Last Weekend before MSTERIO Christmas Party


ここのところ、ものすごい寒 さのニューヨーク。


東京は、もう少し暖かいといいなあ。

今週の週末は、いよいよサンターズとサウンド・ミステリオ・ミュージックの最終リハーサル。

期待に胸をワクワクさせながら、明日日本に向かいます。金曜日の夕方に到着するので、週末のリハーサルには、皆んなの顔を見に行きますよ!!!
23日のミステリオクリスマスパーテイー本番まであと1週間。サンターズやミュージカル再演チーム達、ガンバってね。

Christmas Tree Trimming Party


クリスマスシーズンが近づくと、パーテイーにおよばれする回数も増える中、"Please join us for a Tree Trimming Party" という招待状が目立ちます。

このTree Trimming Partyとは、一体なんぞや?? では、まず英語で『Trimming』の意味はを調べてみると、整理・整頓とか写真をトリミングするとか、切り取るとか、刈り取るとか、、、、。Tree は木、ということは木を刈り取るパーテイー、いやあそれは変でしょ。待てよ、もう1つ意味を見つけました。”飾り付けする”という意味。


ってことは、そうか、ツリーの飾り付けのパーテイーってことだ。

ニューヨークの街角には12月になると、24時間クリスマスツリーが路上で販売され、それぞれのお家の大きさに合わせてツリーの高さを吟味(ぎんみ)しながら買っていく人たちの姿をたくさん見かけます。

えっちらおっちら、かついでそれぞれの家に運ばれたツリーに、みんなで集まってデコレーションをしましょうと、招待された人たちは1人1つのOrnament (クリスマスツリー用のデコレーション)をプレゼントとして持っていく、というのが、このTree Trimming Partyの目的なのですね。

今月すでに4回およばれしたTree Trimming Partyの中で、昨日招かれたTrimming Partyが、最も思い出に残る時間となりました。このパーテイーの主催者Sallyとはゴルフを通じて知り合ったお友達。ご主人のPaulもゴルフが大好きで、時々Joshと4人でプレーすることもありました。

ところがこの春、Sally&Paulは2人でゴルフのプレー中、Paulが心臓発作を起しゴルフ場で天国に召されてしまったのです。あまりの突然の悲しい出来事に、私達ゴルフ仲間も大ショック。

Sallyが一番大好きな季節がクリスマス、この時期にツリーを飾ることをずっとこばんでいた彼女から、天国に召された主人がきっと見ていてくれると思うから、仲好しのガールフレンドと一緒にTree Trmming Party をすることにしました、という連絡をもらったのが2週間前。

その代わり、今まで集めたデコレーションには、2人の思い出がたくさんありすぎるから、今年は全部新しいデコレーションで飾り付けをしたい、というSallyの想いを大切に、仲好し達が40名集まりました。

正直、彼女の家に着くまでパーテイーが実現するか不安でした。そのくらい、彼女の悲しみが大きかったから。

当日、明るい笑顔で迎えてくれた Sally。集まった全員一人一人に、Hug=ハグをしながら ”私のソバにいてくれてありがとう。”と言う彼女の目には、ひとしずくの涙が、、、。

クリスマスライトが灯されただけの、何もついていない大きなクリスマスツリーに、ゆっくりと1つ1つOrnamentがSally の手で飾られていく姿を見て、私達も思わずもらい泣きしてしまいました。

40個のOrnamentが飾られたツリーから、たくさんの愛を感じました。

もう大丈夫、Sally は、きっと元気にメリークリスマスを迎えられると思います。

Happy Holidays Happy Doll!




11月1日11月5日のブログに、Miracle=奇跡が起きたと言ってもいいほどの、すごい出来事がNYであったことは、すでにお伝えしてありましたね。

Happy Doll Projectこのプロジェクトを日本でスタートしたワンダーアートプロダクションの高橋雅子さん&ステキなスタッフの皆さんの力があつまって、銀座の和光のショーウィンドーにHappy Doll Projectのデイスプレーが、25日のクリスマスまで飾ってあります。

今年1年、病院や介護施設を雅子さん達が自ら訪問し、みんなと一緒に作った450体のHappy Dollが、まるで天使に守られているかのように美しく飾ってあるよと、すでに見に行ったミステリオの仲間たちが教えてくれました。この中には、もちろん、NYで作られたHappy Dollも仲間入り

あるキャンパーからはこんなメッセージが届きました。『元気が出る人形ばかりでした。一つ、一つ素晴らしい人形が集まって飾られるとさらに素晴らしくなると感じました。人形に込められた思いがみんなに見られて嬉しそうだと思いました。』

ハッピードールと一緒に、クリスマスの気分をエンジョイしに、銀座和光まで行ってみて!

