー!

アンソニーは、毎夏アメリカ・西海岸からアートデイレクターとして、ミステリオサマーキャンプに来てくれるミステリオにはなくてはならない存在。彼のクリエーテイブなセンスは天才的。(写真参照:黄色いミステリオT−シャツがアンソニー)

その彼が、毎年この時期になると、地元の街サンタモニカで、それはたくさんのショッピングカーを逆さまにして、大きな大きなクリスマスツリーを飾ることが、この街の自慢行事のひとつになっているのです。

すっかりサンタモニカでおなじみになった、このアンソニーの名物ショッピングカー・クリスマスツリーにも、つい最近ライトが灯され、それは美しく輝いています。そのイベントの様子は、ここをクリックして見てみてくださいね。一体どうやって、こんなにたくさんのショッピングカーをツリーに変身できるのか、今度アンソニーに会ったときに、聞いてみましょう!!

ミステリオ・クリスマスパーテイまで1週間をきりました。今年のパーテイー会場は、高輪にある東京アメリカウクラブで開催されます(最寄りの駅は品川)。*東京アメリカンクラブは改築のため、2010年まで高輪に移転されました、お間違えのないように。これからの参加をご希望の方は、ウェーテイングリストにおのせします。


IN 10 DAYS - MSTERIO Xmas Party


♪さあ〜〜〜〜〜、ミステリオクリスマスパーテイーまであと10日となりました!!!!!

10月から毎週土曜日に練習を重ねているサンターズのリハーサルも残り2 回。

テイーンズのドラマ再演リハーサルの初顔合わせは14日の日曜日。

スマイリーズ&サンターズの介護施設への慰問も12月21日に控え、ミステリオも大忙し。

そして今日、お陰さまでミステリオのクリスマスパーテイー参加申し込みも定員いっぱいになりました。お申し込み&お振込ありがとうございました。

そこで参加してくださる皆様にお願いです。パーテイー当日の受付では、お名前のチェックのみとなり、現金の取り扱いはいたしません。まだ会費のお振込をされていない皆様、どうぞ16日までにおすませください! 

12月はサンタさんにとって一番忙しい季節。そのサンタさんには、今から半年前、”23日のミステリオのクリスマスパーテイーには絶対来てね!”、とみんなの願いを込めてお手紙を送っておきました! 

だからみんなにもお願いです、あと10日でやってくるミステリオ・クリスマスパーテイーに来てくださいっ、と今から空に向かってお願いをしてみてくださいね。

ニューヨークは今日のお天気は寒くてどんよりとした曇空。どうぞよい週末を!

Have a nice weekend, and see you in 10 days!

MY FAVORITE DINER "UTOPIA"


さあ、今日はニューヨークのレストランに関するクイズです!

第1問:ニューヨークにあるレストランの数はどのくらいあると思いますか?

答え:登録されているお店だけ合わせると、なんと16,700軒。

第2問:もし16,700軒の違うレストランに毎日通い続けたとしたら、通いきるには何年くらいかかるでしょう?

答え:なんと46年間もかかるんです!

ニューヨークは人種のるつぼと言われるだけあって、レストランの種類も様々な民族に合わせていろいろな国の味が楽しめる街。今日はそんな中、私のお気に入りのレストランのひとつを紹介したいと思います。 場所はアッパーウェストという地域、アムステルダム街の72丁目と73丁目の間にあるUTOPIA = ユートピア。(ユートピアの意味は空想的なとか夢のようなという意味)。ここはどちらかと言うと、レストランというよりも、ダイナー=Diner として今から25年も前、1983年にオープンしました。

このダイナーという言葉の意味は、普通のレストランよりも値段がとても安く店の雰囲気も、ものすごくカジュアル、店の中には必ずカウンター席があること、そしてアメ リカン料理だけでなく、ギリシャやイタリアンなどたくさんの種類のメニューがあること、朝早くから夜遅くまで営業していて、朝食・ランチ・夕食の3食がメニューに用意されていること、というのが主な特徴です。

