2013 MSTERIO International Summer Camp Starts Accepting Application for overseas residence!

servlet.ImageServer日本国外・海外に住んでいるみなさまへ、 お待たせしました! 今年のミステリオサマーキャンプへの申し込みをスタートいたします。

これまで参加してくださっているキャンパーのご家族には、メールにてご案内を差しあげていますが、新規で興味のある方々で、詳しいインフォメーションをご希望の方は、Info@msterio.com までお問い合わせください。

今年も、思い出いっぱいの楽しい夏になるように、これからの約5か月間、最善を尽くしてまいりたいと思います。

尚、日本にお住まいの皆様には、改めて3月中に申し込みのご案内をいたします。

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  Date: July 27th (Sat) - August 3rd (Sat)  

  Location: Matsumoto, Nagano, JAPAN

Dear Friends of MSTERIO,MSTERIO is celebrating our 13th anniversary this year!

It is hard to believe that February is almost over.  We hope this email finds you and your family off to a great start in 2013.

Same as last year, MSTERIO will be accepting Early Decision Applications from families living abroad.  This decision was made in order to better accommodate issues faced by our MSTERIO friends living abroad, such as flight bookings and other alternative summer camp deadlines. We are now accepting the Early Decision Applications by the end of March 2013.  This system will enable us to promptly send out the acceptance notifications to our campers living abroad, which will provide ample time for you to plan out the summer.

Although we will do our best to accommodate everyone, if more than 20 campers apply from abroad, we will hold an Early Decision lottery.
If you do not make the Early Decision deadline, you can always resubmit the application to meet the regular deadline at the end of May. In this case, you will be considered amongst the campers living in Japan.

For those of you who are considering our summer camp for the first time, please feel free to contact us via email or phone in Japanese or English.  We will be happy to answer any questions and or concerns.

Like last year, the camp will be held at “Woody Mock” located in the mountainous area of Matsumoto-shi, Nagano Prefecture - often quoted as “The Japanese Alps” for its geographical beauty.

In this expansive wilderness we hope to provide the children with an unforgettable experience. We look forward to receiving your applications.

Nozomi Terao

Director of MSTERIO

♡ Happy Valentine's Day ♡

6876294551_6b99928e3d今日は2月14日、世界中でバレンタインデーを祝っていることでしょう! アメリカではバレンタインデーにハートシェープの箱のチョコレートが3500万箱が売れるのだそうです。でもきっと日本のほうがもっともっと大勢買うんだろうなあ。

さてさて、この日にちなんで、ミステリオのクリスマスパーテイにもいらしてくださったMOJI ARTのアーチスト、浦上秀樹さんのステキな最新のニュースを今日はお知らせしたいと思いま〜〜〜〜す。

そのうれしいニュースとは????

羽田の国際線ターミナルの文房具専門店のitoyaさんで、浦上さんのMOJI art展を2月28日まで開催しているんですよ。

この機会に彼の天才的な想像性たっぷりのMOJI artを是非、見に行ってみてくださいね。

そして今日のバレンタインデーにちなんで、ぴったりのMOJIをみなさんにここでプレゼント。

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この写真は、浦上さんのブログから選ばせていただきました。

浦上さんはミオパチーという筋肉が弱っていく難病になられ、手足を動かすことができません、そして彼は唯一動くご自分の口を使って、すばらしい作品をたくさん描いておられます。

その浦上さんが思う、愛の意味とは、、、、、『うけいれるこころ』

まさしくその通り、納得しちゃう。

 

2013 MSTERIOサマーキャンプの日程が決まりました!!

SAVE THE DATE FOR 2013 MSTERIO INTERNATIONAL SUMMER CAMP!!

2013 年ミステリオインターナショナルサマーキャンプの日程が決まりました!!

7月27日(土)〜8月3日(土)

長野県松本市奈川「ウッデイ・もっく」で開催します。

海外在住キャンパーは3月初旬に申込開始、日本在住キャンパーは4月上旬の予定です。

詳細はこのホームページにどんどんアップデートして行きます!!

Billy Elliottの今、、、、

2000年に リトル・ダンサーという映画でも有名になり、その後 2008年から2012年まで、ブロードウェーミュージカルとして一世を風靡したBILLY ELLIOT。2009年トニー賞ではベストミュージカル他10部門を獲得。今では、アメリカ全国ツアーをし続けるこのミュージカルの初代Billy Elliot役を務めたGiuseppe Bausilio(ジョッセッペ・バシリオ)君をインタビューすることになったのです。 日によっては二回公演もこなす過激なスケジュールの中、ブロードウェーミュージカルの子役たちはリハーサル以外に学校の勉強もしなければならない、その上主役が子供の場合、その役に一人以上の役者さんが必要となる訳ですが、BILLY ELLIOTは三人の子役たちが大活躍。その上、この三人それぞれが、イメージ的に全く違うところも、人気になった特徴の1つになったのかもしれません。

観に行った観客たちは、ショーがスタートするまでこの三人のうち誰が出てくるかはわからない、自分のお目当ての主役に必ず出会えるとは限らない、というのも面白い。

当時私は、特にお目当てがいる訳でもなく、誰になってもオッケーと行ってみると、このミュージカルのストーリー性やすべての面の質の高さに感激しっぱなし、、、思い切りおなかをかかえて笑ってしまうシーンあり、クリネックステッシュを取り出してすすり泣いてしまうシーンありと、感動の連続、二時間半。

その夜の主役は、すっかり私の♡をギュっとつかんでくれた当時13才のGiuseppe君。あまりの感動に、是非あとの二人の演技も気になり、半年後、ワクワクしながらもう一度行ってみたら、、、、、なんとその時もGiuseppe君だったんです!!!

きっとこれが運命の出逢い(笑)だったのかもしれません、だって二年後の昨日、1対1で会えたんだもの。

今回のこのインタビューはJ-Collaboという日本の文化やアートをNYから世界に発信するというとてもユニークな、ウェブベースの非営利団体の企画もの。半年前から私もここのボードメンバーになったことから、今月末NYカーネギーホールで、東京大学同窓生グリークラブのメンバーたちが、日本震災や去年暮れに東海岸を襲ったハリケーンサンデイーのために行うチャリテイーコンサートイベントに、Giuesppe君も出演することを聞きつけての企画となりました。

giuseppeそのコンサートイベントで彼が演ずるのは、『狂言&能の舞』。1年前の14才、日本伝統文化に興味を示し、それから稽古には必ずやってくるという、その彼の中に秘めた思いとは何なのだろう、、、といくつか質問を投げかけてみました。

すると出てくる出てくる、そこには15才の青年とは思えない日本の伝統を愛する姿がありました。

『日本のイメージはいつも”クール”。小さいころから、ずっと侍や忍者に憧れて育ったけど、一番衝撃的だったのはトムクルーズ主役映画『Last Samurai (ラスト侍)』だな。

いろんな国の人と話しがするのが好き、七カ国語話せるんだ。裁縫、料理も大好きだよ。何でもできるようにならなきゃいけない、って育ててくれたお母さんに感謝してる。お母さんのおなかの中にいたときから、クラシックバレーの音楽を聞いて育ったからね、(母親はバレーの先生)生まれた瞬間からバレー好きだったことは、ごく自然の流れ。無理なんか全然してないんだ、だって大好きなことだから。そのお陰でBilly Eliottの役ももらえた訳だからね。今でも毎日4時間から7時間は練習してるよ、バレーだけじゃなく、歌やヒップホップなんかの他の躍りもね。学校の勉強もしないとならないから、そうだね、毎日かなり忙しいかな。

なんで狂言や能か、、、、僕にとってはとても自然の流れだったんだと思う。

立ち振る舞い、息使い、静けさ、そのすべてはパフォーマーとしての基本だと思うんだ。だから無理してやってるなんて思ったこともない。袴を自分で着れるようになったことも、すっごくうれしいんだ。

袴を着ている時の自分が好き、だって力強くなれる気がするから。袴を着ると姿勢が正せる、姿勢が整うとエネルギーがでてくるって感じがする。

将来の夢、、、それはやっぱりハリウッドで活躍すること。映画には是非出てみたいと思う。だけど、やっぱり自分の基本はクラシックバレー、だから必ずそこには戻ってくる、戻らなきゃって思う。戻るっていう意味はね、バレーはこれからもずっと躍り続けたいと思ってるってこと。それが自分の根底にあるアイデンテイテイーだからさ。』

インタビュー中、かわいい子犬ちゃんがうろうろ。子犬の名前はBilly、三歳。シカゴ公演中に、道ばたに捨てられている犬を拾ってきたのだと教えてくれました。0

最後に同じ年代のテイーンズたちにメッセージを、とお願いしたところ、”迷い悩むことも多いと思う、そんな葛藤の中で好きなことが見つけられたら最高だよね、でも好きかどうかは、やってみないとわからない、だからいろんなことを試してみたらいいと思う”。

Giuseppe君の美しい立ち姿を見られる2月26日が、今からとても楽しみになってきました。

あっ、今、雪が降り始めてきました、、週末はニューヨークは雪景色になりそう、、、、。

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Anything is possible!

