Hi, ANNA!

日本の学生のみなさんは、夏休みまでもうちょっと!

なんとアメリカの小学校から高校までは、6月から9月の始めまで2か月も夏休みがあるんですよ。その上、宿題もなし。

そして大学生になると5月から9月と、とても長い間お休みになるのです。だから、大学生の大半は夏休中、アルバイトや見習いという”インターン”をする学生たちが大半です。

そんな中、2002年夏の、9才でミステリオサマーキャンプに始めて参加してくれた元キャンパーANNAが、ニューヨークのミステリオ&HappyDollオフィスでインターをしてくれているんです。(一番下の写真は、オフィスで仕事をしているANNA)

ANNAはオレゴン州生まれ。8歳まで東京で育ち、お母さんの仕事の転勤でニューヨークに引っ越してきました。小学校から現地校に通い、去年の6月、ハンターカレッジハイスクールを卒業して、ロードアイランド州の名門校ブラウン大学に進学。

この9月から大学2年、理工学と美術史を両方専攻したいと考えているようです。趣味は旅行、外国語。中学から習い始めたスペイン語は、いまやべらべら、最近ではイタリア語とフランス語も習い始めたとのこと。歌、クラシカル・ギターもこなす多才なANNA。

そんな彼女も幼少時代、とても辛い経験をします。8才で始めてNYに住み始めた矢先、9.11のワールドトレードセンターのテロ事件で、当時そこからとても近いアパートに住み、小学校に通っていたため、その後、アパートにも戻れず学校も閉校、不安な毎日が1年近く続きました。

その翌年の夏、9歳でミステリオにキャンパーとして初参加してくれたANNA、気がつくとその後、8回もミステリオで夏を過ごしてくれました。(集合写真は2005年に撮影。右から二番目がANNA)

今回ミステリオには参加することができない分、彼女には、ここニューヨークから、英語の資料を作る作業をしてくれています。

思い出すたくさんのミステリオでのANNAとの場面。一番印象に残っているのは、彼女が高校3年生の時に、主役を飾ったサウンドミュージック。

そんな彼女から、みんなにメッセージ!

『今年はミステリオに参加できないけれど、こうやって距離も関係なくミステリオのみんなにつながることができて、とても嬉しい!』

ANNAが言ってくれたように、ミステリオはどこにいてもすぐには会えなくても、みんながコネクトされていることが、とても特別なこと。ANNA、ありがとう。また必ずいつか参加してね!!

今年のミステリオも、あと2週間でスタート、私も明日東京に向かいます。