では、私がなぜこのUTOPIAがお気に入りかと言うと、、、、それは、まず、おいしいこと。どうってことのないシンプルな料理が結構おいしかったりするところがうれしいし、朝食の目玉焼きやトーストの焼き具合がパーフェクトだったりすると思わずニッコリ。満員でも回転率がとても早いので、その分サービスも待たされないですむところ、などがお気に入りの理由です。

でも一番気に入っていることは、ここで働いている人たち、お客さんに対する姿勢がすばらしいこと。全員男性で、そのほとんどの従業員たちは、お店がオープンしてから25年間ずっと働いているのです。それほど彼らはここで働くことをプライドに思っているんですね。

その中に、一人私のお気に入りのウェーターがいるんです。名前はJordan=ジョーダンさん(写真参照)彼は、お客さん一人一人に元気に挨拶をしてくれるだけでなく、その人の何かを必ず誉めてくれるんです。

”今日の笑顔は最高だね”、とか、”そのネクタイ新しいのかい、とてもお似合いだよ”とか。 お年寄りの中には、耳がちょっと遠い人、ツエをついてくる人、一人暮らしの人が多い中、”そのピンクのスカート、とてもセク シーだねえ” とか、視力が弱って口紅がちゃんと塗れず唇から色がはみ出しているお年寄りには、”今日の口紅の色は、セーターとよくマッチしているね、その色きれいだよ。” など。

90才は絶対に越えているだろう、という女性のお客さんの手をとりながら話しかけてあげるジョーダンさんは、お年寄りだけなく、小さな赤ちゃんたちやそのお母さんたちへのやさしい気配りも超一流。男性のお客さんには、スポーツの話しをしたり、バースデーだとわかると、ハッピーバースデーの歌も歌ってくれるんです。その歌声がまた最高にお上手。それもそのはず、ジョーダンさんはどうやら若い時に歌手を目指していたらしいのです。

前から聞いてみたいと思っていた私は、ついにジョーダンさんに質問してみました、”なんであなたはいつでも誰に対してもやさしいのですか?”と。

ジョー ダンさんは答えてくれました、”食事は生活の中でとても大切なことだよ、その大切な時間にボクができること、それはみんなにもっとハッピーになってもらえる会話を提供 することなんだ。そうすればもっと食欲がわいてくる、特に孤独(こどく)な想いをしている人が多い街だからね、その孤独感をボクが少しでも和らげてあげたいと思っているんだよ。人間はみんな一人じゃないんだっていうことを伝えたいだけなんだ。”

この時期ユートピアの店内はクリスマスの明るい飾り付けでいっぱい。これからクリスマスや暮れ、そしてお正月がやってくる中で、一人暮らしや身寄りのない人たちが少しでも明るく過ごしてもらえるようにと、今日もジョーダンさんはみんなに話しかけていることでしょう!

ジョーダンさんのMake A Difference、ステキですねっ♡

PLEASE HURRY - MSTERIO XMAS PARTY


今日から12月!!!!! 今年も残り少なくなってきましたね。

ニューヨークではあと2日で、恒例のロックフェラセンタ−のクリスマスツリーにライトが灯されます。今年のツリーは77才、お隣街のニュージャージーからすでに11月中旬にニューヨークに運びこまれました。ツリーの名前も”Miracle= 奇跡”。72フィート=約25メートルもあるんです。

このミラクルのオーナーはBill Varanyakさん。
彼が1才のときのクリスマスに、両親がお庭に植えた木で、いつの日かこの木がロックフェラーセンターに飾られたらいいだろうなあ、といつも両親が語っていたのだそうです。愛情がたっぷり注がれたこのツリーのことを、ニューヨークの市民たちは"Planted with Love" とよんでいます。このツリーは1月中旬まで見ることができます。(この写真はBillさんの自宅のお庭でミラクルが切られた時のもの。)

またこのツリーに飾られるライトは地球資源を大切にするため、去年から白熱電球から発光ダイオードという電球に代わりました、使われる電球の数は3万個。

さて、ミステリオのクリスマスパーテイーは今月23日に開催いたします!
お陰さまで続々と参加申し込みをいただいていますが、なんと残りわずか
20席となってしまいました。(ただし再演チームのキャンパー本人分は確保してあるのでご安心ください。) まだ申し込みをしていない参加希望者のみなさん、できるだけ早めに連絡してくださいね。