1月ももうすぐおしまい。お正月が終ったと思ったのに、もう2月になっちゃう、、、ニューヨークはここのところ零下7度。寒い、寒いっ。 さて新年早々、とってもうれしいニュースがありました。なんとびっくり、ミステリオ初回2001年と2002年に、当時小学生だった女子キャンパーのKAZUKOからメールをもらったのです!!!

『いままでなかなか参加できなかったけど、大学生になったからこの夏には何らかの形でミステリオサマーキャンプに関わりたい』って言ってきてくれたのです。涙が出るくらいにうれしかった! 10年間もミステリオのことを思い続けていてくれたんだね。

ここ2,3年の間に、これと似ていることがいくつかありました。そのうちの一人はカウンセラ−のKANAKO。彼女も初回参加のキャンパーで、大学生になってカウンセラーとして戻ってきてくれた。

去年の夏、キャンプ中チアーを教えてくれたRENAも大学生になって戻ってきてくれた。

仙台の大学に通っているSHINICHI とは去年の11月仙台で再会!

こうやってしばらく離れていてもミステリオを覚えていてくれたこと、そしてまた戻ってきたいと思ってくれたことは、今年で13年目を迎えるミステリオの宝物の1つです。ありがとう、みんな!!!

さて今日は、以前から訪問したいと思っていたある施設に行ってきたその様子をみなさんにお伝えしたいと思います。

場所はロングアイランド、マンハッタンから車で40分くらいのところにあるそれは見事な施設、The Viscardi Center(ヴィスカルディ・センター)昔はAbilities! という名前で知られていた施設。

1952年に障害を持ったヘンリー・ヴィスカルディJr.氏が設立した非営利団体で、もし今彼が生きていたら今年で100才。この施設を作るきっかけになったのは、当時ベトナム戦争後、アメリカに復帰した負傷した兵士たちの為に、アメリカ国内で職業を身につけて社会に復帰してほしいという願いから。

この施設ではどんな障害者でも独立できるように、また社会の一員としてアクティブに生活が出来るようになる手助けすることを目的とし教育、訓練、研究などを通して、高いクオリティーのサポートを提供しています。

木々に囲まれたどこまでも続く広い敷地の中には、4才から21才の障害児の為に幼稚園年中さんから高校教育までの子供たちの学校、Henry Viscardi Schoolも完備されています。廊下を車いすで通る生徒さんは、それはみんな楽しそう、元気&笑顔いっぱいでした。

お料理教室を行っているキッチンには、プロのシェフの養成所かしら、と思うくらい設備が整っていました。車いすでもお料理ができるようにと、調理場がボタン1つで下に下がってくるんですよ。

その他、Just One Break, Inc.というプログラムもあり、そこでは障害者の雇用増加を目指し、インターンシップや職業訓練等のプログラムを実施しています。履歴書の書き方、ソーシャルネットワークのやりかたも学ぶことができる教室もあります。何がびっくりって、GAPやUPSなどの企業が、そこに本物のお店を出展し、そこで顧客サービスやレジや、お買い物の練習ができるようになっているんですね。

障害者の雇用に意欲的な企業への情報提供・協力をし、雇用増加を目指すThe National Business & Disability Councilというシステムも完備。

その上今回は、この施設が日本と深い関わりがあったことも学びました。

1950年代に設立者のヴィスカルディ氏はなんと日本を訪問していたのです。日本で当時Abilities!の活動について講演しに行った彼と、それに感銘を受けた、ご自身も障害者である伊藤弘泰氏が、後にAbilities!を視察しに訪問したという事実も残っています。伊藤氏は帰国後、日本アビリティー協会を創設(1966年)し日本アビリティーズ社(現・アビリティーズ・ケアネット)を設立なさり、現在は、日本アビリティーズ協会会長・アビリティーズ・ケアネット会長を勤めておられます。

これだけ長い歴史、日本と繋がりのあるThe Viscardi Centerへ、1994年天皇、皇后両陛下がご訪問なさり、しだれ桜を寄贈なさっていることもわかりました。写真を撮ってきましたが、ちょっとよく見れないかも、、春になったら美しい しだれ桜が満開になるのでしょう。

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今回私が訪問できることになったのも、NY日本領事館にお勤めのお友達が取りついでくださったお陰。感謝!

今年はこの学校と、何か繋がりが持てたらいいな、と、、、、また今年の夢が1つひろがりました。

Happy New Year! Santa was here - 明けましておめでとう。やっぱり来てくれたサンタさん!

みなさん、明けましておめでとうございます! それぞれどんなお正月を過ごしましたか? 今年も、みなさんにとってたくさんの幸せが訪れますように、、、、、。 さて、昨年12月24日クリスマスイブのミステリオクリスマスパーテイーには、230名以上の皆さんにお越しいただき2012年最後の楽しい時間を過ごすことができました。 お越し頂いたみなさん、ありがとうございました。

097おいしいブッフェランチの後は、ブルーワールド制作俳優座田野聖子さんナレーションによる2012年のミステリオサマーキャンプDVDで幕開け(こちらはもうすぐウェブサイトにアップします)、引き続き世界で最も古くみんなから親しまれている有名なクリスマスストーリー、The Night Before Christmas をJOSHが英語で朗読、その訳の朗読はおっくんがつとめてくださいました。

聖子さんは年明け、TV朝日”相棒”に、そして3月6〜17日まで六本木ブルーシアターのアガサクリステイー原作のマウストラップに出演。

0前回もいらしてくださった文字アーチスト(MOJI ART)としておなじみの浦上さんの新しい作品も会場に再び展示。

また、メゾン・ド・ヴェルディの柴崎 洋祐さんから「One of Love」 というステキなプロジェクトについて説明していただきました。これはバラの販売を通して、その収益金の一部が途上国のバラ農園を支援し雇用促進や生活向上、そして途上国の子供たちに未来の仕事を贈るという活動。パーテイ−会場では、エチオピアの美しいバラの花束が二人のお客様にプレゼントされました。

048お客様の中に野球選手工藤公康氏のご長男阿須加くんの姿も! 彼は1月から大河ドラマ”八重の桜”で主役の弟役でデビュー。

あ、安田祥子さんのお姿も!!!

昨年は体調がちょっといまいちだったムッチーも元気に登場。

クリスマスコンサートでは次々に現れる才能あふれるアーチストの皆さんの演奏の素晴らしさにうっとり。

379549_10151243902788682_143810367_n司会を務めてくれたのは、2012年までキャンパーだった、MAO&ARISA。

コンサートのオープニングを飾ってくれた濱田朝美さん作詞作曲による歌『きっと笑顔が届きますように』はみんなが幸せになってほしいというメッセージと共に 歌ってくださったその歌声に心から感動を覚えました。

24時間の完全介護が必要な身体障害と言語障害を持ちながらも、亡きお母様との約束である「歌手になってNHK紅白歌合戦に出場すること」を目指し、朝美さんは今でも歌い続けておられます。126

奥野祐介さんのそれは暖かく美しい旋律のサポートによるギター演奏もとても素晴らしかった。

27931_10151243902813682_1050544059_n二番目に登場したアラカルトのお二人、愛香&スッチー。一人で様々な楽器を弾いたり吹いたりするだけでなく、会場中をうねりまわりながら演奏するそのパワルフルなエンターテイメントぶりに笑顔の渦。

1月14日には「 ~アラカルト~ 祝! 新春!! 初叩き!!! 」もありますよ。

[日程] 1/14(祝・月) [会場] せんがわ劇場 3Fリハーサル室 (京王線仙川駅徒歩3分) [料金] ¥2,200 [定員] 先着 各12名 (小学生以上) 要予約 キャンセル不可 [予約] 鈴木まで (お早めにどうぞ♪)  yohsuke@su-champ.info [時間] ■一回目 12:00~13:15 (受付 開始15分前) ■二回目 14:30~15:45 (受付 開始15分前)

233三番目のアーチストたちは、バイオリン・熊谷真紀さんとピアノ・吉田幸央さんの演奏。彼等はTrio de Zunda として去年3月に東京でデビュー。吉田さんの力強いピアノソロ演奏に続き、ヴァイオリンとのデュオで、クライスラー作曲「プレリュードとアレグロ」は、迫力たっぷり。

四番目は、高校〜大学時代ミステリオのイベントに何度か参加してくれた風見一慧のジャズソングのパフォーマンス。2012年早稲田大学文化構想学部を卒業後、ニューヨークのThe New School University for Jazz and Contemporary Musicに奨学金を得て去年9月から入学した彼女は、今ジャズシンガーになるために猛勉強中。今回はその3ヶ月の成果を披露してほしくて出演をお願いしたのですが、たった3ヶ月とは思えぬほどの落ち着きとセクシーな歌声にびっくり!!