来年2011年からは ニューヨークでもHappy Doll がスタートします。




Marianna and Asako - Happy holidays!


12月のニューヨークは、クリスマスコンサートが毎日のように、いろいろな所で行われています。
どれもこれも聞きにいきたいけれど、体は1つ。どれにしようかと、選ぶだけでも一苦労。


その中で、一番最近、とても感動的だった2つのステキなミステリオ関係のイベントを紹介しましょう。

2005年のミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターとして参加してくださったニューヨーク在住のMarianna Rosett

彼女はクラシックのピアニストであり、ピアノの先生であり、作曲家であり、そして何が一番すごいかって、彼女はクラシックの即興家なのです。即興は英語でImprovisation。即興という言葉通り、その場で音楽をクリエートしてしまう彼女の技はすぐれもの。

そのMarianna が二枚組の素晴らしいCD "Parallelas" の記念リリースパーテイー とミステリオの10周年のお祝いを兼ねたコンサート&カクテルパーテイーが行われました。

場所はセントラルパーク沿いに住んでいるお友達のアパート。ミステリオ誕生後、10年間に渡り、これまでミステリオをサポートしてくれた仲間や友だち、実際にミステリオに参加してくれたスタッフや家族の約50人が集り、ホリデー気分を味わいました。中には東京から、今年カウンセラ−役をつとめてくれた Natsukiとも久しぶりに再会。

演奏会の最後を飾って、Marianna がその場でパッと即興をしてくださった2曲。
1曲目のタイトルはNOZOMI。2曲目は、I will move mountains のMarianna版。
この2曲は、NOZOMII will move mountainsを、それぞれクリックして聞いてくださいね。

さて、お次は、田村麻子さんのホリデーコンサートが厳かな気分の中、St. Steven's Churchで行われました。1つ1つの歌詞の意味をしっかりと体と心で感じとり、それはそれは丁寧に唄いあげる麻子さん。彼女の声を聞いていると、なぜか涙が出てきてしまう。これはきっと、自分の心の中が、彼女の歌声によって、洗われていくような気持ちになるからだと思うのです。

日本からどうしてもグランドピアノをある学校に寄付したいという彼女の夢が叶い、グランドピアノを寄付してくださった方も一緒に、今年の夏はベトナムへ渡り、チャリテイーコンサートをなさった麻子さん。来年春には、ロンドンのロイアルアルバートホールで、蝶々夫人(Madam Butterfly)主役も決まり、歌を通して数々のMake A Difference を成し遂げている麻子さん、今後、ますます世界中で大活躍なさることでしょう。

ベトナムの様子はこちらをクリック:http://www.youtube.com/watch?v=d2epctqxiZc

これで気分はしっかりクリスマス。あとは来週後半、日本上陸の為に、ここ5日間はその準備で大忙し!!!

MSTERIO REUNION Part 1


12月になると、急になんだか忙しくなる。


パーテイーやホリデーコンサート、友達同士や仕事関係の集りやら、1日24時間以上あったら、どんなにいいだろう、と思うのが12月。

こういろんなことが続くと、夜遅くまえ飲み食べする量が急に増え、その上、家に戻ってきてすぐにバタンキューと寝てしまう、なんてことも起ってくる。

そうすると次の朝が大変。起きたときに、何となく、おなかがもたれ気味だったり、塩気とりすぎで、顔がちょっとはれぼったい、なんてこともある。

そういう時は、思い切り運動をして汗を流すか、夜のお出かけを少し控えるか、、、なんてことの連続。

そんな中、久しぶりにミステリオの仲間が集まった!しばらくぶりに会ったみんな、でもやっぱり夏一緒に過ごしたあの時間があるから、久しぶりでも全然違和感がない。不思議。だからやっぱりミステリオ!

Another Thanksgiving Parade??



買い物にでかけようと、アパートからほんの5分くらいのところで不思議な光景に遭遇。


大きな七面鳥やらスヌーピーの巨大なバルーンが空を飛んでるし、それを見ている人たちが、全員風船持ってるし。ええええっ、Thanksgiving = 感謝祭は10日前に終ったはずなのに、、、。なんで、またパレードが行われているんだろう!!!