また、すでにお申し込みをいただいた方々へのお願いです!当日受付ではキャッシュでの参加費の取り扱いはいたしません。今回参加してくださる方々には、事前の銀行振込をお願いしていますのでよろしくお願いいたします。

なお、16日までにお振込がない場合には、残念ながらキャンセルと判断し、ウェイテイングリストでお待ちの方たちに参加していただくことになりますので、この点もご理解いただければと思います。

今年も、21日には恒例の”まあざす”への慰問を計画しています。サンターズ&スマイリーズと共に、笑顔をたくさん配りに行く予定です。サンタさんはきっとクリスマス前で、ものすごい忙しいはず、でもこの慰問にちょっとの時間でも登場してくれることを今から願っておかないと、、、、。

今回インドで起きた悲しい事件で亡くなった方々のご冥福を、心からお祈りいたしましょう。

♡SMALL KINDNESS - HAPPY THANKSGIVING♡



明日はアメリカの祭日
感謝祭=Thanksgiving

このサンクスギビングは日本のお正月にとても似ていることに気がつきました、なぜかというと、この日は、それぞれの家庭が代々続いたレシピーを使ったターキー料理に腕をふるい、家族や親戚たちと一緒にお祝いする日だからです、日本のおせち料理の習慣に似ていますね。

もともとはイギリスからアメリカ・マサチューセッツ州のプリマス植民地に移り住んだピルグリムファーザーズが、最初の収穫記念のために始まったことをきっかけに、神様に感謝をささげる宗教的な意味が強かったのですが、今では宗教的な意味を持った祝日ではなく、1年間にあった色々なことを一人一人が思い起こし、家族・親戚や仲好しのお友達と感謝の気持ちをもってみんなで食事をしながら語り合いましょう、という大切な家族行事のひとつになっています。

そのサンクスギビングを前にして、今日は身近でおきた心あたたまる実話を、みなさんにお伝えしたいと思います。

今から1週間前、ジョッシュと私の住んでいるアパートのドアの下に、見知らぬ人からの手紙が届きました。差出人は同じアパートに住む、ローリー・ダービンさんという女性から。”みなさんのヘルプが必要です、協力してください。” という文章で始まったこの手紙には、私達のアパートのドアマン・ピエドロの8才になる息子さんが病気で苦しんでいるということが書いてありました。

ドアマンという職業は、この言葉通りアパートの出入口にいつも立ち、住民だけでなく外からのゲストを対応してくれたり、不審な人が入ってこないように住民を守ってくれる役割の人たちのこと。24時間体制なので当然交代制。そのために1つのビルがかかえているドアマンの数が大勢いるのが、マンハッタンの一般的なアパート事情。

その大勢の私達のドアマンの中で、ダントツ明るくいつも笑顔でハローと話しかけてくれるピエドロは、住民の小さな子どもたちの間でも人気度抜群、第一位。

ローリーさんも小さなお子さんを持つお母さんなので、ピエドロとはいつも子どもの話題で話しがはずみ彼の家族のことも知るようになった、とレターは続きます、、、3年前に息子さんを襲った病名は白血病、その当時の治療はうまくいき、すっかり元気になったと思っていた矢先に、最近また再発してしまったというのです。

今回ばかりは、普通の治療では助からない、どうしても骨髄移植(こつずいいしょく)をしなければならないこと。実際自分と相性のいい骨髄を探すのはとても大変なことなのに、息子さんの5才年上の13才の娘さんが、弟のために自分の骨髄を移植してほしいと調べてみたら、なんとピッタリマッチしたというのです! そして、、、12月初旬に手術をすることが決まったにも関わらず、その費用の莫大な金額にかなりのショックを受けているというのです。

そしてローリーさんは続けます、”私達も今不況時代を迎え、自分たちの生活だけでも精一杯だということもよくわかっているつもり、でも、いつも私達を笑顔で見守ってくれているピエドロの力になんとかなりたいと思っています、ですからこのアパートに住むみなさんの中で、もし私と一緒にドネーション=寄付をしてくださる方がいれば、是非とも協力してください、たとえ10ドル(1000円相当)であっても意味あることだと私は思います。” 