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五番目は過去二回、ミステリオクリスマスパーテイーで演奏してくださった東京最前線のみなさん。2008年、津軽三味線の雅勝さんを中心として結成されたこのユニットは、民謡をルーツに、ファンク、ラテン音楽、ポップス、クラシック、テクノなど様々な音楽を、津軽三味線と和太鼓に融合させた最新型の和風インストゥメンタルユニットです。

2010年には両国国技館でのパフォーマンスや台湾公演を成功させ、2010年3月にファーストアルバム「ASIAN SUPERNOVA」をリリース。この日は、津軽三味線の雅勝さん、和太鼓の千代園 剛さん、ベースの乾 博さん、ピアノのMISAEさんが演奏してくださいました。ちょっぴり和風のクリスマスソングメドレーに、会場中が手拍子で参加。

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六番目は、バリトン歌手大西宇宙さんの登場。去年ニューヨークで開催された9.11のコンサートで始めて彼の演奏を聞いた瞬間、その才能とチャーミングさにすっかり魅力されてしまった私は、なんとか12月24日に出演していただきたいとラブコール。307693_3577959186087_1271391146_n

その甲斐あって来てくださった宇宙さん。そのスケールの大きさに、会場はブラボーの連発。1曲目は、会場の後ろから歌いながら現れ、オペラロッシーニ作曲:歌劇セヴィリアの理髪師から「俺は街の何でも屋」を披露。2曲目は小林秀雄作曲「落葉松(からまつ)」を披露してくださいました。現在彼は、ジュリアード音楽院大学院に在学中。将来多いに期待されるオペラ歌手の宇宙さん、みなさんで応援してくださいね。ピアノ伴奏の筈井美貴さんもとっても素敵でしたよ。

宇宙さんは、1月8日には東京でソロコンサート、なんと完売とのこと!

コンサートもいよいよ後半戦。

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七番目、ミステリオのオリジナルソングの作詞作曲だけでなく、今までも何度もクリスマスパーテイーに突然いらしてくださったり、今年のキャンプでは歌の指導で参加してくださったり、ミステリオとは切っても切れないご縁、かれこれ12年のおつきあいになる、秦万里子さんの登場。

74787_10151243903693682_2359146_n万里子さんはすごいところがた〜〜〜くさんあるけれど、そのうちダントツすごいのは、彼女の舞台はその場にならないと何が出てくるかわからないっていうこと。この日は、200名以上の全員であ〜もみの木って歌いながら即興ふりつけにチャレンジ。歌いながらいかに全員がもみの木になりきれるかが重要なポイント。

突然、舞台に引っ張りだされたキャンパーのゆうこ&みらい。彼らは即席ピアノ伴奏担当。すっごく単純な歌なのに、振り付けがつくとなんとも立派な歌に変身しちゃうところも、万里子さんならではのマジック。

みんなで起立して歌った後は、少し静かにゆっくりと、、、、、。

八番目、毎年恒例になった川島あきえさんの語り部。6才の時おたくふ風邪が原因で視力を失い、東京教育大学(現在の筑波大学)付属盲学校で小中高校生時代を過ごし、早稲田大学第2文学部を卒業後は情報処理会社にプログラマーとして勤める傍ら、語り部になりたいという夢を実現し現在に至っている彼女が選んでくださった本は、トルストイの「靴屋のマルチン」。

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305_10151243903888682_684948364_nそして九番目のパフォーマンスは、去年のサマーキャンプでダンスを教えてくださった小島亜莉沙さんの歌”ホワイトクリスマス”。伴奏を勤めてくださったのは、去年のキャンプでゲストとしてお招きしたサックス奏者の小野雅也さん。

亜莉沙さんは、2010年洗足音楽大学ミュージカルコースを首席で卒業。在学中にカリフォルニアを拠点とするThe Young Americansのオーディションに合格し、卒業後に渡米。ジャパンツアー、UKツアーのキャストを努めるほか、アメリカでも数々のショーに出演し、帰国後はミュージカル「ハロー・ドーリー!」に出演。現在は、ダンスカンパニーDrastic Dance ”O”のメンバーとして活躍中です。

4994_10151243905793682_517131527_n彼女の美しい歌声と雅也さんのサックス演奏後に登場したのは、クリスマスコンサート最後の”とり”新サンターズたち。なぜ”新”かというと、今年は躍るだけでなく歌も唄っちゃうというメンバーたち。

その上、練習日がたったの二時間、しかも本番前々日のみと度胸たっぷりの9名のメンバーは:

定番になったストロベリーショートケーキ姿のキャンプグランマよしこは最年長の77才。

博士姿のテニスのプリンスアシスタントのおっくん。

サンタのヘルパーエルフ姿は初代スタッフの美樹。

クリスマスツリー姿は初代スタッフのあかり。

トナカイで登場したのは昨年ナースとして初参加してくれたくまちゃん、サンターズ初参加。

キッチンスタッフの麻衣はクリスマスプレゼントで登場。

これまでカウンセラーを勤めてくれたまりこは、ミスサンタ。

元キャンパー今はカウンセラーの萌はスノーマンで。

そして新サンターズ初チャレンジのぞみはキャンデイーケーン。

音響担当は初代スタッフ&美樹のだんなさまの亮太。

新サンターズが披露してくれたのは、みんなもよくご存知の”ジングルベル”。今年はその指導に、ありさが買って出てくださいました。

新サンターズの登場後、万里子さんに再び登場していただき、即興による”サンタさん”の歌をみんなで合唱。

サンタさん、サンタさ〜ん、サンタさ〜〜〜〜ん、と大きな声で唄っていると、、、、、

この1年間食欲旺盛だったのでしょう、一段と前の年よりも大きくなったサンタさんが笑顔で大きなプレゼントの袋をかついでやってきてくれたのです!!!!

サンタさんの話しによると、12月23日は、ミステリオの有志たちと年最後のMake A Difference をしに都内の老人ホームを訪ねたのだそうです。

そして24日のイブの昼間、本当なら夜から猛烈に忙しくなるため、パーテイ−に来れるかどうかわからなかったというサンタさんが、やっぱりミステリオの為に来てくれたことは奇跡に近いことかもしれません。

ありがとう、サンタさん。また今年2013年の12月23日、同じ場所で開催されるミステリオのクリスマスパーテイーで待ってるからね!

今年も写真家・稲田美織さんがたくさんの写真を撮ってくださいました。その写真の数々は、後ほどミステリオウェブサイトでアップしますね。

美織さんは1月11日夜10時からBS朝日の2時間特番”エコの作法”に伊勢神宮特集として竹内結子さんと一緒に出演なさいます。どうぞお楽しみに。

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2012 MSTERIO X'MAS PARTY 申し込み開始!!!!

お待たせしましたっ。
ただ今より、2012ミステリオクリスマスパーティー申し込み受付をスタートいたします!
ご家族やお友達をお誘い合わせの上、お越しください。
たくさんのお申し込み、お待ちしていま〜〜〜す。
今年も北極からサンタさんがトナカイに乗ってきてくれることを願って、、、、。
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日時: 20121224(月/祝

12時-15時半(11時45分受付開始)

場所: 東京アメリカンクラブ  

    106-8649 東京都港区麻布台2-1-2 電話03-4588-0381
【申込方法】
ミステリオで事前にお名前をいただいている方たち(事前にSave The Date のメールを受け取られた方達)には、今週中に添付メールで申込み用紙をお送りしますが、その他の方たちは下記の必要事項をご記入の上、12月14日(金)までにメールにてお申し込みください。info@msterio.com
  • 申込受領後に、受付確認のメール、電話、又はFAXをさせて頂きます。ミステリオからの連絡が数日たってもない場合は申込みが届いていない可能性がありますので、その際はお手数ですがミステリオまでお問い合わせ下さい。
【参加費】 A)3歳未満 無料  B)3歳~小学1年 5,000円  C)小学2年~6年 6,000円  D)中・高校生 7,500円   E)大学生・大人 8,500円
飲み放題・食べ放題!
  • 2012年12月14日(金)までに指定の口座へ参加費をお振込下さい。振込票をもって領収証とし、振込手数料は参加者ご負担とさせていただきます。

振込先口座: 三菱東京UFJ銀行 吉祥寺支店(店番号220)普通 2353073

口座名義: (有) NoZoCo または (有) ノゾコ

電話番号: 042-222-9051

【その他】
  • 会場や料理の準備の都合上、振込締切後に参加取り消しとなった場合には参加費は返金できませんのでご了承ください。又、安全管理上の理由により、事前申込なく当日参加することはできません。
  • ドレスコードはカジュアルで構いません。
  • 東京アメリカンクラブは会員制クラブにつき、パーティー会場以外のご利用はできません。
  • クラブに付属している駐車場は、会員以外の方は利用できません。
そして、、、、、、お食事の後には、豪華絢爛、素晴らしいゲストアーチストたちをお迎えしてのコンサートもたっぷりお楽しみいただけます。
2012MSTERIOクリスマスパーティ・ゲストアーチストプロフィール (あいうえお順)
■アラカルト (山本愛香・鈴木庸祐)他に類を見ないオリジナリティ溢れるユニークなユニット 「アラカルト」 。ピアノ、ドラム、リコーダー、鍵盤ハーモニカのような身近な楽器から、ウクレレ、パチカ、ジャンベ等の世界の珍しい楽器まで、奏でる楽器はたった2人で20種類を超える。クラシック、ジャズ、民族音楽、日本の名曲、オリジナル曲など、ジャンルにとらわれず、多種多様な楽器の組み合わせで演奏し、音楽の持つ優しさ、激しさ、楽しさを繰り広げる “音” “楽” の伝道師。現在、フジテレビKIDS企画「MAPS」にてガチャピン・ムックと共演中。山本愛香  