人の波にのまれるように、思わず観衆に混じってパレードを見ていたら、スピーカーを通して大きな声でCUTという声がいきなり聞こえてきた。

これ、なんですか? とお隣さんに訪ねると、映画の撮影だよ、と教えてくれた。

そうだったんだ、これで納得。で、どんな映画なんですか、と訪ねると、TOWER HEIST というコメデイー映画らしい。

どんな俳優さんが登場するんですか、と聞いたら、そのキャステイングにびっくり。有名人ばっかり。例えば、Eddie Murphy, Ben Stiller, Tea Leoni, Basey Affleck それにMatthew Broderickと超豪華キャスト。そしてこの映画の舞台にはニューヨーク・マンハッタン、しかも家の近所らしい。

きっとこれからも、撮影隊と遭遇することがいっぱいあるような予感がする。

映画上映公開予定は来年の11月公開になったら絶対に観に行くぞ!

Anthony is doing well!

今年の夏のサマーキャンプ中に、急病で入院することになったアートデイレクターのANTHONY。あの時は、本当に心配だったけれど、今はカリフォルニア・サンタモニカでとても元気にしていますよ。


ANTHONYは、ショッピングカートを使ってクリスマスツリーを作るアーチストとしても有名。

この写真、車いすに乗って私達が東京に帰るキャンプ最終日、病院の前でさようならを言うために、待っていてくれたアンソニー、そして もう1枚の写真は、ショッピングカートのクリスマスツリーを見に、アリゾナからアンソニーに会いにいらしたお母様の写真です。

やっぱり、似てるなあ、お母様とアンソニー!

Happy Holidays, Peace, Anthony!



見てみて〜〜〜〜〜アンソニーのショッピングカート・ツリーに、ブルーのきれいなライトが見事に点灯されました!


ショッピングカートがこんな素晴らしいアートになっちゃう、これもMake a Difference.

Look, everyone! Here is an Anthony's art work - Shopping cart Christmas Tree.
This would definitely make everyone so happy and cheerful during a holiday seasons.

TWO Christmas Trees in NY and Santa Monica




11月30日夜、待ちに待ったニューヨークのロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーの点灯セレモニーイベントが行われました。

今年のツリーは高さは22メートル、重さは12トン。LED(=発光ダイオード)3万個も飾り付けられ、電源は太陽パネルを使用と、エコ環境のことも考えているところがいいですね。

毎年このツリー選びは、各地から自分の庭のツリーをドネーションしたいと希望する人たちが殺到する中、厳選な審査が行われた上で決定されます。そして、今年のツリーに選ばれたラッキーファミリーは、NY郊外に住むActonさんファミリー。お父さんのPeter Acton さんは12年の経験を持ったFireman=消防士、しかも2001年9.11には、グランドゼロ=Ground Zeroで任務を全うしたファイアーファイター。

彼のお庭にあったこの木は、75年もの。(写真提供New York Post) 点灯セレモニーでインタビューを受けたPeterさんは、9.11で亡くなった人たちの冥福を祈るように、このツリーがきらきらと輝きながら、大勢の人たちに幸せを与えられたら、これ以上うれしいことはない、と語っていました。 このツリーでたくさんのMake a Differenceが生まれる、ステキなことですね!

このツリーは来年1月7日までロックフェラーセンターで見ることができますよ。

点灯瞬間の映像はここをクリック

そして、、、、、前のブログにも書いたように、ロスアンジェルス・サンタモニカに住むミステリオのアートデイレクタ−のアンソニーが建てたショッピングカートのクリスマスツリーも完成しましたよ。 

Happy Thanksgiving!



11月最終木曜日はアメリカの感謝祭=Thanksgiving Dayの祭日です。


この日は、各家庭の味自慢大会と言われるほど、自慢のレシピーに腕をふるってお料理に励む日。ターキー=七面鳥の丸焼きに野菜の付け合わせ、デザートにはパンプキンパイを食べるというのが習慣です。

宗教や人種の異なるアメリカで、唯一国中が同じ目的でお祝いをするというこのThanksgivingは、いかに誰が一番”おなか一杯”になるか、という競い合い??にもなる日、家族や仲のよい友達と過ごす大切な1日です。

ニューヨークでは、Macy'sというデパートが1942年から毎年開催しているパレードがとても有名です。朝9時から始まるこのバレードでは、その年に人気のあったキャラクターの巨大なバルーンや、永遠のアイドルキャラクターたちがたくさん空を舞いながら行進します。バレードの最後には、サンタさんがソリに乗って登場。サンタさんは、この日から世界中にプレゼントを届けに出発!