早速ジョッシュと相談をして気持ちの額を封筒にいれ、いままで一度も会ったことのないローリーさんのアパートのベルを鳴らして初対面したのが、つい5日前のことでした。始めて会った彼女は、まるで天使のような笑顔で私を迎えてくれました。“集まったドネーションだけで手術ができるような金額にならないこともよくわかっているわ。でも少なくともきっと何かの足しになることは間違えないでしょ。息子さんには絶対に助かってほしいの。その上、今、なんだかすっごく得した気分なの、だっていままで会ったことのない同じビルに住む人たちと、こうしていっぺんにお友達になれるんですもの!” と。

そしてサンクスギビングの前日の今日、ローリーさんからまたドアの下にレターが入っていました。

”住民のみなさん、このたびはピエドロの家族のために多大なるサポートをいただいたことを心から感謝いたします。みなさんの寛大なるお気持ちのお陰で、15,000ドル(150万円相当)の金額が集まりました。息子さんのアレックス君は手術の準備が始まったところです。またみなさんには随時術後の経過を報告をさせていただきます。

ピエドロの家族には、ドネーションをしてくれた人たちにお礼状など書く必要はないと伝えてあります、これは、彼が今、私達に礼状を書くことよりも、アレックス君との時間を大切にしてほしい、という私が勝手な判断をしたことを、どうかご理解いただければと思います。彼はみなさん一人一人にお礼を口頭で伝えたいと涙目で言っていたことだけはお伝えしておきます。

みなさんがピエドロファミリーに示した Make A Difference に改めてお礼を申し上げます、本当にありがとうございました。明日はサンクスギビングですね、どうぞ愛する人たちと共にステキな時をお過ごしください。22階に住むローリーより”

寒いニューヨークの今日、心の中はなんだか今、とってもポカポカとした気持ちです。
Happy Thanksgiving♡♡♡

UNDERGROUND LOVESONG

覚えているかな、ミステリオのドラマデイレクター、増沢望(のぞむ)さんのこと?

テレビ、映画、お芝居といろいろなところで、大活躍している望さんですが、今回ご自身が作・演出を手がけた舞台が12月2日に幕をあけます。

そのきっかけになったのは、俳優座時代に望さんの先輩に当たる、ミステリオのドラマデイレクターの田野聖子さんが、最近、映画製作にも力を注ぎ活躍していらっしゃる彼女の行動力に刺激され、”自分の手で舞台を作る夢”を実現させてみたい、と脚本から作り上げたとのこと。

”ささやかだけれど、ボクの中ではものすごく大きな一歩だ”と、望さんは語ってくださいました。これこそ、望さんのMake A Difference!

その望さんのパッションに、ミステリオも心から応援したいと思っています。みなさんも、お友達を誘って観に行きましょう。

また、望さんは12月22日からパルコ・プロデユース公演『リチャード三世』にも出演!!このキャストは豪華絢爛(ごうかけんらん)これも絶対必見の価値おおありの舞台。大阪、仙台公演のあと、東京は来年1月19日から2月1日まで。

詳細はこの望さんのHPをクリックしてくださいね!


ストーリー:北海道のある炭鉱町の鉱員住宅に一組の母娘が暮らしている。完全閉山で、もうすぐ炭鉱を離れる母・由里子は炭鉱にやってきた自分の17年の想いを馳せる。70年代、生き別れだった父の死をきっかけに、治しhの代わりに炭鉱の坑夫として働き始める由里子の夫、健司。大学を中退し、周りの人たちにも打ち解けず、殻(から)に閉じこもる健司。実はこの二人にはそれぞれ誰にも言えないヒミツがあった、、、、そのヒミツとは??


劇団野良犬弾公演 「underground lovesong」
12月2日~7日
劇場・アイピット目白

CHANGE!