弾く!叩く!吹く!歌う!語る!を操る型破りなピアニスト。ボディパーカッション講師でもある。NHKラジオ、関西テレビ放送主催の舞台に楽曲提供するなど作曲活動も行う。現在「beポンキッキーズ」に司会者として出演中。2011年からミステリオサマーキャンプでミュージックディレクターとして参加。

鈴木庸祐  

ドラマーでありながら、絶対音感を持ち、管!弦!打!の種々の楽器を操る特異な音楽人。作詞作曲、各楽器のインストラクターも行う。日本パチカ連盟公認インストラクター。昨年のミステリオサマーキャンプでゲストとして登場。2012年NHK紅白歌合戦に出演。

 大西宇宙  

武蔵野音楽大学を首席で卒業、全額奨学金を得て現在ジュリアード音楽院大学院に在学中。国内では、大学首席卒業の栄誉として皇居での演奏会に出演し、皇后陛下及び皇太子殿下の御前演奏を務めたほか、日本学生音楽コンクール第一位、イタリア声楽コンコルソ金賞およびバリトン特賞を受賞。留学後、NYで行われた数々の国際声楽コンクールで上位入賞を重ね、2012年オペラ・インデックス・コンペティションでは日本人初の第一位を獲得。ジュリアード音楽院内のオーディションを勝ち抜き栄誉者リサイタルに出演。リンカーンセンターデビューを飾った他、多くの学内演奏会やオペラ本公演にソリストとして出演するなど、活動の場を広げている。米紙NYタイムズや音楽雑誌Opera Newsなど、多くの好意的な批評が掲載。夏にはアスペン音楽祭に奨学生として参加。日本では2011年、2012年12月飯森範親指揮、山形交響楽団によるベートーヴェン第九演奏会にソリストとして出演。今後も国内外にわたっての活躍が期待される。

風見一慧  

2012年に早稲田大学文化構想学部を卒業後、The New School University for Jazz and Contemporary Musicに奨学金を得て入学。グラミー賞歌手であるJane Monheit、Whoopi Goldberg・CherのボイストレーナーであるAdrienne Angelに師事。高校時代よりミュージカルに出演、代々木ナルジャズボーカルコンテストにてピックアップに選出される。六本木サテンドールなどに出演。数年前からスタッフとしてミステリオの様々な活動に参加。

 川島あきえ(語り部) 

東京生まれ。6才の時おたくふ風邪が原因で視力を失い、東京教育大学(現在の筑波大学)付属盲学校で小中高校生時代を過ごす。早稲田大学第2文学部を卒業後は情報処理会社にプログラマーとして勤める傍ら、語り部になりたいという夢を実現し現在に至る。2002年のミステリオサマーキャンプにスペシャルゲストとして参加。その後は毎年ミステリオのクリスマスパーテイーで語り部を務める。第1回わたぼうし語り部コンクール入選。映画「津軽」に出演。その他、NHKやBS、ラジオなどに数多く出演し、講演活動も全国各地で行っている。

 小島 亜莉沙 

2010年洗足音楽大学ミュージカルコース首席卒業。在学中にカリフォルニアを拠点とするThe Young Americansのオーディションに合格、卒業後に渡米。ジャパンツアー、UKツアーのキャストほか、アメリカでも数々のショーに出演。帰国後、ミュージカル「ハロー・ドーリー!」に出演。レッスン歴はジャズダンス20年、タップダンス15年、クラシックバレエ11年、ヴォイストレーニング7年。現在ダンスカンパニー、Drastic Dance”O”のカンパニーメンバー。2012年ミステリオサマーキャンプにダンスディレクターとして初参加。

 東京最前線(雅勝・千代園 剛・乾 博・MISAE) 

2008年、三味線の雅勝を中心に結成。民謡をルーツにファンク、ラテン音楽、ポップス、クラシック、テクノなど様々な音楽が津軽三味線と和太鼓に融合させた最新型の和風インストゥメンタルユニット。2010年には両国国技館でのパフォーマンスや、台湾公演を成功させる。2010年、3月1st ALBUM「ASIAN SUPERNOVA」リリース。

雅勝(津軽三味線) 千葉県出身。祖父の影響により民謡、三味線を始める。津軽三味線を内田實、福士豊秋に師事。津軽三味線日本一決定戦や数々の津軽三味線コンクールにて入賞し、竜馬四重奏、HALE to KEなどのグループに参加するなど古典の世界の他、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。スペイン、中国、アメリカ、台湾などの海外公演も成功させる他、NHKなどテレビやラジオ、CM音楽など幅広い分野に渡って活動。東京最前線では三味線を担当、作曲、アレンジなども手掛ける。

千代園 剛 (和太鼓) 神奈川県出身。幼少より和太鼓に親しみ、洗足学園音楽大学に進学。同大学院卒業。邦楽打楽器を西川啓光師、和太鼓を林英哲師、お囃子を藤舎呂凰師の各氏に師事。『石川さゆり35周年記念音楽会』にて大太鼓演奏。10年より民謡歌手の伊藤多喜雄のtakioバンドに参加し全国を巡る。メキシコで行われたセルバンティーノ国際芸術祭に舞踊集団「芸○座」の一員として参加。英哲風雲の会に参加。

乾 博(ベース) 高知県出身。ロック、R&B、ポップス系のバンドを中心に活動を続けた後、東京最前線に加入。現在、様々なアーティストのアレンジ等も手がける他、和洋の伝統楽器を用いた作曲を手がけている。

MISAE (ピアノ) 4才からピアノを始める。17才のときジャズピアノに興味を持ち、ジャズピアニスト飯吉馨氏に師事。現在は、様々なジャンルのアーティストとともにピアノやキーボードの演奏、アレンジなどを行っている。

Trio de ZUNDA (熊谷真紀・吉田幸央)

Trio de ZUNDA(トリオ・デ・ズンダ)は、熊谷真紀(ヴァイオリン)・吉田幸央(ピアノ)・小田祐子(クラリネット)によって結成され、2012年3月に東京でデビューコンサートを開催。同年9月にはニューヨークで行われた「9.11 風の環コンサート」に出演。今回は、ヴァイオリンとピアノのデュオで登場。

熊谷真紀

桐朋学園大学卒業。同研究科修了。大学在学中より、小澤征爾音楽塾等、数多くの音楽祭に参加。

吉田幸央

 国立音楽大学、同大学院を経て、ドイツ国立ケルン音楽大学を卒業。横浜・仙台・ケルンの各地でソロリサイタルを開催。東日本大震災復興支援のチャリティーコンサートにも積極的に参加している。

 秦 まりこ 

現在コンサート活動のかたわら、音楽の楽しさを伝授。小学校の音楽の先生に触発され作曲家を志す。3歳よりピアノを開始、クラシックを学びつつ、学生時代にはバート・バカラックなどアメリカ音楽のコピーで明け暮れる。2001年よりライブ活動開始、2009年52歳でメジャーデビュー。半径5メートルの日常を歌う事で主婦達の気持ちを代弁している。また全国で楽譜を使わないコーラス隊を結成。2010年から2年間NHK総合テレビ、「歌うコンシェルジュ」に出演。最近では社会貢献にも力を入れている。2012年ミステリオサマーキャンプにスペシャルゲストとして参加。ヒーローズの歌を直々に指導した。

濱田 朝美  

1981年、宮崎県生まれ。24時間の完全介護が必要な身体障害と言語障害を持ちながらも、母との約束である「歌手になってNHK紅白歌合戦に出場」を目指し、日々路上ライブを中心に歌手活動を展開中。原因不明の難病が日々進行し続けるなか、夢に向かって前進している姿とその歌声が多くの人々に共感を与える。「日本一ヘタな歌手 - 亡き母との約束を胸に、命尽きるまで紅白を目指す」を2009年に出版。 

Yoshiko's Room 4 - よしこの部屋 第四話

第二次世界大戦の時は9歳だったかしら。あの時代は、防空壕に出たり入ったり本当恐ろしい思いをしたわ。アメリカの飛行機 B29戦闘機が飛んできて爆弾を落とすようになり、いよいよ危険になったので、家族みんなで三鷹を離れて疎開したの。父が長野県の須佐か町の技術の工場長としてよばれたということもあってね。

何もかもとっても鮮明に覚えているの。上野駅から満員列車に乗せられてそれは悲惨な状態だったけれど、日本国民みんなが経験したことだから、自然に我慢することを覚えたのだと思う。高校の時に絶対に幼稚園教諭になるって決め、大学は音大の保育科を目指したの。卒業後は、教会付属の幼稚園で教えるという夢がかなってわけ。
そこで1年半勤め始めた時に、急にお見合いのお話がきて、結婚はまだまだ先だと考えていたのだが、睦男にものすごいプッシユされ(笑)、長女だったし早く嫁にいかないといけないと思ったし、教諭は断念して結婚したわけさ!
初恋、失恋、お見合い、結婚、  大家族との共同生活、義母の看病、出産、子育て、サラリーマンの妻、母親としとの役目である子育てが終わってからは、ボランテイアやテニスなどなど、ここまで76年続いているけれど、まだこれからの人生、何がおきるかが楽しみね。
親として目標にしてきたことは、まず子供を信じること、3才まではスキンシップでべったり くっついて育てること、 でした。
親ばかといわれても気にしない。でもその反面、躾はきちんと、約束ごとを決めて絶対に親としての意志を曲げないことだと思う。
そして子どもが成長していく過程で、その子の個性を伸ばすよう一番好きなことを選ばせて 継続させること。後はうるさく言わないよう心がけること、 などなど、ちょっと偉そうなこと言ってしまったけれど、実際には なかなか難しいわね。

New York City Marathon has been canceled.....BUT How can I make a difference?