今年は久しぶりに、双子の義娘Victoria&Jennifer、Josh、お姉さんBarbaraの夫婦と2人の姪御たちの8人が、それぞれがこの1年を通して感謝の気持ちを伝えたい人や出来事を発表しあい、わきあいあいの夕食会となりました。

写真は家の窓から撮ったスパイダーマンのバルーンと、私達8人がぺろりと食べてしまったターキー。

最後に、アメリカ国民に送られたオバマ大統領のメッセージをみなさんにも!

Friend --

When Michelle and I sit down with our family to give thanks today, I want you to know that we'll be especially grateful for folks like you.

Everything we have been able to accomplish in the last two years was possible because you have been willing to work for it and organize for it.

And every time we face a setback, or when progress doesn't happen as quickly as we would like, we know that you'll be right there with us, ready to fight another day.

So I want to thank you -- for everything.

I also hope you'll join me in taking a moment to remember that the freedoms and security we enjoy as Americans are protected by the brave men and women of the United States Armed Forces. These patriots are willing to lay down their lives in our defense, and each of us owes them and their families a debt of gratitude.

Have a wonderful day, and God bless.

Barack


BRAVO GOHEI!


今年の夏、ミステリオ・スイートチャリテイーコンサートに出演、その直後ミステリオサマーキャンプで、ミュージック・デイレクタ−を務めてくださったNISHIKAWA GOHEIさんのリサイタルが、昨晩、ニューヨークのカーネギーホール Weill Recital Hallで行われました。チケット完売。


会場にはMarianna, Asako, Nao, Yasuko, Rasheem, Simon や何人かのキャンパーたちの、なつかしいミステリオの仲間の顔も見かけましたよ。

今回は北海道からいらしたソプラノの歌手・ 高橋雅子さんの伴奏、そして彼自身のソロ演奏と、最初から最後まで出ずっぱりのGOHEI。

プログラムの1部は、みんなに馴染みのあるオペラや宮崎駿(はやお)の映画作品主題歌でスタート。後半はミュージカルから有名な曲を3曲。私が感動したのは、1部の最後の曲。だって、なんとこの夏のサマーキャンプでテイーンズたちが見事な演技と歌唱力を見せてくれた”あの”Sound of Musicの最後の曲、『Climb Every Mountain=すべての山に登れ』だったのです。まるであのキャンプ場の美しい山々が見えてくるような感動でした。

そしていよいよ2部、GOHEIのソロ演奏

荘厳で緊張感に包まれた空気の中、まずプーランク作曲の即興曲第15番で幕を開いたGOHEI。この曲そのものが持つ美しくせつない旋律に、少しづつ観客の心に響き渡り始めました。

2曲目はメンデルスゾーン作曲の無言歌集。この曲は、2つの旋律がそれは美しく交互に、まるで恋人同士が二重奏を奏でるかのような曲。この時には、すでに観客全員がGOHEIの演奏に完全にとりこ状態。表現力、彼の人間性、今まで培ってきた努力、そのすべてがホールいっぱいに響き渡り、私達の心に癒しを与えてくれたのです。

3&4曲目は、ショパンのノクターンの中でも、最もドラマチックな作品と言われている作品48-1、そしてスクリャービン作曲のエチュード 作品8-12。こちらは、最後まで途切れなく続く右手のオクターブと、左手は一瞬の休みなく最後まで音が動き続ける、というそれは高度なテクニックを必要とされる難しい曲を演奏してくれたGOHEI。

1999年、将来すばらしいピアニストになると約束されNYに渡ったGOHEI。2005年その彼を襲ったディストニア(dystonia)という神経性の病気。両手の演奏機能を完全に失い、ドクター全員から完治は不可能と言われながらも、あきらめずに自分なりのリハビリを続けた彼。少しづつ右手の機能が快復し続け、今は右指が4本、左指が2本が動くようになったGOHEI。

人の何十倍も練習をしなくてはスタート地点にも立てない、緊張しすぎても、指の動きが悪くなる、というハンデイーを持ちながらも、昨晩の彼の演奏は、まるで彼に何か特別な光があたったかのような素晴らしさでした。

2人の演奏が終ったその瞬間、盛大な拍手と会場を埋め尽くした観客全員が一斉に総立ち。鳴り止まない拍手に、思わずGOHEIの頬に涙がすーっと流れていました。

あの異常なほどの観客の熱気はどこから来たんだろう、と考えた時、彼の演奏の内容はもちろんのこと、GOHEIを応援したいと思うとてつもない大きなエネルギ−と、彼を見守るみんなの大きな愛の力があったからだと心から感じました。

もう大丈夫、GOHEIはこれから指の障害を持っていようとも、これだけのニューヨーカーたちが応援してくれる中で、どんどん力を出して演奏活動をしていけると思う。

たくさんのMake a Differeceを示してくれたGOHEI、ありがとう。

おめでとう、雅子さん。BRAVO、GOHEI!!! (写真撮影は絶対禁止なのですが、内緒でそっと撮った写真を掲載しちゃいます。)

Santa's Rehearsal - サンターズリハーサル

12月23日のミステリオ・クリスマスパーテイーのパフォーマンスの為に、毎週土曜日の夜リハーサルを重ねているサンターズたち。今年は26名の有志たちが参加。そして、25日のクリスマス当日にも、世田谷にある特別養護老人ホームを訪問します。


そのサンターズのリハーサルもいよいよ中盤戦を迎えました!