昨日アメリカでとても活気的なニュースがありました。

それは、44代目次期アメリカ大統領のオバマ氏が、敗北したマケイン氏とミーテイングを行ったのです。 いままで大統領選挙後に、負けた相手と正式に対面することは一度もなかったのですが、今アメリカが直面している経済不況の問題をどう解決していくかについて、たとえ党が違っても今こそ一緒に協力していこうではないか、というオバマ氏の考えのもとに、このミーテイングが成立しました。

そして、もうひとつの画期的なびっくりニュース! YES, YOU CAN! のキャンペーンスローガンを見事に成し遂げたオバマ氏が当選後に、考え実行したことを紹介しましょう。

これはオバマ氏が、できるだけ身近にアメリカ国民の生の声を聞きたい、今アメリカ国民が求めているものを知りたい、又このサイトを通してアメリカ国民として自分たちにできる身近なことから何かを始めてほしい、という願いをこめてあるサイトが完成しました。 そのサイトの名前も、”チェンジ” 『change.gov』ここをクリック。

ここでは最新のニュースやイベントのインフォメーションだけでなく、このサイトを利用する”ユーザー”たちに、新しいオバマ政府の職員に応募できるよ、という”就職コーナー”も設けています。 ユーザーたちが、自分の体験を語れるコーナーや、オバマ氏に是非成し遂げてほしいことを書き込めるコーナーや、ブログも立ち上げていくということです。このサイトの目的のひとつには、もっと多くの若い人たちに政治に関心をもってもらいたいという願いもこめられています。

そして、、、私も早速サイトに入ってみました。すると、、、オバマ氏が週に1度、国民に語っているメッセージのビデオクリップが出てきたり、単にインフォメーションを得たり新しいことを学ぶのではなく、自分が参加できる、参加しているという意識が高まってくるワクワクのサイトでした。

日本の政府や政治家たちも、これからの若者たちをATTRACT (魅惑する) できるような新しいことやチェンジについて考えてもらえたらいいのになあと、、、、、。

何でも急に変えることは難しいことです、でもまず何かをよく変えてみようというMAKE A DIFFERENCE の気持ちを持つこと、何でもいいからやってみよう、という姿勢を持つことはとても大切なことだと思います。

来年1月20日オバマ氏は大統領に正式に就任します。彼が大統領になったからといって、アメリカが抱えている問題を全部すぐに解決できる、なんていうことは不可能なこと。だからこそ、この change.govがこれからとっても大切なツールになっていくのでしょう。

ここで私の好きな英語のことばをひとつ、みなさんにプレゼントします! EMBRACE CHANGE. Growth means change and change involves risk, stepping from the known to the unknown.

本場ニューヨークのジャズ、日本に上陸?!

♪今日はニューヨークでジャズシンガーとして大活躍中の、深尾多恵子(ふかおたえこ)さんの日本全国ツアーコンサートのお知らせです。


大学時代からR&Bシンガーとして活躍していた多恵子さんは、大学卒業後、ニューヨークに渡り、本格的にジャズと出会います。その後、ニューヨーク各地の著名な場所で演奏活動を続けていらっしゃいます。

日本人でプロのジャズアーチストとしてこのニューヨークで活躍することは、並大抵のことではありません。そんな中、彼女の持つのびやかで深みのある声に魅せられるニューヨーカーはたくさん!ジャズのことはあまりわからない、という人たちの中でも、一度彼女の声を聞いたらとりこになってしまう、そんな魅力と元気に満ちあふれたステキな女性です。

多恵子さんとは、ミステリオに参加してくれたあるキャンパーのお母さまから紹介をうけ、ここニューヨークでお友達になった仲。その彼女が11月25日から12月19日まで、東京、京都、大阪、博多、岡山、名古屋、滋賀の各地でライブツアーを開催! 

ここをクリックすると、私が最後に多恵子さんのコンサートを聞きにいった時の模様を見ることができます、エンジョイ!
ツアーの詳しいことはこちらをクリック

♪♪みなさんでニューヨーク本場のジャズを聞きにどうぞお出かけください。

フレーフレーっ、のりちゃ〜〜〜〜ん!!!!

速報!


覚えているかな、この夏のミステリオに、スペシャルゲストとしてお迎えしたテニスのキング(王様)”のりちゃん”こと杉山記一(のりかず)プロのこと?

その、”のりちゃん”が今日、11月16日全日本テニス選手権ダブルスで準決勝に出場します!