アメリカ東海岸を直撃したハリケーンSANDYから1週間が過ぎました。

マンハッタン市内は昨日から徐々に電気もアップし、地下鉄も今日からほぼ全線運転を開始。
避難していた人たちも自分の家にやっと戻れるようになってきました。私たちのアパートもこの1週間、友達や家族が出たり入ったりしていたので、なんだか静かになって急に寂しくなってしまいました。
でも、NY近郊の復旧には、とても長い時間がかかりそう。特に郊外に住んでいる人たちの生活を考えると、胸が痛みます。
 
さて、ぎりぎりまで開催予定にしていた11月4日のニューヨークマラソンは、開催二日前の金曜日に正式にキャンセル。半年間この日のためにトレーニングに励んできたランナーたち、特に海外からこのためにNYにやってきたランナーたちにとっては、フルマラソンが、どれだけ大変なことかが実感できるだけに、それはショッキングで残念なこと。Thomas (斗真寿=トーマス)もそのうちの一人。
 
でも今の状態で街の状況や、5万人のランナーたちや応援する人たちの安全だけでなく、まだ水も電気もない人たちのことを考えると、今回キャンセルになったことは正しい決断だったと思います。
 
そんな中、土曜日から、ランナーたちが考えた思い思いの過ごし方でマラソンの当日は過ごそうじゃないかと、いろいろな情報がニューヨーク中を飛び交い始めました。さすがニューヨーカー、考えることが早いっ、すごいっ。
 
そのうちの1つ、一番すごいなと思ったことは、被害がかなりひどかったスタッテン島のお掃除と、島の人たちの家を回って物資を持って配るというボランテイア。なぜスタッテン島かというと、毎年マラソンのスタート地点だから。
 
その島に行くにはフェリーに乗らなければならないので、有志ランナーたちの集合時間と場所は、朝8時半、スタッテン島行きのフェリーの船着き場。
 
参加条件は、特に以下の物をリュックサックに入れて持ってくること: 生でない食べ物、石けん、ペットフード、懐中電灯、ゴミ袋、赤ちゃんの粉ミルク、暖かい洋服、赤ちゃん用のおむつやワイプ、電池、毛布、電話用のプリペードカードなど。
 
WHAT: Runners are being asked to bring backpacks filled with some of the following supplies needed in Staten Island: Non-perishable food, Soap, Pet food, Flashlights, Trash bags, Infant Formula, Warm Clothing, Baby wipes, Batteries, Pre-paid cell phones, Blankets
 
そして見事に、この企画には、想像を絶する数の人数のランナーが集まりました。世界から集まったランナーも一緒に、マラソンに出場する変わりにボランテイアをしようという、なんとも素晴らしいアイデアだと思いませんか?  もちろんThomas も出動! 彼は赤ちゃん用品、洗濯洗剤、モップを持っていきました。
 
11月4日当日の今日、マラソンが開催されれば、こんなパーフェクトなお天気は過去にあったどろうか、というほどの快晴。
 
毎年NYマラソンのフィニッシュラインとなるのがセントラルパーク。
今朝から正式なレースにはならないけれど、公園の中でフルマラソンを完走しよう集まったランナーたちや、その家族で公園はあふれんばかりのすごい人数。
 
ランナーたちは それぞればらばらに走っているけれど、その家族や友達たちがランナーたちに声がけをしながら、走り過ぎるランナーたちに”頑張れ、完走するんだぞ”と応援しているその姿に、なんだか胸がジーンとしてきてしまいました。
 
1年のうちで、最もこの街が盛り上がるNYマラソン、今年はメダルをもらえる訳でもないのに、市民たちが外国人たちが、この公園に集まって、まるで本当のレースのようにそれぞれを応援する姿は、とても美しかった。
 
一通り、ランナーたちの走る様子を見たあと、道を横切って自宅に帰ろうとしたときに、日本人女性のランナーグループを発見! なぜか全員の帽子の上に、かわいいヒヨコのお人形さんがくっついていました。
 
その彼らの会話がなんとなく聞こえてきたので、耳をすませて聞いてみると、、、、、”よかったわよね、始めてのニューヨークにこうしてみんなで元気に来れてさ!” と。そのうちの一人の女性が、”完走するとかしないとかじゃないよね、こんないい天気に、セントラルパークで走れただけでも幸せと思わなきゃ。いままでの人生のうちでさあ、みんなでいい経験ができたことに感謝しようね。” と全員が手をとりあって話をしているのです。
 
なんとも微笑ましい日曜の午後の光景でした。マラソンはキャンセルになってしまったけれど、悲しい、悔しい、残念だという思う気持ちを、どうポジテイブに変えることができるか、それぞれが工夫してできることをする、これがMAKE A DIFFERENCE そのものなんじゃないかなって思うのです。そして今日1日を振りかえってみると、きっとフルマラソンに出場したと同じほど、忘れられない思い出がたくさんできた日になったような気がしています。
 
最後に Thomas=トーマス(斗真寿=どうやらこの名前の漢字、仲良しの日本人の友達がつけてくれたらしい)
After going to Staten Island and seeing the damage for myself with my own eyes I have to say that seeing it on tv doesn't even do it justice. It is truly worse than you can even imagine. It even felt a little strange to take pictures. But it was certainly a humbling experience. Off to see what other volunteer work I can do this week.
 
(訳:実際にスタッテン島での状況を自分の目でみたあと、テレビで見た光景や自分が想像していた以上に凄まじい被害だった。そんな中で写真を撮るという気持ちにもなれず。でもとても敬虔な経験ができたと思う。今週は、もっと自分に何ができるか考えてみたい。)
 

Trick or Treat!

毎年ニューヨークのダウンタウンで開催される恒例のハロウェーンパレードは、今回のハリケーンSANDYの為に延期になってしまったけれど、ミステリオのオフィスがあるアッパーウェストサイドでは、ハロウィーンを楽しむ子供たちでいっぱい! なんたってハロウィーンは子供たちにとって、1年のうちで最も楽しみにしているイベントだもの。

1年かけて自分が何になりたいか考える子供たち、ハロウィーンの日は、お気に入りのコスチュームを着てキャンデイーを入れるバスケットを抱えながら、近所を歩きまわります。ドアベルを鳴らし、相手が家からでてきたら、必ず言うハロウィーンの言葉、"Trick or Treat!"

Trick(トリック)の日本語は、手品のたね、しかけの他、ちょっとした考えとかアイデアや、たくらみという意味もあります。でもハロウィーンで使うこの場合は、”ちょっとしたいたずら”って感じかな。

Treat(トリート)はご褒美(ほうび)。

ドアがあけばこっちのもの! この呪文を唱えれば、必ずその家主さんがキャンデイーをくれるって訳。

 さてさて、今日載せた2枚の写真のうちの1枚は、ハリケーンが来る前に近所を歩いていて見つけた魔女。遠く空を飛んでやってきたのに、木にぶつかってぺちゃんこになってしまったよう(笑)。

もう1枚は、私がニューヨークに住むようになってすぐ仲良くなった友だちと一緒に行ったハロウィーンパーテイーの写真。なんと20年以上も前のこと!!

 

Sandy is finally gone!

たくさんの皆さんから、大丈夫? というメッセージをいただき、とてもうれしく感謝しています、ありがとう。東海岸に住むミステリオのみんなは無事ですよ。 私たちのいるアッパーウェストサイドはセントラルパークの木々が倒れたり、看板がとんだりという程度の被害ですんだけれど、住んでいる地域によっては、停電や水もないところがとても多くこれからの回復には、まだまだ時間がかかりそうです。

地下鉄や電車は止まったまま、今日からバスが走り出したけれど、バスにみんなが集中するために満員で乗り切れないという状況は、ここ2、3日は続きそうです。

家のアパートは、シャワーがあびれない、携帯やコンピューターのチャージができない友だちが出たり入ったり。

オフィスも今日からオープンしているので、もし知り合いのお友達で、チャージだけでもしたい、コンピューターを使いたいという方がいたら連絡してねと伝えてください。オフィスがあいている時間帯は朝10時から夕方5時までです。nozomi.terao@msterio.com

場所はアッパーウェストサイド、でもここまで来るのに、結局歩いてくるしかないかもなあ、、、、、。日本領事館でもチャージをさせてくださるそうですから、その場合には身分証明書を忘れずに。299 Park Ave(Bet 48th and 49th。朝9時半から午後4時まで。

Hurricane SANDY ハリケーン・サンデイー

日本のミステリオのみなさん、 ニュースでも報道されているように、アメリカの東海岸をめがけてハリケーンがもうすぐ到着しようとしています。今朝から風が強さを増し、雨も強くなってきました。このままもし速度が早まる場合には、あと2時間くらいでニューヨークやその近郊に上陸する可能性がかなり高くなりました。

アメリカでは、ハリケーンが近づくたびに、その1つ1つに女性の名前をつける習慣があります。今回のこの強力なハリケーンの名前は、SANDY (サンデイー)。

ニューヨーク市民の安全を守るためにも、ブルンバーグ市長さんもプレスコンファレンスに登場し万全の対策を整え、被害を最小限に止めるべく地下鉄、電車、バス、学校。会社、証券取引場、高速道路なども全部止めることを発表しました。

特に川沿いや海近くに住んでいる住民たちには、避難するよう呼びかけも始まりました。

トーマスも結構川沿いに住んでいるため、昨日の夜から、私たちの家に居候(いそうろう)! 今日はずっと家にこもってニュースをみながら1日過ごしています。

SANDY さん、どうか被害が最小限に収まるように通過してください、と願いをこめて、、、、。

 

Yoshiko's Room 3 ーよしこの部屋 第三話

よしこの部屋  第三話 10月も後半。来週はハロウィーンだし、、、、みんな仮装するのかなあ?