リハーサル途中に必ず一度休憩して、スナックをみんなで食べることもすっかり習慣になりました。練習も楽しいけれど、このスナックタイムがこれまた最高。毎週スナック係が変わり、ミステリオのバジェット内でいろいろと工夫しながら持参するスナックを食べるサンターズの仲間たち。

サンターズを通して、今年はどんな Make A Differenceができるか、本番を今からとっても楽しみにしていますよっ。

Anthony's Christmas Tree in Santa Monica

今年のミステリオサマーキャンプ中に、体調をこわしてしまったアートデイレクターANTHONY。


もうすっかり元気になりました。

毎年、この季節になるとANTHONYの住んでいるカリフォルニア・Santa Monicaの中心街に、町の名物クリスマスツリーのセッテイングイベントが始まります。

そのクリスマスツリーの発案者、そして実際に立てるのはANTHONY。

空間のマジシャンANTHONYのクリエーテイビテイーとアイデアは天才的。

そんな彼のアイデアで始まったこのツリー。

写真の左がANTHONY。その右隣にいる人の足もとをよく見てみて! ショッピングカートに足を入れているでしょ。そうなのです、このツリーはなんと、ショッピングカートをたくさん積み上げて出来るツリーなの。一番最後には、ツリーのてっぺんにライトを灯す式典も行われるのですよ。

今年のツリーの高さは、まだ聞いていないけれど、まだまだどんどん高く積まれんだそうですよ。

出来上がりは来週の木曜日。出来上がり、楽しみっ。

Time to see the Anthony's Christmas Tree in Santa Monica. Take a very close look at this picture. Yes, he has been using many many shopping carts to build up a VERY tall Christmas tree. His project will be done right before Thanksgiving.

Cannot wait to see it.

Reunion in NY with Seiko-san - 聖子さんとNYで再会



NYマラソンの応援にも駆けつけてくださったミステリオのドラマデイレクタ−SEIKOさんを囲んで、久しぶりにミステリオの仲間たちが集まりました。


再会第一弾:GOHEIさんとのランチ会。そこに同席してくだったのは、NY在住のアーチストKAORUKO さん。私は彼女の作品が大好き。色使いのあでやかさ、斬新な表現力、彼女の目を通して見る普通の女の子たちの生活を鋭く観察し、絵に表現しているところが、なんとも新鮮です。初対面同士のSEIKOさんとKAORUKOさんでしたが、同じアーチスト同士すっかり意気投合。

ランチが終った後、今年のミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターとして活躍してくださったGOHEIさんが、11月20日土曜日にカーネギーホールでリサイタルを控え、当日演奏を聞けないSEIKOさんの為に、ミニコンサートをしてくださったのです。なんとも贅沢。

リサイタル前のGOHEIさんのインタビュー記事が、人気ウェブマガジン『ニューヨーク・ニッチ』に掲載されました、ぜひ読んでみてください。そしてニューヨーク在住の方たちは、11月20日GOHEIさんの演奏するカーネギーホールのリサイタルで会いましょうね

再会第二弾:今、ニューヨークで爆発的人気レストラン、MOMOFUKUで、ミステリオの仲間や、SEIKO さんと共通のお友達を誘って10人の女子夕食会に! このレストランの名物料理は、なんといってもBO=ボー。ラッキーなことにYASUKOさんが2回目の経験だったので、彼女に注文はお任せしたのが大正解。いろんな他の食べ物もメニューにはあるのですが、私達はこのBOだけに集中することにしたのです。

BOって何よ、と思うでしょ。これがね、このBOがテーブルに現われた瞬間、思わず大声でOH!!!! とうなってしまった私たち。巨大なぴっかぴっか光った照り焼き状態の豚肉の固まりが、1つデーンっ。こちらが伝説のブタ”BO”なのです。それを、フォークでほぐして食べるのdすが、これがまた、びっくりなのです、焼き上がりが、とろけるように柔らかい。