女子の部では38才でクルム伊達選手も優勝して、ニュースで話題になっていますが、準決勝まで残ったことじたいが、すごいこと。今日は、みんなで応援しましょう、フレーフレーっ、のりちゃ〜〜〜〜〜ん!!!

くわしくはこちらをクリック

のりちゃんの試合の結果、またお知らせします、楽しみにしていてくださいね。

速報!楽しい楽しいミサさんのライブパフォーマンスのお知らせ


来たる11月24日(月曜・祭日)の13時から、吉祥寺のライブハウスにてミステリオ・ダンスデイレクタ−のミサさんが率いるライブパフォーマンスが開催されます!


なんとびっくり、キャンプマザーのヨシコもタップダンスで出演、72才のチャレンジです。またミサさんの主宰なさっているダンススタジオMDMからは、ミステリオでいつもミサさんのアシスタントとしておなじみの亮太、その他12月のクリスマスパーテイーのサンターズのメンバーとして出演してくださっているミユも参加!

その上、最高にうれしいニュースは、今年のサマーキャンプのスペシャルゲストでお招きした、THE STYLEZのお二人、輔蔵さん&RYOさんがゲストダンサーとして出演なさいます。あの日舞とヒップホップのコラボレーションが、今度はライブハウスで再現!

♪詳細
日時:11月24日(月・祝)
開演:午後13時から14時15分 (休憩なし)
開場:12時半
場所:ライブハウス「曼陀羅Ⅱ」(
吉祥寺駅井の頭公演口より徒歩4分)
チケット:一人2,200円
内容:タップダンス、ジャズダンス、弾き語り、パントマイム等、盛りだくさんのプログラム。
構成・演出・振付:山本美砂

楽しい時間になること間違えなし! ただし、残念ながら会場の収容人数が少ないために、用意できるチケットに限りがあるとのこと。さあ〜〜〜行ってみたいと思ったら、今すぐミサさんに連絡しましょう!先着順にてミサさんがチケットをお取り置きしてくださるとのことです。

チケット申込→ misa-dance-maniacs@ezweb.ne.jp


CHANGE START NOW - IT'S A NEW DAY!



11月10日、次期アメリカ大統領に選ばれたオバマ氏は、現大統領のブッシュ氏からお祝いのメッセージを受けにワシントンのホワイトハウスを訪れます。来年正式にオバマ氏が大統領に就任した後、オバマ氏はファーストレーデイーとなる奥様のミッシェル、二人の娘さんと新しい子犬と一緒に、このホワイトハウス(大統領官邸)にお引っ越し、ここが新しいHOMEとなります。


オバマ氏が選ばれてからのここ1週間は、ニューヨークの街中がオバマブーム。彼の拡大写真やポスターを貼るお店、オバマボタンやTシャツを売る人などなど。

そこで、今日はオバマが選ばれてから、爆発的に人気上昇中の、歌を紹介しましょう。作詞・作曲を手がけたのは、黒人プロデユーサー・Will.i.am 
その歌の題名も、今回の選挙戦を物語るかのように "IT'S A NEW DAY"。11 月6日、人気テレビ番組のトークショー "OPRAH" でこの歌を初めて披露したWillのこの曲は、なんと現在YouTube のアクセス数10万を超える大人気。

その内容も、オバマ氏への勇気と勝利にをたたえ、長い間アメリカ国民が待っていた新しい日、新しい時代をみんなで作っていこう!というアップビートな曲。是非、聞いてみてくださいね。IT'S A NEW DAYはこちらをクリック

I WILL by Matthew Long 絶対出来る!