さて今日の『第三話よしこの部屋』は、きゃあ〜〜〜、よしこさんの若かりし頃の恋愛物語

私も知らなかったヒミツの話し。

中高校時代 両親は、このひ弱いよしこが少しでも楽に生活できるようと、自宅から徒歩で通える私立で個性を伸ばしてくれる学校を選んでくれました。

でも徒歩といっても昔は遠く、毎日片道45分も歩いたの。 入学したらば 男女共学だったからすぐに 男の子何人からラブレターをもらっちゃたわ。当時はメールとかないから、手渡しとか郵送だったのよ。 でも 誰も自分の好みではなかったので、 返事は出しませんでした。
そのうちに兄の友達を好きになり、6年間くらい文通をしながらお付き合いをしたの。といっても手もにぎらない、とっても清いお友達。野球観賞や映画 コンサートなど、 そんな中で10人位の男の子から誘いの申し込みが殺到。今の6大学の学生さんが みんないたかもしれない。 汚れをしらない乙女だったのね、私。   
今、思うと思い出多き楽しい青春時代だった。自宅をいつも解放して教会関係の集まりを沢山していたし、普通のお家より人の出入りが沢山あったから、学生さんもたくさん遊びに来ては、母が料理を作って、姉妹三人よく働かされて、でも楽しい時代。
両親の教えは みんな平等、責任と奉仕の心を持つことを教えてくれました。
この写真で着物姿がよしこ、これは成人式のとき。後ろに並んでいるのは、よしこのことが大好きだったいう男性群。この中に、もしかして、よしこが大好きだった男性がいるはずかも!!!!

GO GO GOHEI NY市長邸宅でのコンサート

今から3年前、ミュージックデイレクタ−としてミステリオサマーキャンプに参加、そしてミステリオ10周年記念コンサートのスペシャルゲストとしてニューヨークから来てくださった西川悟平さんが、なんと昨日の夜、NYのブルーンバーグ市長の邸宅 Gracie Mansionでピアノコンサートが開催されました! この晴れの舞台に悟平から光栄にもご招待を受け、こうなったらカバン持ちだって何だって、何でもするぜ、と朝から私も大張り切り。本人が緊張するのは自然なことだけど、私がもう心臓ドキドキで、なんだか彼のお母さんのような気分。

今回は、1995年に設立されたBachamann-Strauss Dystonia & Parkinson Foundation というアメリカで著名な非営利団体=NPO主催による市長宅を貸し切ってのコンサートでした。

この団体のFounderでもあるBonnie Straussさんも、長い間Dystonia=ジストニアという神経性の難病と闘っている方で、いまだにその原因がわからないこの難病でガンバっている人たちへのリサーチに役立てるようにと、財団を作った勇気あるステキな女性。(写真右側がBonnieさん)

そのBonnieにすっかり惚れこまれた悟平は、ピアニストとして華やかなデビューをNYで果たしたすぐ、Dystonia (ジストニア)にかかり、一時はピアニストになる夢も捨てざる終えないほど、指が全く動かなくなってしまったのです。

でも長年夢を捨てず、持ち前の悟平の明るさと強さの結果、奇跡が起きたのです!

今では、左手2本、右手5本の指のリハビリをしながら、完全に完治したわけではないけれど、7本の指が動かせるようになり、こんな素晴らしい演奏ができるようになったのですね!!

演奏だけでなく、彼のユーモアたっぷりの演説も、とってもチャーミングでしたよ。もちろん、演奏後は、全員総立ちでBRAVOの連続。

おめでとう、悟平。

以下は、その悟平の感想文 (フェースブックから抜粋):

やっと終わったあ!NY市長公邸での演説と演奏。

皆さんの励ましのお陰で、何とか乗り切れました。有難うございました!!

それにしても、凄かった!! マンハッタンのアッパーイースト(普通のビル群に中)にあるのに、いきなりデカイ門があって、広大な庭があって、1799年に建てられた一軒家の豪邸。ジョージワシントンも住んだ事のある、超歴史的建造物だったんです。

ドキドキしながら門をくぐり抜けると、飛行機に乗る時の様な身体セキュリティチェックを通り、係りの人が「待ってたわよ!」と言って、僕専用の部屋を用意してくれていました。

わあ、と息が出るほど綺麗なシャンデリアのあるお部屋に、食べ物飲み物、手作りデザートが用意され、5人程入れ替わり立ち替わり、身の回りのお世話をして下さいました。

実は、僕の前に以前そこでスピーチと演奏をしていたのは、女優のベッドミドラーや、グラミー賞を5つ受賞した、ジェシーノーマンと言うオペラ歌手で、ぼくにとってその同じ部屋で同じマイクでスピーチをさせてもらえたことが、何よりも感動しました。

会場は100席程で、雨にもかかわらず満席でした。

で、またビビってしまったのが、この100人の顔ぶれがそうそうたる方々で、スピーチをしながら「あ、あの人TVで見たことある!あ、この人政治家の有名な人だ!」等と気付いてしまい、心拍数が一気に上がりましたが、何とか最後まで止まる事なく無事に終わり。

会場全員のスタンディングオベーションを頂く事が出来ました!

アフターワードパーティーでは、色々なセレブな方々にお声をかけて頂き、やっぱり諦めなくて良かったなあ、、、と昨日も思いました。

と言うのは、日本人の僕にとって、アメリカと言う国でアメリカ人社会で認めてもらう事は、非常に大きな価値があるからなんです。 昨日は嬉しかったです。

応援してくださった皆さん,本当にありがとうございました。 かなり心の支えになりました。 やっぱ、すんごい怖かったから。。。

これからも頑張ります!

悟平には、これからも心の癒しと元気を与える演奏と楽しいトーク演説をもっともっとしてほしいし、ジストニアの人たちに更なる勇気と希望を与えるためにも、どんどん活躍してほしいと思います。

今回、悟平の付き添い係にしてくれて最高に幸せなひとときだった、ありがとう悟平!

 

 

おめでとう、むっちー復帰!

お待ちどうさまでした、、、、むっちーこと寺尾睦男(むつお)さんのブログ、寺子屋日記が、1年半ぶりに再開しましたよっ。おめでとうございます、バチバチバチ。 むっちーのことを知っている人たちも多いかと思いますが、むっちーは、キャンプグランマよしこさんのだんなさん。

このお2人、今年の3月3日で結婚54周年を迎えました。

一昨年までのミステリオには、むっちーもサマーキャンプにキャンプグランパとして参加していたのですが、軽い心臓の病気をした為に、しばらくキャンプには顔を出せていませんでした。

でも、今はとっても元気になって、久しぶりのブログ書きに意欲満々。元気になったむっちーに乾杯!!!!

今年84才になったむっちーの 秋のテーマは”愛-LOVE”らしい、時々のぞいてみてね。

 

Yoshiko's Room 2 - よしこの部屋 第二話

わあ、もう9月が終っちゃう、びっくり!! さて『第二話よしこの部屋』の今日は、よしこさん自身が書いてくれた文章そのままを、みなさんにお伝えしましょう!