これだけかと思ったら、大皿にこんもり山になった生ガキが、どーん。引き続き、ボストンレタスが何十枚もどんぶりに入って登場。キムチやネギのオイル漬け、ちょっと甘辛の味噌などの薬味も4種類。そして、最後の決め手が、超ドデカイボール山盛りの白いご飯がデーンデーンデーンっ。

”みなさ〜〜〜ん、食べ方は、これとこれを入れて、、、”とお店の人の説明を受ける私達の目つきは、真剣そのもの。要するにレタスにこのすべてのものを包む、というのが食べ方、とても簡単。ポイントは、豚肉、生がき、そして飯もいれちゃうってというところ。簡単に言ってしまえば、韓国風ボーク包みレタスまき。

最初の一口を口に入れた瞬間、シーン〜〜〜〜〜っ、この静けさは一体なんなのだろうかと思ったくらい、なんと、全員言葉に出ないほどのおいしさを実感したのです。

オシャレしてメーキャップも完璧で挑んだけれど、もう身なりにかまっている場合ではありませんよ。あまりのおいしさに、口のまわりにはソースがついちゃうし、大口をあけるから、口紅もとれまくっちゃうし。

久しぶりのこの満足感は、お料理のおいしさはもちろんのこと、仲好しの友達大勢でおいしいものを1つ、みんなでシェアーするっていうことにあるのかもしれません。もう楽しくってたまらないっ。思わずミステリオサマーキャンプの食事の時間を思い出しちゃいました!

SEIKOさんや、YASUKOさん&NAO他、今回のお食事メンバーはこれまた豪華版。KASUMIさん, CHIKAさん, EMIさん、YUMIさん, NATSUYOさん, TOMIKOさん、このみんなに共通して言えることは、明るく元気で前向きなこと。

NYに住んでいるみなさん、是非 MOMOFUKU SsaM Barに行ってみて。その代わり、できるだけ大勢で(最高10名まで予約できます)行ったほうが超お得。

MOMOFUKU SsaM Bar
住所:207 2nd avenue at 13th street NY, NY 10003
電話:(212) 254-3500
営業:ランチevery day / 11:30 am – 3:30 pm、ディナーsun – thurs / 5 pm – midnight fri + sat / 5 pm – 2 am

Big Marathon Weekend - Go Thomas, Go Seiichiro!



世界各国から集まった約5万人ランナーたちが、ニューヨークに大集合したニューヨークマラソンも昨日無事に終りました。お天気も快晴、マラソン日和。

2006年から毎年出場していたJOSH&NOZOMI選手は、今年は応援団として沿道参加。

ミステリオから今年はSEIICHIRO選手とTHOMAS選手が出場。THOMASは去年の夏から私達と一緒にランニングを始め、6月から本格的にマラソンのトレーニングに入り、マラソン出場の権利を取得するために、子供の肥満を防ぎより健康な生活を奨励するTeam for Kidsというチームに入り、寄付集めにも参加しました。その結果、自分にとっても体重を15キロ減らすことができ、益々スリムにかっこよくなったTHOMAS。

今年のランナーの中で一番注目をあびたのは、69日間チリの炭鉱に閉じ込められてしまった炭鉱員の1人Edison Penaの出場でした。炭坑員の中で最もアスリートだった彼、閉じ込められたも関わらず、毎日炭鉱内で8キロジョギングをしていたというMr. Pena。そんな彼も、これほど過酷なレースは今まで経験したことがなかったと言いながらも、5時間40分で完走。彼の為にエールを送る沿道の応援は、それはひときわ目立っていました。

気になるミステリオの選手たち、、、、NYマラソンは今年で4度目のチャンレジだったSEIICHIRO選手は、最近、仕事がめちゃめちゃ忙しく国内海外出張続きという中、なかなかトレーニングもままならず、その上、最近もっと楽に走れるようにとフォームを変えたばかり、その新しい走り方をこのNYマラソンで実行してみようと、楽しみにしてやってきたSEIICHIRO選手。そのうえ、レース中にずっと聞き続けた曲はたった1曲だけ。

THOMASとSEIICHIROの走るペースがちょっと違ったために、何カ所か場所を変えての応援で、人ごみの中を移動するには一苦労。結局、SEIICHIRO 選手の走る姿を見ることができたのは、JOSHを団長に、NAOを含む応援隊10名のうち、たった1人SEIKOさんのみ。これはかなりラッキーでしたね、SEIKO-san! 

