バーテンダーでMake A Difference!



Happy Hour Fundraiser

Enjoy Drink Specials, Raffles, and Prizes

with Guest Bartenders Akua, Yuka, and Nicole

100% of cash tips will support

The Tumaini Positive Test Club

The Tumaini Positive Test Club is an NGO located in the Arusha region of Northern Tanzania (East Africa) and provides a space for those affected with HIV/AIDS to be accepted and celebrated. Their programs combat the stigma of HIV with support groups, education, home-bound outreach, music and sports.

Akua Ahmed will travel to East Africa this summer to support children facing one of the greatest challenges of our time.

To read more about her project and make a donation to support her trip,

please visit her website http://sites.google.com/site/akuashelpingtupo/ .


Location:

Slattery’s Pub

8 E 36th St. (btwn. 5th and Madison Ave.)

今月初めに、友達のYukaから、これぞまさしくMake A Difference のイベント、という招待状が届きました。一体この招待状にはどんなことが書いてあるのかなと読んでみると、 へえ〜〜〜こんなアイデアがあったんだあ、とびっくり!

始めに、英語の表現でHappy Hour = ハッピーアワーというのは、お酒を出すBar = バーが夕方お客さんの入りがまだ少ない比較的早い時間帯を選んで、より多くの人たちに来てもらいために、”幸せの時間”と称して、限定した時間帯(2時間が単位)で通常より少し安い価格でドリンクを提供する時間のこと。では、Fundraiser という単語はどんな意味かというと、資金集めのパーテイーのこと。

.......ということは、そうかっ、お酒を飲みながら資金集めをするということかあ、と納得!

そして、YukaとAkuaとNicoleの3人の女性がゲストバーテンダーとして登場する、これってどういうことなわけ、、、、フムフム、それだけじゃなくて、くじ引きや賞品もあるらしいじゃないの。

その上、バーテンダーたちへのチップすべてが100%、Tumaini Positive Test Club に寄付されるッて、一体どういうこと???

どうやらTumaini Positive Test Clubという、アフリカ東、タンザニアの北の村”Arusha”地方で、HIVやAIDSで苦しんでいる子どもたちを支援する非営利団体(NPO)を支援するのが目的で、今回のこのパーテイーのアイデアは、YUKAの通っているNYU大学院のクラスメートのAkuaが、この団体を通して今年の夏に、Arusha3週間のボランティア活動をしに行くための資金集めの為のパーテイーだったんです。

バーテンダーとして登場する3人の女性たちは今、New York University, Master's in Fundraising Candidate, George H. Heyman, Jr. Center for Philanthropy and Fundraising = ニューヨーク大学・大学院でファンドレーズを専門に勉強しているクラスメートたち。

私がこの招待状を受け取って、まず一番びっくりしたことは、このパーテイーの内容とその発想のユニークさ。ただ資金集めの為に集まってほしいというのではなく、バーを貸し切って友人をよび、自分たちがバーテンダーとして働き、飲物を作って売るという、なんとも珍しくって楽しい企画だということ。

その上、いままで一度もバーテンダーをしたことのない彼らに、バーを提供してくれるお店が、実際この街ニューヨークにあるということにも、びっくり。バーのオーナー曰く、いつもよりお客さんが大勢来てくれて飲物を注文してくれれば、お店の売り上げもあがるし、その上、チップすべてが人の役に立つなんて、こんなうれしいことはないじゃないか、と。う〜〜〜ん、理解あるなあ、このオーナー、すばらしい。

さてさて、パーテイー当日の夜、一人で行くのもさびしいし、丁度ロンドンから遊びにきていた私のStep-son = 義息子のトーマスと二人で出かけてみると、、、いるいるた〜〜〜くさんの人たちが、ワイワイ楽しそうに会話をしながらお酒を次から次にオーダーをしているではありませんか!!!!

バーデンターとして大活躍の3人が着ていたTシャツに書かれた言葉 ”NO ONE HAS BEEN CURED - MAKE A DIFFERENCE (メーク・ア・デイファレンスがなければ、誰も治ることはできない)もとっても印象的でした!

気になる寄付金ですが、さ〜〜〜あ、ここで問題です、この夜わずか2〜3時間で集まったチップの合計金額は、いくらになったでしょうかああああ?

じゃ〜〜〜ん、正解は1,257ドル (約12万6000円)。わあ、おめでとうございます、ぱちぱちぱちっつ!

社会や世の中の為になることをしてみたいけれど、どうやって始めていいかわからない、と迷っているあなた、この3人のアイデアを元に、自分たちの身の回りで楽しく身近にできることを考えてみてはいかが?