今年もたくさんの人間ドラマがあったニューヨークマラソン、そこで今日は、その中でも”これはっ!”というストーリーを紹介したいと思います。


今回私達は、FDNYのロゴがついた赤いユニフォームを来てマラソンを走りました。(前のブログ写真参照)
このFDNY=Fire Department New York とは ニューヨーク消防署のこと。
そこで、FDNYでもない私達が、なぜこのユニフォームを着て走ったのかについてお話ししましょう。

3年前までFDNYの一員だったMatthew Long (マシュー・ロングさん、右上の写真の左側が彼)、当時39才の彼はFDNYの消防士たちのフィットネスのトレーナーでもあり、色々な大会で優秀な成績を数々おさめていたランナー、トライアスロンの選手でもありました。

その彼が、2005年12月、自転車に乗って仕事に行く途中大型バスにはねられ、一命はとりとめたものの、その後半年の入院中に40回以上もの手術を受け、もう一生歩くことは不可能だと医者に宣言されてしまいます。

彼がこの日、自転車を使って通勤したのにもわけがありました。それは丁度その時期、バス会社がストライキ中で、比較的道がすいているだろうと自転車を利用したにも関わらず、バス会社とは全く関係のない、ある会社のイベント用にチャーターしたバスにはねられてしまったのです。

手術は成功したものの、この3年間のリハビリは言葉では表せないほどの辛さだったと語っています。毎朝起きると、ベッドの中で必ず20分以上のストレッチをすることが日課のMatthewですが、体の痛みはまだ消えていません。内蔵、頭部、腕、足と彼の体を支える機能すべてに、メスを入れられながらも、彼が誓った言葉、I WILL (絶対できるはず)。この言葉通り、今年の始めニューヨークマラソンへの出場することを決めてから、過酷なリハビリとトレーニングを克服(こくふく)し、見事に7時間21分のタイムで完走を果たしたのです。

FDNYもその彼のあきらめない姿勢に感銘を受け、全面的に彼をサポートしようとお揃いのTシャツを作成、私達も彼にできることが何かあればと、彼が主宰者として発足したOrganization=組織 『I WILL』 のステッカーをふくらはぎにはり、お揃いのTシャツを着て、彼をサポートするチームと一緒に参加することを決めたのでした。

マラソン前に彼が私達にこう語ってくれたのです。”これまでたくさんの人が自分を支えてくれ励ましの言葉と勇気を与えてくれた、でも実際はこんな辛い思いをするのなら、死んだほうがましだ、と心の中でずっと思っていたんだ、でも、他の州で自分と同じようにトラックにはねられた経験を持つアスリートの新聞記事を読み、彼に連絡してみたら、その彼が自分にこう言ってくれたんだ、Things have gotten better for me. If you work hard, they will get better = 回りの状況がどんどんよい方向に向かっているんだ、だからもし君も、もっと頑張ったらきっと絶対によくなるはずだよ、と” このとてもシンプルな言葉の中に、自分もあきらめることをやめたんだ”と。

マラソン当日は、朝7:30からハンデイーキャップの人たちのレースがいち早くスタート。(一般スタートは9:40)私たちランナーがバスでスタート地点に向かうその車中から、ゆっくりとスタートをきったハンデイーキャップの選手たちの中に、Matthewとその彼をサポートすると人たちのグループの姿を発見(写真参照)、思わず窓をあけて、GO MATTHEW!!! 頑張れMatthewと大声で声援するランナーの私達。その声を聞いて、橋の上から素晴らしい笑顔で手をふってくれたその彼の姿には、涙が出るほと胸がうたれました。

そのすぐ後には、沖縄から義足2本で参加した島袋さんの姿も発見。彼も大きな笑顔で私達に手をふってくれました。

7時間21分で見事にゴールインしたMatthew、フィニッシュラインではあまりの感動とうれしさに、いきなり地面に横になり腕立てふせをして、その喜びを体で表現していたとのこと。

昨日、その彼からこんなメールが送られてきました、"I have just completed my goal of running the NYC Marathon as a challenged athlete. It took 7:21 min part of which was fun and the other part painful but its done! I did it to show the power of the human spirit and to give hope to those that have mountains yet to climb. (無事にチャレンジアスリートとしてゴールを果たすことができました。7時間21分というタイムではあったけれど、楽しい時間でした。無論、辛かったことは事実です、でもやりました! ボクは今回、人間の精神力のパワーを自分に試してみたかった、そしてなによりも、山にまだ登るきることのできないような苦痛を持った人たちのために、希望を持ってもらいたい、とチャレンジしてみたかったのです。" と。

Matthew は、もう消防士として復活することはないだろう、と言っています、でも今後は、自分の経験を通して、消防士を目指して入団してくる人たちの教育に力を注いでいきたいたい、と語ってくれました。

MATTHEW IS OUR INSPIRATION TO ALL OF US! 今年のマラソンは Matthewが私達に、感動と勇気を与えてくれました、そして彼こそ、真のMake A Difference を教えてくれたと確信しました、ありがとう、Matthew!!!