最高おかしかったのは、NAO。あまりの人ごみで、信号機の柱によじ登って上からの応援。

そして、、、初出場のTHOMASのタイムは4時間55分となんともBRAVO。SEIICHIROは3時間56分、こちらもFANTASTIC!完走後の2人の最高な笑顔に、私たちもハッピーに!

SEIICHIRO選手は金曜午後にNYに到着し、月曜の朝5時に日本に向けて旅立ちました、超人的です。

日本からたくさんのエールを送ってくだったみなさん、マラソン当日ボランテイアーをしてくださった大勢のみなさん、NYで応援してくださったみなさん、すべての方たちに感謝をこめて、ありがとうございました。

来年は、また絶対に走るぞ!


NY MARATHON - TWO DAYS BEFORE THE BIG DAY!!!!!


いよいよ、NYマラソンは明日の日曜日! 


SEIICHIRO選手は昨日金曜の午後東京から到着。今回、初出場のTHOMASも準備万端。すっかりスリムになったTHOMAS選手はここ半年間、毎日マラソントレーニングの為に貯め込んだ力を明日発揮します。

偶然にもNY滞在中のSEIKOさんや、久しぶりに集まるミステリオの仲間たち(YASUKO, ASAKO, NAO, LINDA, ANNA, RIE) と一緒に、昨日の夜、マラソン前々夜祭パーテイーで大集合。他にも6名のランナーやその友達や家族、中には68才で初出場の友達や、日本からも2人のランナーたちと一緒に、楽しい夜となりました。

その上、昨日はLINDAのバースデーだったので、ANPO のケーキでHAPPY BIRTHDAY!
今日、土曜日の午後には、映画ANPOがNYのプレミアムを迎えます。

お祝い続きの今週末、どうか明日晴れますように〜〜〜〜〜〜っ。

Happy Doll Project 奇跡第二弾!- Part 2 Miracle happened Happy Doll Project




Happy Doll Project 奇跡第二弾!


火曜日の午後、ハッピードール緊急チーム7名は、NY郊外にあるMaria Fareri Children's Hospital を訪れました。

病院の外のお庭には、大きなクマさんの置き物や、ロビー受付近くの壁一面には子どもたちが描いた絵のコラージュや、ミニ水族館、ウインクするお月様や大きな時計、セサミストリートのキャラクターの置き物がいっぱい。まるでここはデイスニーランド?!と思ったくらい。

ようこそ、と温かく迎えてくださったGabrielle Bellettier さん。彼女はこの病院のChild Life and Creative Arts Therapy Department専属のアートセラピーの先生で専門は、モザイクだそうですが、アート一般なら何でもござれ、といろいろな楽しいプログラムを入院中の子どもたちに提供しています。

この前のハロウィーンイベントとは、ガラリと雰囲気も変わり、かわいいアートルームに子どもたちがゆっくりと登場。

始めは、あなたたち何者?と、ちょっと緊張気味だった子どもたちも、ドール作りが始まったとたん、目を輝かながら、こんなドールを作りたい、と出てくる出てくるいろんなアイデアが!お見舞いにきているお父さん、お母さんやおばあちゃん達も、一緒に楽しく参加してくださいました。

出来上がった作品は、どれもこれも素晴らしいこと。最初に一生懸命作ったドールを日本の子どもたちにあげるのが、ちょっと残念に思ったJacob、だったらもう1つ作って2つ目をあげるよ、と2つ目の作品をMASAKOさんに渡している光景には、とても心が温かくなりました。

ハッピードールの人形たちは、今日MASAKOさん達と共に日本に旅立っていきました。

今回は2回の緊急Happy Doll Project でしたが、NYにいる私達にとっても意味のある時間になりました。

ハッピードールプロジェクトがクリエートしてくれた Make A Difference に乾杯、そして実際にこのイベントを形にしてくれたニューヨークの友達にも ありがとう!

Halloween Miracle - ハロウィーンの奇跡




この週末のニューヨークの町中はハロウィーンで大にぎわい。それと同時に、後1週間に迫ったニューヨークマラソンの準備も着々と進んでいる。


そんな中、土曜の朝、奇跡が起きた!

今からたった4日前、お友達のMASAKOさんから1通のメールが届いた。彼女はWAPというアートで幸せのうずまきを創ることを目的に、美術館や病院、学校や地域社会など大切なステージにアートの潤いと感動を届けているnon-profitの代表。MASAKO さんはアートを通して日本中にMake A Difference を実行している最高にステキな女性。

そのたくさんの活動の1つに、Happy Doll Project がある。これは、日本全国の子供病院や養護介護施設をMASAKOさん自ら出向きながら一緒にお人形を作り、出来上がった人形たちをその場で展示し、次の病院へバトンタッチしていくというステキなプロジェクト。

彼女と出会った時、いつかこの人形たちが世界に旅することができたらどんなに素晴らしいだろう、と想った私の気持ちとMASAKOさんの想いが一致して、今年中に一度ニューヨークでHappy Doll をやってみようと計画を練っていた結果、今年中は難しいけれど、来年の1月に1カ所で開催が決定!