第一話は、よしこさんが生まれた時のお話しでしたが、今日は小さい頃の思い出と家族のことについて、よしこさんが語ります。

よしこの名前の漢字は "慈子”と書きます。普通は慈を”よし”とは読まないけれど、両親が相談して決めたこの名前の漢字は、『慈悲(じひ)深い人間に育ってほしい』という願いから、聖書からとった漢字だと親から教えてもらいました。
 
そんな私の小学生時代は、喘息(ぜんそく)で始まり 喘息で 終わったという記憶しかないの。今は小児喘息のお薬は簡単に手に入るけど、当時は全くなかったから。その変わり、両親にはとっても大切に愛情沢山沢山 てんこ盛りだったわ。妹二人が あたし達も 喘息に なりたかった!  なんて いわれたくらい。 
 
喘息は季節の変わり目になると発作を起すから、そのために夜通し、両親は私の看病で大変。発作の起きた翌日は、何も食べられず痩せほそっちゃうし、学校は欠席するし。そのたびに先生が自宅にお見舞いといいながら、元気かどうか確認に来てくださっていたわ。
それでも元気にならない時だけ、近所の主治医に強い注射をうってもらうことの連続で、よしこの小学校時代は喘息の思い出しかないの。
 
でも 両親は あらゆる治療を探しては、そのためにお金をかけてくれました。学校に欠席届をひんぱんに出すことが恥ずかしくて、 風邪のため欠席と何度も書いてもらったことは今でも忘れられない、ちょっぴり辛い思い出。     
 
中学生になると、少しでも体が鍛えられるように、 楽しくできることを考えてくれた両親のお陰で、クラシックバレエを習わせてくれました。音楽に合わせ踊ることが こんなにも素晴らしいものだったのかと、それからずっとバレリーナ になりたいと真剣に思ったの。でも高校の時に、やっぱり喘息持ちは体力的に無理だと言われてとってもショックだったわ。(写真の一番右がよしこ)
 
でもそのお陰で、音楽と小さな子供が大好きだったから、 将来的に何か資格がとれる職業を考えた結果、幼稚園の先生になりたいと音大に入ったわけ。当時、いざという時に食べていかれる資格を持ちなさいと教えてくれたのは両親だったわ。
 
そんな私の父は、ピアニストになりたかったけれど、当時はピアニストでは食べていけないと親に反対されて、だったら趣味でやっていこうと独学で勉強し、自分で稼いでピアノと蓄音機(レコードプレーヤ)やレコードを買って、若い頃はオーケストラに合わせて毎日ピアノを弾いていたそう。
 
だから我が家は、父のピアノで1日が始まり、ピアノで終っていたわ。そんなこともあって、私は保育科、すぐ下の妹はピアノ科、その下の妹はバイオリン科に進んだの。3人の男兄弟は、トランペット、フルート、ウクレレと好きな楽器を習わせてくれたわ。(一番下の弟は、毎年ミステリオサマーキャンプの最後の夜のハイライトイベント・キャンプファイアーを演出してくれている"勇”さん。)
 
6人の子供たちを学校に通わせてくれ教育を受けさせてくれた両親は、今思うと、本当に父が一生懸命働いてくれたから。とても大変だったと思う。精神的なサポートは、いつも母が全部受けもっていたわね。
 
毎日のように、家には必ず誰かが遊びにきていたわ。両親は年中 近所の子供達を集めては楽しい会を開いていたのね。
だから、私達3人姉妹は大変よ、とにかく小さい時からよく働かされました。クリスマスには、家に入りきれないほど近所の子供達でいっぱいだった。 会が終わると家族みんなで大片付けと掃除。土曜、日曜日になるとその手伝いの量も倍に増えちゃって。他の友だちが楽しく遊んでいる時は、いつも手伝いで終ったという記憶が強いわね。
22才でお見合いで嫁いだ寺尾家には、病床の義母と、元気いっぱいの義父の他、11人も兄弟姉妹がいて、当時は3家族と同居してたんだけど、小さい頃からの環境のお陰で、大家族には全く抵抗がなかったかなって思うの。
続く、、、、。

不思議の国のYAYOI! Yayoi's in Wonderland!

覚えているかな、ミステリオのキャンパーで今年のミステリオサマーキャンプのパスポートデザインしてくれた高校1年のMIRAIのこと? そのMIRAIが、アーチスト草間彌生さんのことを紹介したブログを読んだ後、感想文と写真を送ってくれたので、みなさんにもシェーアしたいと思います!

『ブログで草間彌生さんのナレーションをした記事を見ました。草間弥生さんの作品を美術館に行くとよく見かけます。青森県の美術館、新潟県の美術館に行った時も見かけました。その時の写真です。青森県で見た作品は、女の子とキノコと犬です。新潟県で見たのは花の作品です。

よく、アーティストについて友人と話をします。気づくと、草間彌生さんの作品について話をしています。最近は、ルイビトンとコラボしているなと思っていました。 そう考えていたら、ミステリオのブログに書いてあるのを読んで驚きました。私の友人にもたくさん草間さんのファンがいます! 草間彌生さんの吹き替えをした番組が見たいミライより』

というMIRAIのリクエストに答えて、ここで日曜の午前中にCBS News "Sunday Morning" で放映された草間さんのインタビューを紹介しちゃいましょう。ここをクリックしてみてね。

 (結局、吹き替え(Voiceover)の部分は全部で三カ所でした。自分の声が、あこがれの草間さんの声にかぶって英語で聞こえる、すっごく不思議な気持ちだった。)
それにしても、青森県のこの写真の作品、かわいいなあ。
そうそう、草間さんのインタビューでも宣伝していたのですが、この秋Pensuin社から出版された絵本 ”Alice's Adventures in Wonderland (不思議の国のアリスの冒険)” のイラストは、全部草間さんなの!
私も早速買っちゃおう〜〜〜っと。

PUMPKIN IN NEW YORK - ニューヨークにかぼちゃが登場!

今、ニューヨークでとっても話題になっている日本人のアーチストは誰〜〜だ? では、ヒントを2つ、水玉模様、そしてカボチャ。

答え:草間彌生(くさま やよい)さん。彼女は彫刻家でもあり画家でもあり小説家でもある多才なアーチスト。

その彼女の作品展が今、ニューヨークのホイットニー美術館で9月30日まで行われています。そして、彼女とのコラボレーションに成功したルイビトン、5番街の57丁目にあるルイビトンのお店のショーウィンドーも店内も草間アートだらけ。

彼女が生まれたのは1929年、だから今年で83才。生まれたところは、ミステリオのサマーキャンプも行われている長野県松本市。小さい頃、20世紀を代表するアメリカ画家ジョージア・オキーフというとても有名なアーチストにあこがれ、27才の時、勇気を出してジョージア・オキーフ氏に直接手紙を書いて送ったというエピソードがあります。

その後、オキーフ氏から ”それほどまでにアートが好きならば、NYにいらっしゃい、そしてその道を極めるために頑張り続けなさい” と手書きの手紙が届いたことがきっかけとなり、28才の1957年から1973年までニューヨークで過ごし、斬新なアートをたくさん作り続けました。

ニューヨークで仲良しだった彼女の友達の一人には、今は亡き有名なポップアーチスト”アンディ・ウォーホル”だったとも言われています。

幼女の頃から今でも、総合失調症という病気とずっと向き合っている草間さん。小さい頃から、幻覚が見えるたびに、それをスケッチブックに描きとめていたといいます。今でも精神病院とアートスタジオを入ったり来たりの生活の中、作品を作っているときが一番幸せなのだそうです。水玉模様をこよなく愛する彼女は、パジャマも水玉模様。そして昼間着る洋服も水玉がとても多く、大好きな水玉を見たり身につけると、なぜかとても心や気持ちが落ちつくのだとも語っています。

実は、前からこの草間さんの大ファンだった私は、アーチストでもあるジョッシュの元日本語の先生から、草間さんのカボチャアートを大分前に譲り受け、我が家の家宝になりました。

そんな隠れ草間ファンのこの私に、今回、思いもかけないある仕事の依頼がやってきました!

毎週日曜の朝 CBSというチャンネルで放映している Sunday Morning というテレビ番組の中で、草間さんの特集を組むことになり、その彼女のインタビューの吹き替えをやってみないか、というお誘いだったのです。

吹き替えなんてやったことがないし、自信は全くなかったけれど、大好きなアーチストの草間さんとくれば、チャンレジしない訳にはいかないぞ、と勇気を出してやってみることにしたのです。

かつて20代の頃、フジテレビに勤めていたことのある私は、CBSの門をくぐると、なんだかとっても懐かしい気持ちになりました。

すっごくかっこいいアジア系の女性プロデユーサーが笑顔で迎えてくれ、簡単に自己紹介をし合った後、編集室に案内され、編集マンとご対面。そこで三人で編集前の草間さんのインタビューを見ながら、どこで彼女の言葉を切るか、何を残すかを相談し合いながら原稿作り。

この原稿でいこうと決まった後、別の部屋に私だけ案内されました。案内された部屋は四畳半くらいの窓もないちっちゃな部屋。少し高めの椅子が1つと譜面台が1つ、それにお化けのような大きなマイクが1つ。

椅子に座ると、さっき会ったばかりに編集マンとプロデューサーの声がスピーカーを通して部屋中に聞こえてきました。

”準備はいいかい、じゃあ1行目から読んでみて”という指示に、原稿をセクションごとに英語で読んでいきます。途中、プロデューサーが何度も、”うーん、いいんだけど、なんかこう感情をもっと入れてみて” とか、”草間の気持ちになって読んでみて”とか、”そこはもっと明るく元気よくいってみようよ” などというコメントを聞きながら、オッケーが出るまで何度も何度も読み続けました。

かれこれ1時間くらいたったかな、”Thank you, You did well.(ありがとう、うまくいったよ)" というアナウンスを聞き、無事終了。

吹き替えっていうのは、こんなプロセスで行われているんだ、ってとっても勉強になりました!