 

YES, YOU CAN - OBAMA MAMA!

YES, WE CAN! のスローガンをかかげ大統領選挙キャンペーンを続けていた、民主党のバラク・オバマ氏が、ついに次期アメリカ大統領となりました!

彼は、”今こそ、アメリカに変化の時が訪れた”と、12万5000人の支持者たちを前に、熱意と希望に満ちた勝利スピーチを行いました。それを真剣に聞きいる支持者たちの目には、涙と笑顔でいっぱい、中にはうれしさのあまり躍りだす観衆もたくさん!

彼のスピーチの中で、”この選挙は国民の勝利(Victory) であり、この国は民主党や共和党、黒人や白人、アジア系、スパニッシュ系、豊かか貧困か、ということが問題ではない、今こそ、ひとつの合衆国として立ち上がろう”と。そして敗北したジョン・マケイン氏に対しては、勇敢な指導者だった、とRESPECTの気持ちを表現したことが、とても印象的でした。

共和党のジョン・マケイン氏もスピーチの中で、”オバマ氏との違いはあったとしても、自分はオバマ氏がアメリカのリーダーとなることを助けていきたい”という姿勢を伝えました。そのスピーチを聞いていたマケイン支持の観衆たちが、残念な気持ちのあまり、思わずブーイングの声を発した瞬間、マケイン氏はその声を止めるかのように、”Please" と真剣な表情で一言。この彼の姿勢は、相手をRESPECT する気持ちの現れであり、今年のサマーキャンプで覚えた英語の言葉 ”Generous Looser”そのものだと感じました。

今回、この選挙は、国民の投票数最大とされ、このことは国民が最も関心を示した証拠、そしてマケイン氏が72才という高齢に対し、オバマ氏は47才という若さ、しかも、初のアフリカ系アメリカ人として大統領になったことから考えても、歴史的に残る選挙戦になったことは間違えありません。

オバマ氏は来年の1月20日に正式に第44代大統領として就任(しゅうにん)します。

英語でオバマ氏の勝利のスピーチ、マケイン氏の敗北のスピーチを聞きたい場合は、下の彼らの名前をクリックしてみてくださいね:
(上記写真はNY TIMES から)
 

ニューヨークマラソン、SAY-ICHIRO 選手の奇跡的なタイム!












11月2日、約4万人が出場したニューヨークシテイーマラソン、お天気にも恵まれて、聖一郎、エリカ、ジョッシュ、のぞみ選手たちも無事全員ゴールイン!

ニューヨークマラソン2回目の聖一郎選手、4時間半という予想タイムで走る計画だった彼は、なんと3時間48分という奇跡的な自己新記録を出しました!!日本からの出場のため時差との戦いで、当日絶対に足がつるだろうと予測していただけに、本人も今だに信じられない様子。

今回初出場のエリカ選手、ニューヨークマラソンは5回目の出場となるジョッシュ選手も最後まで本当に一生懸命走り続けました。途中沿道で、過去にミステリオスタッフとして参加してくれた、AMY(写真参照)やスミエさんの姿も発見、知っている人の顔を見ると、元気も倍増してきます。

女子の優勝ランナーは世界記録保持者のポーラ・ラドクリフさん(英)で、2時間23分での連覇を果たし、3度目の優勝。1位の男子はマリウソン・ゴメス・ドスサントスさん(ブラジル)で、2時間8分、2006年に続いて2度目の優勝を果たしました。なんと、優勝賞金は男女とも13万ドル(約1280万円)とのこと。

今年も様々な人間模様が繰り広げられ、ニューヨークの街を通して世界がひとつになった素晴らしい1日となりました。

遠く日本から声援を送ってくれた友達、当日沿道で応援してくれた友達、メールを送ってくれた友達、この日私達を思い出してくれた友達み〜〜〜〜〜んなへ、ありがとう!!!!!