ところが、彼女からのメールには、”今年中に自分たちの作った人形たちがニューヨークに旅することを心待ちにしている子どもたちがいる、そしてその子どもたちがもしかしたら、来年まで年を越せないかもしれない” という内容だった。そして、”なんとか来週中に、どんな小さい規模でもいいからHappy Doll Projectを実現できないだろうか”という相談だった。

そんな、、、、年を越せないなんて、、、、、。急に何かにとりつかれたかのように、不思議な力がわいてきた。早速ミステリオでおなじみの、YASUKO、NAO、そしてミステリオグッズやカードのデザインをしてくださっているRIEさんを巻き込み、Happy Doll New York チーム結成。それぞれが、この緊急な私達のお願いに協力してくれそうなところに一斉に連絡を入れたのだ。

そして、MASAKOメール到着の翌日水曜日、電話が鳴った。今度の土曜日、ある場所でやるハロウィーンイベントでHappy Doll をやってほしい、という内容だった。

思わず、みんなでヤッタ〜〜〜〜〜と歓声をあげる。東京のMASAKOさんにすぐ連絡をとり、今すぐ旅の準備を始めてほしいとお願いした。

そして、MASAKOチームは無事金曜の夕方にニューヨークに到着。その翌日土曜日の朝、日本からのHappy Doll チーム3名とニューヨークの緊急Happy Doll チーム6名合同でイベントに繰り出した。

このイベントを企画したのは、BARBARAさん。彼女は癌の子どもたちや、その家族の精神的や経済的なサポートだけでなく、子どもたちの夢をたくさん叶えてあげる支援しているnon-profitの団体CandlelightersNYCのExecutive Director。何回か交わす電話の向こう側に、とてつもない大きなエネルギーを彼女から感じた。”当日は紫のカツラをかぶる予定なの、すぐにわかると思うわ”と。

イベント会場は某有名なニューヨークのおもちゃ屋さん、そこを開店前に貸切にして、この団体からサポートを受けている癌におかされた子どもたちや、その家族たちを招待することが目的だ。

もちろん、ハロウィーンだからコスチュームを身にまとい、Happy doll チームは一足先にお店に入り準備の為に2階のパーテイールームに向かう。

そこで、子どもたちが作る世界に1つしかない人形作りのお手伝いを、私達チームがサポートした。真剣に楽しく取り組む子どもたち、その親や兄弟姉妹も、横においてあるたくさんのケーキやクッキーなどには目もふれず没頭する姿に、チーム全員、思わずホロリと涙した。

出来上がった人形に、それぞれがメッセージカードに名前を書き込むと、自分の名前や、早く元気になってね、を日本語でどう書くのか教えてほしいという子どもたちが大勢いたことには驚いた。

MASAKOさんから日本の病気の子どもたちが作った人形を、ニューヨークの子どもたちにプレゼント。それをうれしそうに受け取って手にとって見る子どもたち。日本はどこにあるの、いつか行ってみたいなあ、という言葉に、また涙した。

そんな感動的な土曜の午前中を終えたあと、午後に電話が鳴った。今度の火曜日に、是非来てほしいという子供病院からだった。

MASAKOさんのメールからわずか4日間で、2つのところからお誘いを受けることになったHappy Doll Project。

『奇跡はない、すべては必然だ』とよく言われるが、今回のこの出来事は、まさしくそうだと思う。ゼッタイにギブアップしなかったMASAKOさんの熱意と、日本の子どもたちの強い願いが、想いを同じくして協力したいというニューヨーカーたちに伝わった結果、実現できたのだつくづく思う。

火曜日には、また病棟にいる子どもたちと一緒にお人形を作りに行く。

MASAKOさんとお2人のスタッフ・YUIさん&NAOさんの手で、ニューヨークの子どもたちが作った人形たちを、日本の子どもたちに届けるその瞬間を想像するだけで、涙がとまらない。

HAPPY DOLL PROJECT こそ、すばらしいMake A Differece。

来年から、ここニューヨークを発祥地にスタートするHAPPY DOLL、人形たちが子どもたちの夢を託して世界を旅することができますように!!!

(写真のピンクのコスチュームがMASAKOさん)