気になる放映日は明日の日曜日の朝。どのくらい草間さんのインタビューが出るのかも、私の吹き替えの声が出るのかも、全くわからないけれど、やったことのないことを試してみるって、楽しいなあと心から思えたし、これからは家に置いてある草間パンプキンを、もっともっと大切にしようって心に誓いました。

そうそう、今度の月曜日、アメリカではジューイッシュ(ユダヤ教)の新年(お正月)が始まる日。日本は敬老の日。まわりにいるおじいちゃま、おばあちゃまを敬って、大好きだよ、って伝えてね。

秋のイベント紹介

NYの友人の紹介(NY deVolunteer・Executive Director 日野紀子氏で、すごいエネルギッシュな女性に出会うことができました。 社会起業家・NPO業界の先駆者、谷口奈保子さん。特定非営利活動法人ばれっと理事長、ばれっとインターナショナル・ジャパン代表、社団法人日本知的障害福祉連名の理事などを務めておられる彼女は、お話しをしているだけで、エネルギ−がガンガン伝わってくる元気で明るく行動力にみなぎった素晴らしい女性でした。彼女は、障害があるないに関わらず、誰もが当たり前に生活できる社会を目指して、活動を続けていらっしゃいます。

長女を小児がんで亡くし、それがきっかけで34才のときに、病院でボランテイアーをスタート。そして1983年に”ばれっとを支える会”を設立。それからは、止まることなく、前進のみの人生。たまり場ばれっと、おかし屋ばれっと、スリランカンレストランばれっと、えびすばれっとホームなど、次々に立ち上げてこられました。

その彼女の機構の1つである たまり場ぱれっとから 今日お知らせをいただきました。

バザーへ商品提供をするだけでなく、お手伝いとしてボランテイアで参加することもできるMake A Difference たっぷりのイベント。季節も変わり、秋も本格的になる美しい季節、是非、参加してはいかがでしょう!

ミステリオのみなさんには、いただいたメッセージのままお知らせします。

10月7日(日)、ぱれっと福祉バザー開催。

今年で29回目を迎えるこのバザーは、長年地域の皆さまに支えられ、1日の来客数500人以上、当日販売に関わるボランティア総数100名以上という大きなバザーです。 つきましては、商品寄付やボランティアとしてこのバザーのご協力をいただきたくご連絡いたしました。

売上金は、障害の有無関わらず誰もがあたり前に暮らせる社会の実現を目指すぱれっとの運営資金として大切に使わせて頂きます。

~ぱれっと福祉バザーご協力のお願い~

【バザー概要】 ★開催日:2012年10月7日(日) ★開催時間:午前10:30~午後3時 ★開催場所:渋谷区立長谷戸小学校(渋谷区恵比寿西1-23-1 恵比寿駅徒歩約5分) ★目的:・地域との交流を通じてぱれっとの活動に対する理解を得      ・NPO法人ぱれっとの運営資金作り

当日は、お子様も楽しめるようなイベントなども開催する予定です。ぜひバザーを一緒に盛り上げてください!

【バザー商品大募集】 新品同様の衣類・靴・バック、雑貨、おもちゃ、文房具、手工芸品、CD、食器、 保存食品など、大募集中です!! ・受付:9月3日(木)~28日(金)9時〜18時まで (平日は、店頭での受取り可能) ・送付先:おかし屋ぱれっと 東京都渋谷区東3-19-9-101 03-5766-7302

【バザー準備ボランティア 募集】 ・内容:町内会掲示板へのポスター貼り、終了後の撤去、協賛企業、メディアへの広報  ※平日10時~17時の間、都合の良い日に事務所に来て作業を行ないます。 平日でお時間のある日程をお知らせ下さい。8月18日(火)〜10月12日(金)

【当日・事前ボランティア募集】 バザー当日販売ボランティア※100名募集 ・日時:10月7日(日) 8:00ボランティア集合 ~18:00終了予定 ・場所:渋谷区立長谷戸小学校 体育館(恵比寿駅徒歩約5分) ・持ち物:飲み物、エプロン、上履き(スリッパ) ※飲み物、昼食は会場内でも販売しています。(例:スリランカカレー弁当300円)

バザー商品値付け大作戦!!作業ボランティア※50名募集 第一回:・日時:9月30日(日)9:00~17:00      ・場所:地域交流センター新橋(渋谷区恵比寿1-27-10恵比寿駅徒歩約7分)       ・内容:皆様から集めた寄付商品(約300箱)を値段付けする作業。      ・持ち物:飲み物、エプロン、上履き(スリッパ)      ※昼食はこちらで用意いたします。 第二回:・日時:10月6日(土)13:00~15:00      ・場所:プライムハウスⅡ 5階(渋谷区恵比寿西1-23-1 恵比寿駅徒歩約5分)      ・内容:皆様から集めた寄付商品(約300箱)を値段付けする作業。      ・持ち物:飲み物、エプロン、上履き(スリッパ)    バザー前日搬入作業※40名募集 ・日時:10月6日(土) 15:00集合~18:00終了予定 ・場所:プライムハウスⅡ 5階(渋谷区恵比寿西1-23-1 恵比寿駅徒歩約5分) ・持ち物:飲み物、エプロン、上履き(スリッパ)、軍手(あれば

 【情報配信の協力】   ぱれっと福祉バザーは、なんといっても当日の集客が命。   お知り合いの方や、お友達にバザーの開催情報をお知らせください   開催直後は、人でごった返していますが、お昼過ぎからは、ゆっくり商品を   見て楽しむことも可能です。   ※商品は十分用意しています。朝一ではテーブルに全てを並びきれず、   昼頃開ける商品もありますよ(これ、裏情報)。      皆様のご参加、お待ちしております。

 ************************************************** 特定非営利活動法人ぱれっと たまり場ぱれっと 左右木 歩 〒150-0011 東京都渋谷区東3-19-9恵比寿イーストビル202 TEL:03-5766-7304 FAX:03-3409-3790 E-Mail:tamariba@npo-palette.or.jp Twitter:@TamaribaPalette たまり場:http://www.npo-palette.or.jp/tamariba NPO法人ぱれっと:http://www.npo-palette.or.jp  Facebook:http://www.facebook.com/TamaribaPalette ************************************************** ぱれっとは、就労・暮らし・余暇などの生活場面において障害のある人たちが 直面する問題の解決を通して、すべての人たちが当たり前に暮らせる社会の 実現に寄与する特定非営利活動法人です。

よしこの部屋 - Yoshiko's Room

2001年から毎年MSTERIOに参加してくれている人気者、Camp Mother(キャンプマザー)だけでなくテニスのアシスタント、キッチンスタッフ、ストーリーテラーと、若者の誰にも負けないほどの元気なよしこさんは、2年前からCamp Grandma (キャンプグランマー)に昇格。 今日は、そんな彼女の今までの人生の数々の経験を、時折このブログで紹介していきたいと思います。

題して『よしこの部屋』。

第一回目の今日は、今までヒミツにしていたよしこさんの生年月日を教えちゃいましょう。

彼女は、 東京・三鷹生まれ。だからなんと今年で76才、ねずみ年、血液型O。

なんと生まれた日は、 昭和 11年 1月1日元旦のお正月。(西暦1936年)

その上、生まれた時間は午後 1時と、全部 1並び。

さて今から76年前には、日本や世界ではこんなことが起きていたんですね:

神戸のモロゾフというお菓子の会社が、英字新聞に日本初、バレンタインチョコレートの広告を出したことが話題になりました。

そのすぐ後、2.26事件が発覚。(よしこさんのだんなさん、むっちーはこの時、すでに7歳)

4月になると日本とブラジルの間で国際電話が開通。

5月には阿部定事件。

8月に警視庁の赤バイが白バイに変わる。

11月、アメリカ大統領選挙で、フランクリンルーズベルトが再選。

おもちゃで人気があったのは、キューピー人形。

白米が10キロ2円48銭。石けんは10銭。銀行員大卒の月給は60円。女子バスの車掌さんの月給は46円。冷蔵庫は365円。中華そばが10銭。

なんだか信じられない世界ではありませんか!

さて、よしこさんのバースデー元旦は、 一年のうちで 一番おめでたい日。だから 病院中でお祝いしてくれたそう、その上なんと出産費用は無料だったとのこと。

その 3年前に、よしこさんのお兄さんが誕生した日は、今の天皇陛下と同じ日バースデーの12月23日。これまた 国を上げてのお祝いで 、ちょうちん 行列まで町中を練り歩いたそうです。

よしこさんの下には、妹が二人、弟が二人、つまりよしこさんは6人兄弟の長女。6人も兄弟がいた子ども時代、よしこさんのお母さんのアイデアで、日本国中がお祝いをする元旦に、6人の子供たちのバースデーを全員一緒にお雑煮でお祝いしたそうです。なぜって、元旦は日本国中がお休みだし、年の最初の日にみんな一緒に”おめでとう”って祝ってくれるから、こんな最高のお祝いはないということだったらしいのですが、よしこさん曰く、プレゼントなんかもらうなんてことは、ありえなかったそうですし、それも 当たり前と思って育ったのだそうです。

よしこさんが毎夏、みんなにミステリオのバースデーケーキをプレゼントしてくれることや、毎冬、いちごのショートケーキになってサンターズで踊ってくれるのも、幼少の時に、ケーキで祝うこともなく育ったから、きっと、みんなと一緒にバースデーケーキを楽しみたいという、やさしい気持ちからなのかもしれませんね。

これから時々掲載していく『よしこの部屋』お楽しみに!!